2019年10月26日
最近では、インスタ映えなどの流行もあって、洋菓子の方が人気かもしれませんね…。 でも簡単に片手で食べられて、コンビニでも購入することもできる『どら焼き』って魅力的です。 コンビニでも買って食べられる『どら焼き』。 でも、コンビニだと普通の【あずき】ですよね… 食べるならおいしい『どら焼き』の方が良いですよね? 今回は、”ちょっと変わった”『どら焼き』シリーズの第3弾をお送りします。
ロータリーを旭町方面に降りていくと、すぐ左手に【菓子処まるきた】はあります。
創業明治36年という長い歴史を持ち、旭川のなかでは、かなりの老舗です。
店内に入ると、ケーキから和菓子まで、さまざまなお菓子たちが、ところ狭しと並べられています。
そのなかでも、和菓子に力を入れているなぁ… と感じることができるお店です。
【菓子処まるきた】のお菓子に使用されているパッケージは、かわいい絵と心温まる言葉が書かれているものも多く、見ているだけで心が”ほっ”と温かくなります。
例えば『最中たると』のパッケージには【あなたが笑顔でいられますように 幸せいっぱい降りますように】とか、『ちーずぱうんど』には【大切なのは あなたが笑ってくれること そのために頑張ってます】など。
おいしいお菓子に、心温まるメッセージが書かれているパッケージだと、お土産などにもオススメできますね。
今回は、老舗【菓子処まるきた】から、変わった『どら焼き』を3種類ご紹介します。
見た目は、普通の”小豆”の『どら焼き』ですが、こちらは旭川高砂酒造の『旭神威』という酒粕を使用した『酒粕餡どら焼き』です。
明治32年に創業した高砂酒造の酒粕『旭神威』を使用した”餡”。
老舗同士の融合と聞いただけで、なんとなく高貴な味を想像してしまいます。
私、お酒がいっさい飲めないんですが、『甘酒』が好きなんです。
ふつうは、甘酒では酔わないでしょ… と言われますが、甘酒でも酔っぱらうことができます。
酒粕の風味がある『酒粕餡どら焼き』では、酔うことがなかったので、子どもでも安心して食べられるのでは。
甘さのなかに、”ふわっ”と香る酒粕の風味があって、少し大人の味を感じることができます。
甘いものが苦手な方でも酒粕の風味を楽しみながら、たまには”ちょっと甘め”の『どら焼き』を食べてみては。
ちょっと”おとなの味”を感じる酒粕餡
出典:はるすけ
菓子処まるきた『お福分け』 160円
出典:はるすけ
『お福わけ』商品名もかわいいですが、”いつもそばにいるよ ずっとずっと味方だよ”と書かれたパッケージ。
なかの『どら焼き』を目当てに購入する方が多いでしょうが、パッケージに惹かれて購入してしまう人もいるのでは…。
えんどう豆を使用したお菓子と言えば”ずんだ餅”など、餅に使用したものが多いですよね。
でも”えんどう餡”を、生地に包んで『どら焼き』にしてしまうと、生地の甘みと相まって絶品です。
”粒”が残った”えんどう餡”は素材の甘さを、そのまま活かしていて生地との相性もバッチリ!
パッケージに書かれている言葉に、心がほっこり温かくなって、『どら焼き』を食べると【心】も、【おなか】も満たされて一石二鳥で、得した気分になれる『お福わけ」です。
”粒”が残った、えんどう餡が絶品
出典:はるすけ
菓子処まるきた『黒豆どら』 160円
出典:はるすけ
こちらは、北海道産黒豆を使用した『黒豆どら』です。
北海道産黒豆を、ちょっと硬めに煮ていているのか、ゴロゴロとした豆の食感も楽しめます。
”小豆”の『どら焼き』と違って、黒豆を使用していると素材自体の良さもしっかりと味わうことができます。
ちょっと”小ぶり”に感じますが、”黒豆”を使用しているせいか、食べてみると満足感はあります。
”生地の甘さ”と”黒豆の甘さ”が絶妙に仕上げてあり、余すことなくパクパクと完食しちゃいました。
ゴロゴロとした黒豆の食感が、たまらない!
出典:はるすけ
『どら焼き』以外にも、職人さんの”技”を感じることができる『上生菓子』の種類も豊富です。
デコレーションされたケーキじゃなくでも、職人さんが技を磨き、作り上げた上生菓子は、芸術作品とも言えるのではないでしょうか?
ちょっとワンランク上の、品のあるお土産に…
ちょっと贅沢なお茶のお供に…
『どら焼き』はもちろん、それ以外にも数多くの和菓子が揃っている旭川の老舗【菓子処まるきた】。ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。
この記事のキュレーター
菓子処まるきた『甘辛両党』 160円
出典:はるすけ