青春 きろく帳 Vol.6 旭川大学 東日本大震災ボランティアサークル 円陣〜EnginE〜

東日本大震災発生のわずか2日後に創設されたこのサークル。7年が経過した今でも、年に2回は必ず現地を訪れている。現メンバーに詳しい話を伺った。

人を想う活動を通して、自分たちも成長したい

 2011年3月13日。宮城県大崎市出身の初代代表が、「大変な状況にある東北地方のために何かできることはないか」といち早く動き、今ではまるで応援団長のようだという顧問の齋藤先生に相談。そして同じ気持ちを持った仲間が集い結成されたのが『円陣』だ。文字通りの意味に加え、車の『エンジン』も表しており、メンバーは人との繋がりを活力(エンジン)にして、走り続けている。

 結成から7年が経過した今でもメインとなる活動は、年に2回岩手県宮古市の仮設住宅・災害公営住宅で行なう傾聴活動・食事会などのサロン活動。メンバーは「4泊5日ですが、フェリーで行くので実質2泊、船酔いがキツイです(笑)」と笑うが、そこにかかる活動費は申請して得られる助成金・大学からの援助以外、すべて自己負担だという。それでも活動を続ける理由は、ボランティアを単なる人助けではなく、むしろ自分たちが教えてもらう活動だと捉えているからだ。「住民の方々の笑顔が見られたときが嬉しい」「息子同然と言われていた先輩のように私たちもなりたい」「自分たちが帰ったあとにも、現地の人同士が支え合えるような関係を作りたい」。彼らから湧き出る言葉のひとつひとつに、被災者に対する真っ直ぐな思いが滲んでいた。

実行委員長にインタビュー!

入部のきっかけ

ある本に「ボランティアとは“困っている人を助ける”活動ではなく、“私たちより強い人から教えてもらう”活動だ」と書かれていて、衝撃を受けたんです。それまでも興味はありましたが、より一層ボランティア活動をしたいという気持ちが強くなり、入部しました。

自分自身成長したこと

高齢の方々とお話をして、相手の伝えたいことに耳を傾けることで、人として、また目指している看護師として必要なコミュニケーション能力を養うことができていると思います。

やりがいを感じるとき

住民の方々の笑顔が見られたときです。自分たちが企画したお食事会などで「ありがとう、楽しかったよ」「また来てね」といった言葉を頂けたときには本当に嬉しいです。

今後やりたい活動

現地の方々のニーズに応えられるサロン活動はもちろん、集まってくださる方々が私たちが帰ったあとにも日々の生活のなかで支え合える関係になってもらえるよう、現地の方々同士の繋がりも大切にしたいです。また現段階では企画中ですが、岩手県宮古市と旭川の高校生を繋げて、高校生に防災意識を高めてもらおうという話も出ています。

取材メモ
先生や先輩からの誘い、誰かのために何かをしたい、など入部の理由は様々ですが、今全員に共通しているのは「人のためと思い始めたが、結局は自分が教わった」ということ。短い取材のなかで、私も彼らから大切なことを教わった気がします。
(取材担当:編集長S)


 

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