「旭川の観光スポットと言えば?」と聞かれると、真っ先に思い浮かぶのは 「やっぱり動物園!」という方は多いのではないでしょうか。
開園50周年を迎え、今なおさらなる進化をし続けている旭山動物園は、地元民でも何度も足を運びたくなる場所です。そんな旭山動物園の魅力を、たっぷりご紹介していきたいと思います!
これを読めば、きっとすぐにでも旭山動物園に行きたくなる!はず(笑)
2019年10月26日
今や全国区で人気の旭山動物園。行ってみると人気の秘密がよくわかります。日が沈んでからの園内もまた魅力的ですよ。
「旭川の観光スポットと言えば?」と聞かれると、真っ先に思い浮かぶのは 「やっぱり動物園!」という方は多いのではないでしょうか。
開園50周年を迎え、今なおさらなる進化をし続けている旭山動物園は、地元民でも何度も足を運びたくなる場所です。そんな旭山動物園の魅力を、たっぷりご紹介していきたいと思います!
これを読めば、きっとすぐにでも旭山動物園に行きたくなる!はず(笑)
旭川市東旭川倉沼 にて昭和42年7月1日、旭川市初の動物園として開園。
当時は遊園地やスキー場も併設されており、地元民はもちろん市外からの観光客で賑わっていました。 しかし来園者の減少から、一時は閉園の噂も出るほど。 そんな苦しい状況から、現在日本でも指折りの人気動物園に進化していった理由は、飼育員の方々の努力のほかにないでしょう。
旭山動物園が有名になったきっかけの一つは、メディアに取り上げられたこと。動物園と言えば、〝檻の中の動物を外から覗く″というのが一般的なスタイルでしょう。
しかしそれを根底からくつがえし、季節によって、時間によって、いろいろな動物たちの自然な表情をうかがうことができるよう、創意工夫されて展開されたのがこの「行動展示」です。
旭山動物園に入園するとすぐ、「もぐもぐタイム」のスケジュールが書いた看板を見つけることができます。ペンギン、ホッキョクグマ、アザラシ、オランウータン、他にもエゾシカ、シロテテナガザル、フラミンゴなど、本当にさまざまな動物たちの食事風景を見ることができます。動物たちのもぐもぐタイムを見るべく、その時間にはたくさんの人たちが集まるので、お目当ての動物がいるなら少し時間に余裕を持って行くことをオススメします。
そして、もぐもぐタイムとは、ただ飼育員さんがエサをあげているところを見るだけではありません。エサの種類、一度に食べる量、どんなふうに口に含むのかなど、普段なかなか知ることのできない【それぞれの動物の特徴】を解説してくれたりもします。 また、「はやく~ごはん~」と言わんばかりに飼育員さんを見つめている動物たちも、とてもかわいいです(笑)
ぺんぎん館では、
を見ることができます。
建物に入ると、ぺんぎん館の水槽の中を通る水中トンネルがあります。そこでは水の中を飛んでいるかのように泳ぐペンギンたちの姿を、360°見回すこともできます。
ほっきょくぐま館の建物の中に入ると大きな窓があり、ここからプールの中を見ることができます。ホッキョクグマからは、私たち人間の頭がアザラシに見えるように設計してあるそうで、たまに窓に向かって飛び込んでくる様子が見られます。大きな体で、豪快に水しぶきをあげてダイブしてくる様はとても大迫力です。
また、陸上には【シーズアイ】というアザラシの視点を体感できるカプセルがあり、運が良ければ超間近でホッキョクグマを観察できるかも!?
