【ヴォレアス北海道】田城貴之選手の普段のお仕事に密着！

名前：田城 貴之
背番号：3
生年月日:1992年3月24日
出身地：北海道岩見沢市
ポジション：ミドルブロッカー
バレー歴：19年
経歴：とわの森三愛高校→筑波大学→パナソニックパンサーズ

株式会社VOREASは、ヴォレアス北海道の運営全般を行なう会社。営業の仕事は協賛の提案･チケット販売･イベント依頼の対応など様々。

株式会社VOREASには6人の選手が勤務しており、業務とトレーニングを両立できるよう、各自で時間管理をしている。

この日、田城選手は旭川市リアルター夢りんご体育館(旭川市総合体育館)へ直行し、午前中を自主トレに。「小さい娘もいるし、休日はなるべく家族と過ごしたいので、平日に空き時間を見つけてトレーニングしています」と家族思いの田城選手にほっこり。

2時間たっぷり身体を動かした後は着替えてからランチへ。

90年代のJ-popをノリノリで聴きながら向かった先は、イベントの後やお祝いの日によく訪れるという鷹栖町の『紀文寿司』。

注文したのは、大盛りの生ちらしにウニが乗った大将特製『ヴォレアス･スペシャル』だ。

ヴォレアスファンの大将に田城選手の印象を聞くと、「ん～… とにかくご飯をおいしそうに食べるよね」とひと言。確かに見ているとお腹が空いてくる…。

事務所に着き、ひと息つく間もなく会議室へ。この日は旭川中税務署の方が来社し、確定申告のPRイベントの打ち合わせ。

途中、先方から「試合中の真剣な表情は知っていますが、普段はこんなに素敵な笑顔をされるんですね」と言われ、可愛らしい照れ笑いを浮かべるシーンも。

打ち合わせで決まった内容をもとに資料作りを行なう。ちなみに職場は大きな1台のテーブルをスタッフ全員で共有するスタイルで、距離が近く意見を出しやすい。

ひと作業終えたところで自身の性格について尋ねると、「不器用だし、もっとスマートに生きられたらなぁって思います」と、控えめな返答が。

少しの沈黙の後に、周囲にいたスタッフから「まじめ」「ONとOFFがしっかりしてる」「優しい」「インプット能力がすごい」「見た目通り真面目で営業先から好評」「めったに怒らない」と田城選手のいいところが続々。

本人はまたも照れ笑い。

同じ姿勢でいると身体が固くなってしまうため、事務所内にはストレッチグッズが。特に使うのがこのバランスボールだそうで、思わずそのまま椅子代わりにして仕事をしてしまうことも。

「割とサクッと“無”になれる性格なので、これでも集中できるんです」とちょっと得意げ。

18時に仕事を終え、旧比布中学校体育館へ。日中とは打って変わって、鋭い目つきでボールを追う田城選手。

V2リーグでの次なる目標について「目指すのはもちろんV1昇格。そのためにはブロックの精度を上げることが必要不可欠ですから、これまで以上に練習に打ち込みます」と力強く答えてくれた。

「普段の仕事もヴォレアスのためになることなので、毎日がとにかく楽しいです」と言っていたのが印象的。

周りをパッと明るくする笑顔が素敵な田城選手は、誰からも愛される穏やかなキャラクターでした♪