青春 きろく帳 Vol.1 旭川西高等学校 書道部

記念すべき第1回を飾るのは、旭川西高・書道部。
2015年に国際高校生選抜書展で全国優勝を果たしてから丸2年。輝かしい功績を残した先輩たちのもとで育った今の部員に、書の楽しさ・部にかける思い・新たな目標などを伺った。

(左)卒業生の川田 咲さん作。2016年度国際高校生選抜書展にて大賞を受賞 (右)2年生の池田 七夕梨さん作、2017年度高文連の作品

 高文連を終えて新体制となった書道部の現在の部員数は、1年生20人に2年生15人で計35人。その全員が女子というから、まさに書道ガールズだ。普段は年に7回ほどあるコンクールに向けて、平日は16時から19時まで、休日は8時から17時までの間で平均5時間程度の自主練習を行なっている。決まった休みはないが、かといって土日の活動時間を定めているわけではない。そんな状況だからこそ「もっとうまくなりたい」という意識がそれぞれに芽生え、全員が自主的に練習に励むそう。実は西高・書道部の1番の強みはこの『自主性』。顧問の宮岡 蝶渓教諭が「自主性があれば上級生が下級生に指導するようになるので、顧問は雑談しに行くだけ。これは私の究極の部活動像なんです」と話すように、もちろん指導は入るが、顧問が不在であっても自分たちで批評をし合いながら学んでいくというスタイルがすでに確立されているのだ。

 このように過去の功績や長い練習時間、部員の意識の高さを聞くと、まるで運動部のような厳しい雰囲気を思い浮かべるが、現場にそのようなムードは一切ない。ある時は集中して書き、またある時はお菓子をつまみながら談笑。その和やかでのびのびとした空気が、枠にとらわれない自由な作風を生んできたのである。

アットホームな書道室から生まれる力強い作品たち
西高・書道部の次なる目標は…


ジャージ姿で黙々と練習に励む部員たち。書くスピードが速く迷いがない。完成した作品を部員同士で見合いながら、意見をいい合って学んでいく


集中タイムが終われば一転、お菓子を食べながら談笑。この切り替えが集中力を高める秘訣だ。先輩後輩の垣根がなくじゃれあうこともしばしば

書道部で聞きました


部長
小西 華代さん
(2年生)
Q 書道部に入ったきっかけは?

幼い頃から書道をやっていましたが、自分が中学3年生の時に西高が全国優勝したことを知って「西高の書道部に入りたい!」と思ったからです。

Q 書道に教わったことは?

部の雰囲気が和やかで、集中する時はする、しない時はおしゃべりしたり…。なのでそれは勉強する時にもいきていて、「よし集中するぞ」という時に切り替えができるんです。それは書道に教わったものだと思います。


1年生代表
堺 七穂さん
(1年生)
Q 書道部に入ったきっかけは?

小学生の頃に書道を始めたんですが、中学生になってやめてしまいました。西高の書道部がすごく強いことも知っていたので、入学後にもう1度チャレンジしてみようと思ったんです。

Q 3年生になった時どんな部活にしていた

明るい雰囲気がすごく好きなので、これをちゃんと受け継いでいたいです。あまり自分から話すタイプではないですが、後輩ができたらちゃんと話しかけられるようになりたいですね。


顧問
宮岡 蝶渓教諭
Q 2009年の赴任後、書道部を強くするためにしたことは?

運動部のような内容の濃い部活にするために、部活動の時間を増やし、書く枚数もかなり増やしました。なかにはキツくて来なくなった子もいましたが、付いてきてくれた子がいたので今があります。

Q 部員には書道部での2年半をどう過ごしてほしい?

作品を書いてうまくなってほしい、という気持ちはもちろんありますが、それ以上にここで一生の友だちを作って、そのなかで気遣いや思いやりを学び、人に愛される人間になってほしいと思います。

取材メモ
過去の偉大な成績によるプレッシャーもあるはずですが、のびのびと練習する姿にさすがだなと感じました…! 墨汁の付いた手でお菓子を食べつつ爆笑する姿はまるで青春映画のようで、こっちまで笑っちゃいました! 西高・書道部、青春いただきました〜!

今回の取材先

旭川西高等学校

旭川市川端町5条9丁目1-8

1907年設立(1950年より現校名)
校訓は「研学・高邁・溌剌」
日本最北のスーパーサイエンスハイスクール
近年では卒業生の華やかな活躍も目立つ


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