2021年01月07日

シーズン到来!気軽に行ける旭川近郊スキー場4選 前編

さむ〜い冬。いよいよ本格的なスキーシーズンが到来しました。と、いうことで旭川近郊にある4つのスキー場情報を前編と後編の2回に分けてお伝えしたいと思います。


サンタプレゼントパーク

サンタプレゼントパークの最大の特徴は、なんといってもそのアクセスの良さだと言えるでしょう。
旭川駅から車で約15分と非常に近く、気軽に足を運べる素晴らしさがあります。

そして、サンタプレゼントパーク山頂から見る夜景は非常に美しく、昼も夜も楽しめるスキー場と言えるでしょう。

正面に見えるのがセンターリフト。初心者向けのゲレンデが広がっています。

 

ゲレンデは初級者にも滑りやすいよう広めに設定されていますので、特にセンターリフトを利用した緩斜面は子供から大人まで練習するにはちょうど良いスペースだと思います。
そして、意外かも知れませんがサンタプレゼントパークは小さな山ではありますが山の地形が変化に富んでいて、工夫次第では上級者も大変楽しめるバーンになっています。
特に山頂周辺から中腹にかけてコースによってはゲレンデバーンに起伏があり、地形を利用しながら滑ると楽しさが増してきます。

センターハウス横には子供たちがソリで遊べる場所『キッズゲレンデ』もあります!

 

そして、サンタプレゼントパークには小さなお子様向けに『スノーエスカレーター』が用意されています。
スノーエスカレーターはリフトと違い、スキー板を履いたまま乗っていける、いわば『動く歩道』のようなもので、空港などでよく見かける『動く歩道』がスキー場に設置してあるような感じになります。
これだと初めてスキーを履いたようなお子様でも安心して坂を登る事ができます。

またサンタプレゼントパークの良い点として紹介させて頂きたいのは、競技用のポールトレーニングが一般のお客さんとほぼ分離してスペースを確保されている所です。
これによりスキーのレーシングの方々と一般のお客さんとの衝突やトラブルが大きく回避できていますので、お互いに安心して滑れる環境が整えられていると感じます。

センターハウス入り口では新型コロナウイルス感染症対策もしっかり行われています。

 

センターハウスは休憩用の椅子が大量に用意されていて、壁際には荷物棚も用意があり、使い勝手が良く便利な状態になっています。
レストハウスと休憩室が完全に分かれているところも良い点で、不要な混雑を避けることが出来ていると思えます。
新型コロナウイルス感染症対策にも十分配慮されていて、安心してスキーを楽しむことが出来ると言えるでしょう。

広々としたセンターハウス内。

 

休憩室後ろの壁側には荷物室がズラリ!

 

実はサンタプレゼントパークのメロンパンはとっても美味しいと評判で、スキーではなくメロンパン目当てで足を運ぶ人が居るくらいの人気ぶりなのです。
数量限定なので、運が良ければ焼きたてふっくらの美味しいメロンパンを手にすることが出来るかも知れません。
場内アナウンスに耳を傾けながらスキーを楽しむのも面白いかも知れませんね。

出典 : サンタプレゼントパークHP

 

アクセスの良さからか、僕の場合はどうしてもナイターのイメージが強く、仕事終わりにちょっと、とスポーツジム感覚で足を運べてしまうところが面白いところでしょうか。
それくらい気軽に行けてしまうのがサンタプレゼントパークの良さだと思います。
メロンパン目当てでもアリなので(笑)、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

ぴっぷスキー場

ぴっぷスキー場は旭川市内からおおむね車で40分程の場所にあり、初級者から上級者まで幅広く楽しむ事ができるスキー場です。
また、隣接して『遊湯ぴっぷ』という温泉施設があり、宿泊もできるところから小さいながらも総合型リゾートとも言える施設になっています。

また、ピップスキー場の1日券とナイター券には特典として遊湯ぴっぷの入浴券がついてくることを紹介しておきます。
更に、大人が1日券を購入すると、小学生以下のお子様のリフト料金が1名分無料になります。
(この場合、遊湯ぴっぷの子供様向け無料券は付いてきません)
お得感満載のぴっぷスキー場ですので、是非足を運んでみてください。

晴れた日は遠くに旭川市街を見ることもできます。

 

ぴっぷスキー場の最大の特徴は、比較的小さい山ながら緩斜面・急斜面・コブ・深雪(パウダーコース)と様々なコースを楽しむ事が出来るところです。
初心者から上級者まで、またパウダー好きな方にとっても手軽に楽しめるスキー場と言えるでしょう。

この奥は未圧雪の『深雪コース』です。片傾斜ですが楽しめます。

 

