【Zoomでインタビューしてみた】って??
旭川、および周辺エリアに特化したウェブメディアとして、昨年11月にリスタートした「asatan」。
そんなasatanでは、昨今の新型コロナウィルスによる自粛ムードが漂う中、それでも事業を継続していかなければならない経営者の方々は、あらゆる局面で「ジャッジ」をしているのではないか?と思い、そのお話を聞いてみたい!と、インタビューをお願いしました!
まさに現在進行形のお話を、ウェブメディアのスピード感でお伝えすべく、進行にasatanプロデューサーの加藤氏を迎え、asatanの新人記者 佐伯の若い視点で取材した新しい特集です!
目標100人取材を目指し、どんどん取材していく予定なのでご期待ください♪
旭川市旭山動物園 園長 坂東元さんにインタビュー!
改めて旭山動物園の特徴を教えてください!
旭山にしかいない珍しい動物がいないという部分が特徴だと思いますね。
動物が本来持っている感性・感覚・感情・能力などを発揮できる空間づくりを意識しています。
それぞれの動物の担当者が、その動物を一番に考えていて、展示している動物たちみんなが主役なんです。
30年ほど前、私が獣医として勤務し始めた頃の動物園は決して良い環境ではありませんでした。
1万円の修繕費や餌代がないほどで存続の危機だったのですが、そこで動物のすばらしさを伝えるために、しゃべるぐらいならできるだろうと飼育員による解説を始めたのが始まりです。
今でも命に対する責任は常に考えていますね。
新型コロナウイルスの影響は?
コロナが流行しだした冬、インフラが整った郊外にある屋外施設は確保しなきゃいけないと思い開園を続けました。
4月の3週間は毎年休園期間があり、その後は5月いっぱい休園をしましたね。
やっぱり見てもらって初めて動物園なので焦りはありました。
そんな中で、インスタライブを使ったりして動物の様子を配信したのですが、本当に多くの方に見て頂けたんです。
繋ぐツールとして、来園できない方達へ向けたいい方法だったんじゃないかと思います。
5月は本当に大変でしたが、何事もまず始めて改善していくことが大事ですね。
今後の展望
今回の新型コロナウイルスは、今までずっと問題になっていた環境問題と同義な気がするんです。
本来であれば接点がなかったものを、人間が関わったために影響がでてしまう。
そのしわ寄せは選択権のない子ども達にいくんです。
子ども達には今しかないので「来年でいいや」が通用しないんですよね。
そろそろ大人も本気で考えないといけないと思うんです。
そんななか、私たちにできることは、動物たちの命を繋いでいくことだと考えています。
常に未来に目を向け行動することを考えていますね。
あなたにとって旭川とはどんな街ですか?
川と山があって自然環境が素晴らしい場所だと思いますね。
もっと素晴らしさを発信していける、潜在的な力がすごくある町ですね。
YouTubeでインタビュー動画全編公開中!!