2020年07月02日

日帰り弾丸うに丼ツアー、早朝出れば夜には帰旭!情熱と欲望の250km!(上級向け)

日帰り・うに食べドライブの上級編です。北海道の中央部にある旭川からなら、日帰りで海沿い各地のうにを求めてドライブできますね。早朝からランチ目がけて出発、高速道路も利用しおよそ4時間、距離にして片道250km程度の上級者向けロングドライブとなりますが、なぁに、美味しいうにのためならどこまでも!くれぐれも無理せず安全ドライブを!!※季節などにより金額の変動が多いため、価格は記載しません。


積丹の幸 みさき(積丹町/約230km)

積丹町 積丹の幸 みさき

積丹の海!

 
まるで北海道、いや日本じゃないようなこの積丹ビュー!
キレイですねー。観光客もひっきりなしに訪れています。

店舗

 
積丹といえばうに、うにといえば積丹!
数ある生うにのお店から向かったのは積丹の幸「みさき」。
朝8時くらいから(季節・日により変動)オープンなので、旭川を出る時はまだ薄暗いです。
ただ、行程の7割くらいは高速道路が使えるので、意外とスイスイ向かえます。 人気のお店なので早めに行こうと思い、朝7時30分ころには着いたのですが、
この時はすでに車が7台!
みんないったい何考えてんだ!!(←オマエもなww)

赤ばふん生うに丼

 
早起きした甲斐もあり、
幸いにも先頭から10人目くらいのところに並べたので無事に目的のものをゲット!
1日限定20食の「赤ばふん生うに丼」です!
その名の通りかなり赤っぽい、鮮やかな赤ばふんうに。

赤ばふん生うに丼

 
もうとろっとろ! 口の中でとろけるとろけるとろける…
雑味、臭味ゼロ。本当に新鮮なうにの味だけ!
リアルうにの「純」な美味しさを堪能できました。
旭川からはるばる食べに向かう価値のある珠玉の逸品でした! 店名:積丹の幸 みさき
住所:積丹郡積丹町大字日司町236
電話:0135-45-6547
営業期間:例年4月下旬~10月31日迄
営業時間:9時~15時30分(漁の状況で開店が早まる場合あり)
定休日:毎月第2・第4水曜日の他、不定休もあり
駐車場:あり
みさきのウェブサイトはこちら

積丹・積丹の幸みさき、今回最大の目的「赤ばふん生うに丼」! : ミーハーのこだわり

http://blog.livedoor.jp/dc2raka/archives/55777669.html

8/15に積丹野塚野営場に着いて、テント設営後に積丹岬観光、夕方には岬の湯しゃこたんで露天風呂堪能。そして翌日8/16、いよいよ今回積丹にキャンプした一番の目的に向かいます。そーです、うに!!うにうにうに〜〜!!!食べに向かったのは、数ある生うにのお店から

樺太食堂(稚内市/約240km)

稚内市 樺太食堂

稚内の港

 
稚内市、実は美味しいケーキ屋さんや居酒屋、
個性派のラーメン店やロシア料理店など、
紹介したいお店がけっこうあるので、機会があれば書きますね!

店舗

 
さてこちら、「樺太食堂」。
稚内市の先っぽ、北のはてノシャップ岬のすぐそばにあります。
稚内水族館の並びです。
旭川から士別、名寄から美深、幌延から稚内と、飛び飛びですが
高速道路や無料の自動車専用道路が開通しているし、
一般道も信号が少ないので快適に向かえます。
ただし!鹿に注意です!!
旭川を朝7時〜8時に出れば、ランチがここでいただけますね。

生うに三色丼(うに、かに、ほたて、いくら)

 
樺太食堂は、営業期間にはTwitterでまめにうにの漁の状況や開店時間などを
ツイートしてくれているので、フォローしていれば事前に情報が得やすいですよ。 で、私が向かったこの日、
実はここ数日、海が時化でうにが不漁だというのをこちらのツイートで知ってしまいました。
いざ来店してみるとやはり
名物の「うにだけうに丼」や「二段式うに丼」は「今日はちょっとかんべんしてね…」とのこと。
いやいや、旬を味わうってのはこういうことも込みです! 
で、いただいたのが「生うに三色丼(うに、かに、ほたて、いくら)」
うひゃっ!これもぜんぜん美味そうでしょ!