ぴっぷスキー場へのアクセスですが、車で移動した場合、旭川からだと峠道を一切通らずに行けるという意味でも気軽さがあると言えると思います。
他のスキー場では駐車場手前の坂道で自動車のタイヤがスリップしたり、坂をうまく登れなかったりと結構苦しんでしまう場面も少なくありませんので、運転に負担が少ないというのは大きなメリットと言えるでしょう。

リフト料金も比較的良心的で、新しくなったセンターハウスに券売所やパトロール室、綺麗なトイレやスキースクールのオフィスが入っていて、ここに来れば全てが完結するようになっています。

ぴっぷスキー場の新しくなったセンターハウス

 

センターハウス入り口では新型コロナウイルス対策が施されています。

 

新しく清潔感のあるセンターハウス休憩室。左手奥にあるのが『ほくれいロッジ』。

 

休憩室はシンプルな感じで、荷物棚も数が多く使いやすい状態になっています。
新型コロナウイルス感染症対策として、休憩室の各テーブルにはアクリル板が設置されており、係員の方がこまめにアルコール消毒を行ってくださっていました。

各テーブルごとにアクリル板が設置されていました。

 

ちょっと脱線しますが、ぴっぷスキー場には2つの食堂があります。
一つはセンターハウス併設の『ほくれいロッジ』で、もう一つが青色の第六リフト側にある『雪番屋』です。
実はどちらも美味しくてとってもリーズナブル。旭川市内に店を出して欲しいくらいなんです。

『雪番屋』さんの外観。

 

『雪番屋』さんでもアクリル板が設置されていました。

 

ランチセットはなんと600円!

 

今年から特別メニューも登場!

 

センターハウス内には『ほくれいロッジ』があり、ボリューム満点の唐揚げ丼や名物「揚げたい焼き」も大人気で、スキーをしなくても大満足な1日を過ごす事ができます。

センターハウス前に緑色の第2リフトがあり、ここがナイターコースにもなるメインのゲレンデになります。
斜度は少しある方で、完全な初心者(特にスノーボード)だとすんなり降りて来れないかも知れません。
初めてのゲレンデデビューの方は特に注意が必要でしょう。

緑色の第二リフト山頂付近。ご覧の通り、少し斜度があります。

 

そして、ぴっぷスキー場には初心者向けに『ロープリフト』が用意されています。
しかもなんと無料(!?)なんです!
センターハウスから見えている場所なので、親御さんは徒歩で行き、子供さんをロープリフトで練習させることもできます。
また青色の第6リフト乗り場前も初心者に優しいゲレンデになっていますので、広々とした場所で練習するのも良いでしょう。

緑色の第2リフトの奥には起伏に富んだゲレンデが広がっています。

 

緑色の第2リフトから山頂に向けては黄色の第3リフトが設置されています。
山頂からは名物『深雪コース』や、斜度のあるチャレンジングなバーンも用意されているので、スキー上級者も滑り応えのあるコースになっています。
もし初級もしくは中級者が誤って山頂に行ってしまったとしても大丈夫です。
ある程度斜度が一定で起点まで戻れる『ストロベリーコース』がありますので、そちらを滑れば安心してセンターハウスまで戻れます。

山頂へ向かう黄色い第3リフトは1人乗りリフトなので、慣れないうちはチョット怖いかも??

 

ぴっぷスキー場ではスキーレーシングのポールトレーニングがスキー場中心部のダイナミックコースをほぼ山頂から山麓まで使って練習しています。
週末はおおむねトレーニングが入っていますので、一般のお客さんはこのコースを避けて滑らなくてはなりません。
またナイターコースも赤い第1リフト(現在は停止中)側まで回ってしまうとかなり暗く、ゲレンデの様子を判断しにくくなる傾向があります。
そういった部分がネックとしてあげられますが、トータル的にはバランス良く楽しむ事ができるスキー場だと言えるでしょう。

赤色の第1リフトは残念ながら現在使われていません。

 

ぴっぷスキー場は駐車場からのセンターハウスまでのアクセスも良く、ご紹介させて頂いた通り色々とお得感満載のスキー場ですので、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は前編として『サンタプレゼントパーク』と『ぴっぷスキー場』を紹介させて頂きました。
どちらもそれぞれ特徴の違った魅力あるスキー場です。
ウインターシーズン本番ということもありますので、是非足を運んで頂ければと思います。
また、後編として次回は『カムイスキーリンクス』と『キャンモアスキービレッジ』を紹介させて頂きたいと思います。
よろしければそちらもご覧下さい。
それでは。


この記事のキュレーター