アルコール体質をチェックしよう!

歓迎会やビアガーデン、忘新年会など大人になると仕事でもプライベートでも飲む機会が増える酒。ワイワイ飲むのは楽しい反面、急性アルコール中毒などで命を落とすことも。特にまだ酒に飲み慣れていない若い人ほどその傾向が強い。そうなる前に自分の体質を知り、危険から少しでも身を守ろう。

あなたは本当に酒に強い? 弱い?

酒を飲むと顔がすぐ赤くなる、気分が悪くなるなどの反応が出る人もいれば、どれだけ飲んでも素面っぽく、酔っていないかのような人もいる。その違いは体内でのアルコールとアセトアルデヒドの分解能力に関係がある。身体に入ったアルコールはアセトアルデヒドという成分に分解され、最終的に体の外へ排出される(図1)。

このアセトアルデヒドは人体にとって毒。発がん性も確認されていて、分解能力が低い人が深酒を続けるとがんなどの病気(図2)にかかりやすくなると言われている。
つまりアルコールの分解能力が低ければ酔いが醒めず、アセトアルデヒドの分解速度が遅い人ほど少量の酒でも顔がすぐ赤くなったり、具合が悪くなったりするわけ。

では、自分の体質を知るにはどうすれば良いのか! 現在、薬局などでは「アルコール体質チェック」が販売されており、この検査キットを使えばアルコールとアセトアルデヒドの分解能力を遺伝子レベルで検査でき、酒の強弱のタイプ(図3)が2~3週間ほどでわかる。

酵素活性に個人差があるため、同じタイプでも酔い方は変わる場合はあるが、自分の体質を知らずに酒を飲み過ぎ、急性アルコール中毒で命を失うなど取り返しのつかない事態になる前に検査を受けるのも悪くない。これから酒を飲む機会が増えてくる若い人は、生まれ持った遺伝子によって酒が弱いのであれば、しっかり説明して飲酒を断ることができ、飲酒量をセーブすることもできる。アルコールの体質は遺伝子により決まっているため基本的には一生変わることがない。「昔は弱かったけど練習して強くなった」という言葉を耳にするが、飲み慣れただけで決して強くなったわけではないということ。

揚げ物で胸焼けしたら酒に弱い!?

C・D・Eタイプ(図3)の人の中にはスーパーやコンビニで購入した揚げ物を再加熱して食べると気分が悪くなる、めまいがするといった症状が出る人がいる。実はアセトアルデヒドの仲間は酒を飲む以外に、油が酸化したときも発生する。もし過去にそうした経験がある場合、アセトアルデヒドの分解が遅い可能性がある。お酒の飲み方には注意し、そうした食品を購入しても再加熱せずに食べる、購入自体を避けるなどの選択をしよう。

自分の体質を知り楽しく酒を飲もう!
※asatanスタッフがアルコール検査キットを試してみました!
結果は…!? コチラ!

取材協力 道北調剤薬局

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