第7回 U-16旭川 プログラミング コンテスト

11月5日(日)に旭川市科学館サイパルで開催された第7回U-16旭川プログラミングコンテスト。今年は旭川をはじめ、釧路や帯広など道内各地の子どもたち62名が参加し、会場は大いに盛り上がった。

 パソコンが好きな子どもたちの夢や目標となる場を作り、将来のITエンジニアや通信業界で活躍できる人材を育てることを目的としたUー16旭川プログラミングコンテスト。プログラミングとは、コンピュータにさせたい動作を専用の言語で文章のようにしたもので、この文章がプログラムと呼ばれている。時代の流れもあり、IT技術の発達で生活が便利になっている昨今。2020年には小学校の義務教育にもプログラミングが導入されるなど、その重要性は日々高まっている。

 この大会はCHaserという対戦ゲームが行なわれる競技部門と、自由に制作したデジタル作品が並ぶ作品部門に分かれているが、メインは毎年多くの学生が参加し自慢のプログラムを披露する競技部門。2次元の縦・横に広がるフィールドで、相手の上にブロックを置き移動を防ぐか、アイテムをより多く集めて勝敗を決めるゲームだ。予選で実行委員会が作成したキャラクターと対戦し、点数上位16名+地方大会上位者5名が本戦に進むことができる。キャラクターが上手く動くよう自信を持って本番を迎えても、なかにはバグでプログラムが落ちてしまったり、プログラミングの不備で起動がしないといったトラブルで不戦敗になってしまった子どもも。しかし会場は、予選から大いに盛り上がりを見せ、試合の度に歓声に包まれた。幾多の激戦を勝ち上がり決勝へと駒を進めたのは、昨年予選落ちだったためリベンジを果たしたいと話す中学3年生の成瀬有翔(なるせ・あると)くんと、初参加ながら帯広大会で準優勝した実力を持つ高校1年生の柳沢佳吾(やなぎさわ・けいご)くん。決勝戦前にはお互い「ここまで行けると思ってなかったので嬉しいです」と誇らしげな表情で話してくれた。試合は1秒も目が離せないほどの接戦。どちらのプログラムも完成度が高く、相手から上手く逃げ、障害物で道を塞ぐなど、まるで製作者の意思を理解しているかのような動きを見せた。ギリギリの戦いを制し、見事優勝に輝いたのは成瀬くん。勝利後のインタビューで3年間指導してくれた教師へ感謝の言葉を伝え、「勝てたのも正直運です」と謙虚な姿が印象的だった。来年のコンテストで彼がどのようなプログラムを用意してくるのか、今から楽しみだ。

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