2021年03月11日
旭川から車で約1時間20分ほどの距離にある富良野市。富良野といえば夏の観光イメージが強く残りますが、今の時期ならではの美しい景色も楽しむこともできるんです。今回はその一部を紹介してみたいと思います。
カンパーナ六花亭さんは富良野の街から少し離れた景色の良い場所にあり、そこからの景色は雄大でとても魅力的です。
旭川方面から向かうと富良野市街へ入る少し手前に位置しているので、距離感的にも近く感じる位置にあります。
入り口を抜けると店内から十勝連山が一望でき、自然との一体感を満喫することができます。
店内はとても明るく広々としたレイアウトになっています。
窓のガラスは大きく、壁一面が窓になっているような雰囲気は開放的で、景色を楽しみながら店内を見て回ることができます。
夏場はテラスに出ることもできるのですが、冬の間は残念ながら外に出ることができません。
店内から見た外の様子。十勝岳が一望できます。
一年を通して営業されておりますので、冬期間も夏場同様お菓子やケーキはもちろん喫茶室も利用することができます。
喫茶室のメニューも夏場とは違った内容で、今の時期でしか楽しめないものも用意されています。
美しい景色を眺めながら店内で購入したお菓子を食べる、というのもカンパーナ六花亭さんの大きな魅力の一つですね。
新メニューのストロベリーパフェ
喫茶室のメニューがコチラ
本当に景色の良いロケーションで、四季を通して景色と時間を楽しむことができます。
冬の名残を楽しむ意味でも、雪のある今の時期に足を運んでみても良いのではないでしょうか。
富良野の丘の上、眼前に大雪山十勝連峰を望む絶好のロケーション。2万4千坪の広大な丘陵地に広がるぶどう畑。ランドマークの鐘楼が心地よい鐘の音を響かせるなか、カンパーナ六花亭ならではの限定メニューを堪能。施設内に併設されている「ジンギスカン白樺 富良野店」では本格的なジンギスカンもお楽しみいただけます。北海道の大自然に囲まれながら様々な味覚をぜひご賞味ください。
フラノマルシェさんは富良野市街地の国道沿いにあります。
昨年10周年の節目を迎え、来場者数も1000万人を突破した今や富良野を代表する施設となっています。
国道沿いということもありアクセスも良く、駐車場もかなり広くとられているので、ドライブで向かうには非常に便利です。
フラノマルシェさんは雪の残るこの時期でも元気に営業されています。
活気あふれる店内には様々な特産品が並んでいて、もちろん美味しいテイクアウトメニューを取り揃えたショップもあり、夏場に負けないくらい非常に充実しています。
陳列されている商品としては富良野や富良野周辺の特産品がたくさん並んでいて、特に農産系の商品はバリエーションも多く、定番の商品から普段あまり目にしないような珍しい商品まで幅広くラインナップされています。
お店の商品を見ているだけでも楽しめてしまうので、ついつい時間を忘れて歩き回ってしまう程です。
余談になりますが、実はこのフラノマルシェさんが運営され始めたのには深い理由があり、地元富良野市民の強い想いから開業に至りました。
もともと過疎化や人口減という問題を抱えていた富良野市ですが、寂れつつあった富良野の中心市街地をもう一度活性化して市民が集える施設にしようと民官が協力して作られたのがこのフラノマルシェでした。
ですので「道の駅」とはコンセプトが全く違い、富良野市民の方々が自活して運営するコミュニテイプラザとして存在しています。
そういった意味でも昨年10周年を迎えたことは、フラノマルシェさんにとっても感慨深いものがあったのではないかと思います。
イベント広場
富良野の人々の想いが詰まったフラノマルシェさんですので、我々もその想いを受け取りに足を運んでみても良いのではないでしょうか。
さて、上富良野町にある見晴台公園ですが、名前の通り非常に見晴しの良い丘の上にあります。
場所は旭川市から富良野市に向かって走る国道の沿いにあり、ドライブのトイレスポットとして気軽に利用する事ができます。
と言うのも旭川市から富良野市までの間には美瑛に道の駅があるものの、国道からかなり逸れた場所にあるためトイレの利用がしにくいという難点がありました。
ですが、この上富良野見晴台公園は駐車スペースも広く、トイレも立派ですので絶好の休憩スポットとして利用することができるのです。
見晴台公園にあるトイレ
基本、公園なので夏場でも大きな店舗はなく、冬場は営業されていませんが、ここからの景色は非常に良く、季節を問わず楽しむ事ができます。
残念ながら今の時期は公園のほとんどが雪に覆われてしまっていますが、春から秋にかけては公園内を散策する事ができ、旅の疲れを癒してくれます。
今回立ち寄った時はちょうど夕日が沈む少し前の時間帯でしたので、十勝岳がオレンジ色に染まっていく様子がすごく美しく見えました。
天気が悪いとちょっと残念なことになってしまいますが、晴れていれば本当に素晴らしい景色と出会えるはずです。
いかがでしたでしょうか。
富良野というとどうしても夏のイメージが強く、花のない時期に足を運んでも何もないんじゃないかと思われてしまいがちかも知れません。
とはいえ、富良野は良くも悪くも非常に広いので、美瑛から富良野にかけての観光ルートを雪の残る時期に走ってみると意外な発見があるかも知れません。
実は今回ルートを外れてあちこち寄り道しながらのんびり走ったのですが、途中には馬を飼っている牧場があったり気付かなかった景色を見つけたり、色々な新しい発見がありました。
時間を決めずにブラブラするには丁度良い距離感だと思います。
是非みなさんものんびりとドライブしてみてはいかがでしょうか。
この記事のキュレーター
カンパーナ六花亭さん