求ム人! 特別編 Uターン就職のススメ

Uターン就職・転職を経験した人にその実情や思いをインタビュー!
就職活動の参考にぜひ

インタビュー協力

黒田 武生(くろだ・たけお)さん

年齢:34歳
出身:帯広市(小学校から高校まで旭川)
現在の職業:住宅営業(2017年5月から)

この先の10年は、旭川や北海道のために過ごしたい

 就職を機に上京してから丸10年が経ち、この春東京から地元の旭川へ戻った黒田さん。新しいスタートを切ったばかりの彼に、戻った理由やUターン就職の魅力を伺った。

 高校を卒業して札幌の大学に進んだときと、大学卒業を機に上京したときではまったく心境が異なったという黒田さん。北海道と東京では、交通手段や食べ物などの面でギャップがあり、「便利なはずのものも、自分にとっては複雑で不便に感じることもありました」という。学生時代に出版社でアルバイトの経験があったことから、彼が新卒で就職したのは都内にある輸入車雑誌の広告代理店。3年勤めたが、ガソリン価格急騰により業界の勢いが落ちたことで退職を決め、すぐに再就職。続いて選んだ通信関係の職場では約7年間を過ごした。

 そして2016年、東京生活が丸10年を迎えた頃、「前職もやり切ったような気持ちがあり、節目のような気がしたんです」という理由、そして何よりも離れて暮らす両親のそばに行きたいという思いから、旭川へ戻ることを決意。かつて広告代理店で経験した営業職というジャンルであることと、“会社の理念に共感できるか”という2つの観点から会社を探したという。そして転職活動をすることわずか3ヵ月、大手住宅メーカーへの入社が決まり、今では住宅営業スタッフとしてお客に家づくりの楽しさを伝えることに尽力している。

 黒田さんが話すUターン就職の良さは、両親や友人との距離が縮まり、周りの近況がよくわかること。しかし同時に、職業の選択肢が少ないなどのデメリットも感じたそう。「ですが、少ないなかでも軸を決めて慎重に探せば、自分に合う会社は必ずあるんだと… 今回で実感しました」。充実感溢れる表情で、噛みしめるようにそういった。
 進学も含めると14年ぶりに戻ってきた旭川。ほかの土地を経験したことで見えてくるこの街の良さを、「夏が暑く、冬が寒いという四季の変化をこんなにも感じられることってすごく恵まれていることなんだと気付きました」といい、また、「青年期を過ごした街なので、どこへ行くにも思い出が蘇って、懐かしくてやさしい気持ちになりますね」なんて感想も。

 今では両親と生活を共にしながら、休日には懐かしい友人に会い食事をしたり、ジムで身体を動かすことも増え、これまでよりもさらに健康的で満たされた生活ができているという黒田さん。最後には「自分が育ててもらった街なので、仕事を通じて街づくりに貢献するなど、少しずつでも恩返しをしていきたいですね」と笑顔で話してくれた。
 


 

ロケーション協力:餃子酒場やをら

住 旭川市春光3条9丁目3-15
☎ 0166-73-9011
営 17:30~24:00(23:30LO)
休 日曜日
P あり(店舗前/満車時はスタッフまで)

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