生うに三色丼(うに、かに、ほたて、いくら)

 
んまいっっっっっ!!!
とろっとウニ、あまぁーーい!!
うにのあの特徴的な風味に、甘みが織り混ざってお口の中に広がってゆきます。
それが、食べれば食べるほど「加」ではなく「乗」で旨味を感じるものだから、
食べ進むにつれもっともっと、どんどん美味しくなってゆく気がするのです! ホタテもぷりぷり、とろけるような食感!!
かにも好物のたらば!!
イクラは弾力もありプチプチたまらん!!
 いやぁいいねぇ〜私はこの瞬間のために生きているんだな。 店名:樺太食堂
住所:稚内市ノシャップ2-2-6
電話:0162-24-3451
営業時間:8時~(日の出の時刻で変わる場合あり)
定休日:不定休・冬季休業あり
駐車場:あり
樺太食堂のTwitterはこちら

稚内・樺太食堂、ぷりっっっぷりの、うに!かに!ほたて!いくら!で、朝からドンと丼!! : ミーハーのこだわり

http://blog.livedoor.jp/dc2raka/archives/55778234.html

夏ですね〜。夏と言えば・・メロン?ビール?いやいや、ウニでしょ(^。^)てなことで最北の地に。一昨年の夏は積丹「みさき」でキャンプ&うに、去年は稚内「漁師の店」でコテージ&うに、今年は、去年ウニ食べるときのお店選びで迷ってたもう一方のお店、稚内「樺太食

漁師の店(稚内市/約240km)

稚内市 漁師の店

公園に、鹿!

 
こちらのお店も稚内市。
鹿がのどかに若芽をついばんでいます
…っていやいや、ここ公園ですよ!すぐ横で子ども達が普通に遊んでいますよ!!
住宅街の公園に、当たり前のように姿を現すんですね。
こりゃホントに走行中も気をつけなきゃです。

店舗

 
漁師をやってるオーナーが運営していて、
建物の2階がライダーズハウス、そして1階が食堂の「漁師の店」。 大きな通りから入っていきます。まわりは住宅。
ちょっと分かりづらいかもしれませんが、
クンクン鼻を効かせて、うにの香りで見つけてください!(笑)

ウニ・いくら丼

 
建物の中央には獲れたての魚などを販売してるストア部分があり、
食堂のメニューもそちらに置いてあります。
そこでオーダーをしてから、建物右の食堂で待ちます。
販売してる魚介類も、食堂のメニューも、とにかく安い印象がありますね。 食堂の卓上にはガスコンロが備えられていて、
隣のストアで魚買って、すぐにここで自分で焼いて食べる
なんてことができるそうですよ。 そんな魅力にも若干後ろ髪引かれながら初志貫徹、 ウニ・いくら丼!

ウニ・いくら丼

 
イクラは小粒。プチプチ軽快にさっぱりとしたお味を楽しみます。 ウニはムラサキウニ。
一般的にはバフンウニの方が人気ありますが、ここのムラサキウニ、
負けずに美味いわ~!
私の食べたことがあるムラサキウニの中でもトップクラスだなぁ。
食感、味わい、磯の香り…すべてが素敵! ちなみに「ウニだけ大盛り」てのもできるようです。
ここ、そもそもがお安いので、そんなことにもへっちゃらでチャレンジできそう。 あと、一緒に出されたもずくの味噌汁が、これまた美味い!
ちょうどいい塩加減、もずくの口当たりと風味が また食欲をかき立てるんですよー。 店名:漁師の店
住所:稚内市ノシャップ2-3-8
電話:0162-22-0303
営業期間:4月下旬~12月
営業時間:8時~17時
定休日:不定休
駐車場:あり

稚内・漁師の店、ムラサキウニでも美味い!そしてコスパ最高! : ミーハーのこだわり

http://blog.livedoor.jp/dc2raka/archives/55778005.html

宗谷キャンプも折り返し。2日目の朝です。朝ご飯食べるために、トッキュウジャー&仮面ライダー鎧武(最終回)みながらせっせと撤収。朝9時過ぎ、着いたのは「漁師の店」です。稚内市ノシャップ2-3-8、ノシャップ岬のそばにあります。営業9時〜19時、不定休。Pあり。

和商市場(釧路/約260km)

釧路市 和商市場

和商市場

 
最近はだいぶ認知されてきましたね、道東のうに。
 今回の「釧路和商市場」は、その名の通り個店ではなく、
釧路の様々な海産物を販売してるお店が集まった市場です。
でっかい施設の中にありました。 旭川から釧路へ向かうルートもいくつか考えられますが、
私は三国峠経由が走りやすくて好きだなー。
朝8時に旭川を出れば、ランチでいただけますが、
私は朝ごはんでいただきたく、朝4時に出発!無事に開店時間の8時ジャストに着きましたよ! 車は、この建物の地下駐車場に停めました。 ちなみに、行った日は日曜日でした。
日曜日は通常定休日なのですが、この日は連休の中日が日曜日で、
そういう場合は営業しているそうです。
私は前日に電話して確認してから向かいました。

まず「ご飯」を選びます。

 
で、この市場でやっているのが、名物「勝手丼」!
そうです、好きなネタを好きな店からチョイスして買い、自分で乗せ、
オリジナルな海鮮丼を作るのです! それにはまず、このお店群の一番奥、そこでご飯を購入。
ご飯のボリュームもいろいろあるので、自分に合わせたものを選べます。

勝手丼のネタ

 
そしてネタ。
何店も並んでいる魚屋さんの中で、
「勝手丼」の看板が上がっているところが勝手丼のネタを用意しているお店です。
1軒でまかなってもいいけど、あちこち回ると、
同じ価格でもけっこうサイズや鮮度違ったり、そこにしかないネタあったりします。  「はいここに、ご飯のどんぶり乗せて」とお盆を差し出してくるお店とかもあり、
気づくとけっこうしたたかに誘導され、結局そのお店だけで一杯になっちゃった…
なんて商売上手なお店もあるようなので、
「負けないココロ」を持って挑みましょう(笑)

あかの「勝手丼」

 
じゃじゃーん!あかの「勝手丼」完成。 この市場の中央あたりに、大きなイートインコーナーが、
またすみっこにも小さなコーナーが何カ所かありました。 その一角を陣取り、
では、朝ごはんいただきまーす!

