旭川で新米が収穫されるのは、9月下旬から10月上旬。水分量が多くみずみずしいとりたての新米を食べられるのは、まさに今ということ。今回はそんな『新米』をテーマに、生産側・研究側・販売側などあらゆる方面から北海道米を探った。旭川生まれの新米の魅力を知れば、知らない品種に興味が湧くのはもちろん、いつものご飯もおいしく感じるかも?
秋といったら新米だ米 目次
- 『新米』にまつわるアレコレ
- 旭川近郊で生産される北海道米
- 北海道米をおいしく変えた 品種改良の立役者
上川農業試験場 平山裕治さんにインタビュー - はじまりの味、まもり続けて 幻の米「あや」をつくる
夢民村代表・島秀久さんにインタビュー - 東旭川 岩崎農園の新米収穫に密着取材
新米のおいしさから、旭川近郊で生産される米の特徴、米農家の思いまでを知ったならもう、おいしい新米を食べに行くしかない。
このページでは『ななつぼし』『ほしまる』『あや』『ゆめぴりか』の4種類を細部までこだわった『おにぎり』で食べられる店をご紹介。
好みの品種で選ぶも良し、 贅沢に食べ比べをするも良し。
とっておきの味に出合えますように!
- 月に2つほど新商品が出る二條亭のおにぎりは全20種類! テイクアウト
二條亭
弁当や寿司に使う米は『ななつぼし』で、おにぎりにはほどよい粘りでやさしい口溶けの深川地方産『ほしまる』を使用。粒が大きく空気を含みやすいことから、ふわっふわの食感に仕上がるのが特徴だ。塩はサロマの釜揚げ自然塩で、のりは歯切れがいいよう小さな穴が無数に空いた宮城産。代表の安井さんは「何もかもこだわって …
- 目の前で出来たてを提供してくれる! テイクアウト
キッチン晴れ
注文が入った後で店主の大城さんが目の前で握ってくれるおにぎりは、出来たてとやさしい握り方が相まって、ふわふわのホカホカ。米は東旭川・谷口ファームの『ゆめぴりか』で、7年前の創業時に多くの北海道米を自ら食べ比べて決めたそう。「粘りがあってどんな具にも合います」と話すように、具材は筋子・鮭・梅など全7種 …
- 『株式会社もめんどき』が生んだおむすび専門店 テイクアウト
おむすび はっち
今年6月、8丁目にオープンした『はっち』は、市内で複数の居酒屋を営む『株式会社もめんどき』が生んだおむすび専門店。米は西神楽・夢民村の『あや』を使用しており、半もち米と呼ばれるモチモチ食感と強い粘りが特徴だ。全30種類にも及ぶメニューは、居酒屋×おむすびならではの斬新な具材が多く、特に『半熟玉子正油 …
- 旭川の旬の野菜を使った惣菜のような具材が入ったおにぎり!
アトリエharemi
東旭川に約12haの田んぼを持つ、高倉農場直営のおにぎり店。店主は栄養士の資格を持ち、料理教室の講師でもある高倉さん。自ら育てた『ななつぼし』を使うおにぎりは『小松菜とジャコ』『にら卵』など、旭川の旬の野菜を使った惣菜のような具材で、その味に遠くから訪れるファンも多数。というのも販売日は月に1度、第 …