2020年07月26日

旭川の地域ねこと触れ合ってみて。

みなさん地域ねこってご存知ですか??特定の飼い主がいないけど、地域住民の合意のもとで共同で飼っているネコのことを地域ネコって言います。 旭川では野良猫を見る機会が減るなか、我が家に一匹のネコが来たときのお話です。


ちょうど1年前です。
外でカラスがカーカーとうるさいので外を見てみました。
・・・ねこがいる

子供にも「ねこがいるよ!」と言うと「わ!本当だ!」
と、さっそく外に見に行きました。

出典:たてっちょ

 

近づくと「ニャー」と鳴くけど逃げない。

出典:たてっちょ

 

少しずつ懐くねこ

その次の日

外を見ると・・・またいる!

出典:たてっちょ

 

その日から、子供はねこに名前をつけて懐けはじめました。

夏休みだったこともあり、家にいる時はねこの近くで過ごすことも多くなって、すぐに懐いてくれました!

出典:たてっちょ

 

毎日ねこに会いに行き、エサと水をあげる子ども達。

実は、ねこをかわいがっているのは私達親子だけではないんです。

近所のおばさんやおじさんもエサをあげてかわいがっていたみたい!

ケガをしたねこ

出典:たてっちょ

 

そんなある日、いつものようにねこに会いに行くとニャーと近寄ってきますが歩き方が変。

よく観察すると・・・!肉球から血が!

出典:たてっちょ

 

このままにしておいて、ばい菌で悪化してもかわいそうなので、いったん我が家で保護。

すると1週間位で傷も治り、出たいと鳴くので外に放すことに。

それから数日後、また歩き方が変になっていました。

観察すると・・・!また肉球から血が…。

出典:たてっちょ

 

再び、我が家で保護しました。

怪我は前回より酷い状態…。

出典:たてっちょ

 

ずっと舐めているので治りが遅くなると思い、手を舐めないようにエリザベスを作り装着させてみました。

出典:たてっちょ

 

おかげで傷も思ったより早く治り、元気になるとまた外へ出たいと「ニャーニャー」鳴くように♪

そのため、また外へ放してあげると、今まで通り色々なところで、色々な人にかわいがられていました。

出典:たてっちょ

 

ネコは、みんなに愛されて地域ねこに…

飼ってあげたいけど、ウチは飼えないし、でも保健所に連れて行かれたら・・・

それに、かわいがっている人もたくさんいます。
なかには、このねこに会うのを楽しみにしているお年寄りの方もいるんです。

出典:たてっちょ

 

どうしたものか?

色々調べると旭川には野良猫を増やさない為に「地域ねこ」という制度?があり、
去勢手術をおこない、再び元にいた場所に返すということをやっていたのです。

これ以上かわいそうなねこを増やしちゃいけないと思い、自治会長さんに相談。

もちろん、断られました。

しかし、自治会長さんは気にかけてくれて、あにまあるに問合わせて地域ねこについて聞いてくれたのです!

そして、地域ねことして認められ、無事に去勢手術をしてもらうことができました!
その証として耳がカットされているのが特徴です。

自治会長さんは「これからもみんなでかわいがってあげようね」と力をかしてくれました。
本当に優しい自治会長さん(*´Д`)

出典:たてっちょ

 

そのねこは、旭川の厳しい冬も上手く乗り越え、今もみんなにかわいがられています。

かわいがられ過ぎて太ってますけど(笑)


この記事のキュレーター

猫が大好きで、見ているだけで癒されています。世の中から悲しい思いをしている動物たちが少しでも、いなくなりますように。