旭山動物園の隠れアイドル、レッサーパンダです。小屋から少し離れた木に向かってかけてあるつり橋を、行ったり来たり。「逃げてしまわないのかな?」という声が聞こえることもありますが、きっと何か秘密があるのでしょうね。
つり橋の上でしましま模様の尻尾を垂らして寝ている姿も、たまらなくかわいいので癒されます。檻の外からでも手が届きそうなくらいの距離で見ることができるので、その愛くるしい姿をぜひ一度、見に行ってみてください。
もうひとつ、いつもと違う動物たちの姿を見ることができるのが、夜の動物園。毎年夏休みのお盆の時期に開催されます。
楽しい夏休み、せっかく動物園に行ったのに、動物たちは暑くてみんな寝てる!なんて経験はありませんか?(私はあります(笑))
夕方涼しくなってくると、動物たちも活発になります。いつもは角のほうでお昼寝をしているライオンやヒョウなども活発になってきます。オオカミの遠吠えなんかも聞くことができるかもしれません。
普段の夏期開園時間は午後5時15分(最終入園午後4時)となっていますが、この時期だけは特別、午後9時ころまで動物園を楽しむことができます。日が陰り涼しくなってきて気持ちいい時間帯、お仕事終わりにちょっと遊びに行くのもいいかもしれないですね。
ただ時期的に蚊に刺されやすいので、虫よけ対策をしていくことをお勧めします(体験談)。
毎年、11月中旬より冬の動物園が始まります。夏期よりも開園している時間は短いですが、雪の中で過ごす動物たちの姿が見られるのも北海道ならでは。
ホッキョクグマやアザラシなど、雪のある地域で暮らしている動物たちのあるべき姿が見られます。
また、この期間のお楽しみは何と言ってもペンギンのお散歩ではないでしょうか。すぐ目の前をたくさんのペンギンたちがよちよち(たまにお腹で滑りながら)歩いていきます。このとても愛くるしいペンギンたちのために冬の動物園があるといっても過言ではありません。
日没の時刻が早くなっていく冬の期間。しかしここでは、期間限定で氷で作られた“雪あかり”によってまた一味違った動物園の景色を楽しむこともできます。
「せっかく来たんだから一日中楽しみたい!」
「・・・でも、おなかすいた。」
ご安心ください!!旭山動物園はグルメも充実しています。
正門入ってすぐ、左手にあるのがZooキッチン Co・Co・Loです。ここでは、 旭川ラーメンはもちろん、 コロッケ、メンチカツ、ウインナーなど地元の食材にこだわったメニューが味わえます。
正門から少し進むと、ととりの村の向かいあたりにパン小屋があります。ここはやさしい甘さのメロンパンが大人気で、私もお土産に買って帰るほどです。タイミングが良ければ焼き立てホカホカが味わえるかもしれませんよ!
西門から入ってすぐのところには、谷口農場さんのFarm ZOOがあります。ここでもラーメン、うどんなどの軽食が食べられます。また有機栽培の冷やしトマト、ミニトマトや、農場で採れた野菜を使ったトマトカレー、ごろごろ野菜カレーなどが人気です。
あざらし館の横には無料休憩所があります。券売機で食券を買い、そばやうどん、カレーなどの食事をすることもできます。
東門から動物園に入場する手前にあるのが GARDEN TERRACE LIONです。園内から利用することができないので、いったん退場する必要があります。その歳、退場口の係りの方に 再入場する旨を伝えスタンプをもらってくださいね。
ここは大雪地ビール館が営むレストランです。地元の食材が楽しめるメニューや、お子さまランチも数種類ありますよ。
さきほどあったように、旭山動物園は退場の際に再入場する旨を伝えると、スタンプがもらえます。ですので、動物園を出てランチをしてから、もう一度動物園を楽しむこともできます!
東門を出るとすぐ見えるのログハウスが、旭山雪の村です。ここではラーメン、うどんのほか、ジンギスカン、豚丼なども味わえます。
ちなみに冬になると、スノーラフティングやスノーバナナ、そりやスキー体験なんかも楽しめる「冬の遊園地」を開催しています。冬の動物園を楽しみつつ、あったかいロッジでご飯を食べて、ウィンタースポーツもいいかもしれません。
東門の駐車場から降りてきたところにあるSA・KU・RAでは、日替わりランチやハンバーグ、豚丼などがお手頃価格で食べられます。またソフトクリームやぜんざいなどデザートも種類が豊富です。
動物園の坂を下り、信号を渡るとすぐに見えてくる、白クマの「白い恋人」の看板。ここが特一番です。せっかく旭川に来たんだから、ラーメン屋さんに行きたい!という方にはぴったりだと思います。動物園目当てではないお客さんも、ラーメンを食べにここに来るので、観光で来られた方にも自信を持ってオススメできるラーメン屋さんです。
動物園通りを駅の方へ向かうと、5分ほどで右手に見えてくる緑の屋根のエスぺリオ。 ピザ、パスタやスキレットに乗ってやってくるハンバーグが人気。ソフトクリームのテイクアウトもできます。
ちょっと遊びに行ってみようかな?とうずうずしてきましたか?(笑)
今や旭川を、いや北海道を代表する観光スポットとなった旭山動物園。ここでは紹介しきれなかった旭山動物園の魅力はまだまだあります。この時に見たこの動物、こんなに可愛かったとか、あの時間にあの場所から見た景色は最高だった!など、自分なりの感動シーンを旭山動物園でたくさん増やしてもらえたら嬉しいです。
〒078-8205 北海道旭川市東旭川町倉沼
この記事のキュレーター
いつも前髪を切りすぎる2児(小3と小1)の母。
ゲームが大好き。この状況で、めっきり外に出歩けなくなってしまいましたが、相変わらず家でにおいぶくろを使ってドラクエウォーク(歩け!)。そして待ちわびたあつ森では自宅をMAXまで大きくした後、なんとな~く浜辺でビンを拾ったり、小さな滝を作ったり、まったり開発中。
ドライブが好きで、道の駅のスタンプ集めを家族でゆっくり(4年目w)回っています。早く気兼ねなく遠出できるようになりたい!!
画像:公式Facebookページより