うにだけなぜか大盛り!そのヒミツは…

 
さて、ご覧の通り、
私の勝手丼はうにのボリュームだけ飛び出てます(笑)
実はコレ、勝手丼の看板が上がっていないお店から買ったもの。
どんぶり片手にぶらぶら歩いてたら、安くてたっぷりの美味しそうなうに発見。
眺めているとそこのお兄さんが 「いいよ!丼に乗せてあげるよ!!」と言ってくれたのでした。
勝手丼以外のお店でも、食べたいものがあれば ダメモトで交渉してみるのもアリかも。 そして、このうにがまた美味い!!
舌の上で「てろりんっ」となめらか。とてもあまーくて期待以上!
初めて食べた道東のムラサキウニ、こんなに美味しいんだー。
他には、イクラとえびが特に美味かったですねー。 自分だけの、自分が満足できるうに丼・海鮮丼、作りに行ってみませんか! 店名:釧路和商市場
住所:釧路市黒金町13-25
電話:0154-22-3226
営業期間:4月下旬~12月
営業時間:8時~18時 (1月~3月 8時~17時)
定休日:日曜日(営業の時もあり)
駐車場:あり

釧路・和商市場の勝手丼、ウラ技でうに大盛り!他いくら、かに、えび、明太子、帆立などでうまうまオレ大好物海鮮丼!! : ミーハーのこだわり

http://blog.livedoor.jp/dc2raka/archives/55778303.html

ぼんやり考えていました。うにいろいろ食べたけど道東行って食べたことないなぁ・・道東産のうには秋が旬らしい・・釧路には勝手丼のお店があるみたい・・函館で朝から海鮮丼ってサイコーだったな・・ふと上のすべてがつながりました。よし!明日の朝ご飯は、釧路

いさみ寿し(えりも町/約290km)

えりも町 いさみ寿し

えりも岬

 

えりも岬の売店

 
「♪襟裳の春は〜何もない春です〜」ありましたねそんな歌。
いやいや、ありますよ、えりも産のうに!! えりも町は、
旭川からだと約290km、 高速道路・自動車専用道路は全行程の1/4程度なので、
日帰りもなかなか大変ではありますね。
今回のまとめは「上級編」としていますが、 ここの日帰りだとさらに、
上級編のスキル+途方もないうに欲+若干の変態性が必要なのかもしれません(笑)

店舗

 
今回向かう「いさみ寿し」の店主がFacebookをまめに更新されているので、
事前にチェック。
すると、通常11時30分開店のところ、
私が向かったGW中は11時開店というのがわかりました。
朝6時ちょっと前に旭川を出発、開店10分前に着きました。
やっぱり大体5時間くらいはかかるなぁ。

うに丼

 
朝イチでお客さんがダダダッとなだれ込んだので、
オーダー後少し待ちましたが、ついにやってきた!
5時間の運転集中で疲労困憊の私の肉体とメンタルをまたたく間に回復させる 「うに丼」登場!!
てか登場した丼、見ただけで元気になっちゃった!(←ちょろい)
こちらのうに丼は酢飯+海苔乗せでした。
メニューには他にも「うに増量」なんてのもありましたよ。

うに丼

 
ん!甘い!!美味しいですねー。
割りとあっさりめの風味です。軽く塩水でさらされているのかな。
海苔の風味もささやかで、うにの引き立て役です。
ここの酢飯は、酢が軽い味わいなので、クセの強いうに丼にはよく合いますね。
全体的にさっぱり出来ていて、
えりもの春うにの甘さを上手に際立たせている印象です。 接客も良く、いい店でしたよ!5時間かけて来た甲斐があったー♪ 店名:いさみ寿し
住所:幌泉郡えりも町字本町86-3
電話:01466-2-3141
営業時間:11時30分~13時30分・16時30分~23時
定休日:不定休
駐車場:あり
いさみ寿しウェブサイトはこちら

えりも・いさみ寿し、甘ぁーい春うに!さっぱり口当たりでうにのうま味を堪能!! : ミーハーのこだわり

http://blog.livedoor.jp/dc2raka/archives/55779302.html

とあるおっかないおばちゃんがなにやら美味そうなもん食ってて、https://blogs.yahoo.co.jp/mikakogaku/38069744.htmlそれをリアルタイムでSNSにアップしてて、見てたらもう居ても立ってもいられなくなり数日後にはそのお店に向かいました。「いさみ寿し」です。幌


この記事のキュレーター

柑子=「こうじ」と読みます。
仕事と趣味と育児で24時間じゃ足りない日常。