2020年12月17日
コロナ禍でガンプラ需要が高まっているんだとか。これから塗装をしてガンプラを作りたいという人向けに、ちょっとの手間で素組みと差がつくという事実を記事で紹介していきます(笑)ちなみに私は塗装ブランク1年!そんな人でも完成度の高いガンプラを簡単に仕上げることができますよ♪
今、コロナ禍で世界的にプラモデルの需要が高まっているのは知っていますか?
海外に専門店ができたり、韓国でもガンプラが結構ブームみたいなんです。
元々ガチな塗装をするタイプではない自分。
しかし、プラモを作りたくなる感情が定期的に湧き出てくるんです笑
これはプラモ好きあるあるじゃないですか?
「作るならちゃんと作りたい」性分なので、缶スプレー塗装からエアブラシを使った塗装を始め、定期的にプラモ作りに励んでいたんです。
しかし!去年から今年にかけ、自宅で育てている動物たちが一気に増えたこと&引っ越しが合わさり、シンナーなど溶剤を使う塗装が困難になったため、ほぼ1年も塗装、はたまたプラモデルを作る機会がめっきり少なくなってしまいました。。。
ですが、おうち時間が続くなか、YouTubeを見ているとプラモや塗装の動画がどんどんおすすめに表示され…。
プラモ作りたい欲が刺激され、ついに部屋を完全に分け換気をしたうえで塗装することに!
みなさんも家で過ごす時間が多いと思うので、プラモに興味のある方もそうでない方も、ちょっとでも参考になったらいいなぁということで簡単に作業を紹介していきます♪
今回作るのはこちら!
『MG 1/100 ガンダムバルバトス』。
『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』に登場する主役機です。
ちなみにこのアニメは最初の数話しかみたことがありません笑
内部フレームが露出したデザインがかっこよくて、作りたいなぁと思っていたので購入してみました!
ガンプラにはHG(ハイグレード)・MG(マスターグレード)・PG(パーフェクトグレード)など複数の種類があり、MG(マスターグレード)は、パーツ数が多くて作るのが大変なんですが、その分完成した時の達成感や完成度が高いんですよね♪
出典:ryo
用意した道具はこんな感じ。
パーツを切り取るニッパー・切り取ったパーツに残った突起を削るヤスリなどなど。
プラモデルってパーツを合わせた時、パーツとパーツの間に『合わせ目』っていう線が入っちゃうんですが、それを消す合わせ目消しという方法があります。
接着剤を間に流して削るっていう方法なんですが、まぁ面倒くさいので今回はやりません笑
そもそも最近のMGは、武器ぐらいにしか合わせ目ができない程進化しているのでほぼやる必要がないんです。
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エアブラシも新調!
ガチ塗装勢ではないので充電式のやっすいやつで十分です!
コンプレッサー一体型なので、場所も取らないですしかなり便利です。
ただ、充電時間が長いのと、連続使用時間がそこまで長くないので、ガチで塗装したい方は、本格的なコンプレッサー付きの物を購入したほうがいいかも。
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MGにもなると構造が複雑…。
まずはパーツを切り取って塗装をしていきます。
今回は簡易的に作っていくので全体のヤスリがけはせず、気になる部分だけ削っていきます。
プラモデルを製造する工程上、プラスチックの表面に『パーティングライン』という線やくぼみが入ることがあるんですが、塗装しちゃえばそんなに目立たないので今回は無視!笑
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バルバトスのエンジン『エイハブリアクター』のみとりあえず組み立て。
見えなくなる内部フレームなのにディテールが細かい!
ガチな方は、スジ彫りといって、新しく線を掘って情報量を増やすという作業も行なうんです。
特殊な工具が必要だったりするので、まだやったことがないんですが、いつかチャレンジしたい!
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早速塗装をしていきます!
パーツ一つひとつを専用のクリップに挟み、台に刺していきます。
ちなみにこの台、100均に売ってるねこの爪とぎです笑
クリップはAmazonで購入したプラモ用クリップ100個を、100均で購入した竹串に刺したもの。
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塗料にうすめ液を混ぜて色を作るんですが、久々過ぎて適切な希釈率を忘れる始末笑
すぐネットで調べました笑
この希釈率、仕上がりにかなり影響してくる重要な部分で、塗料の色によっても変わってきますしかなりシビアな部分。
その時の湿度によっても違ったり、モデラーを悩ませる作業なんです(; ・`д・´)
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急遽簡易的に作った塗装ブース。
塗装ブースもなにもみかんの箱を置いただけの、プロモデラーが見たら激高するような造りです笑
部屋はしっかり換気をしています!
塗装中は写真が撮れなかったのですが、ちゃっちゃと内部フレームを塗っていきます。
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そんなこんなで内部フレームの塗装が完了したので、先にフレームを組み立てていきます。
ちなみにパーツは、組み立てる時ちゃんとわかるように紙コップに分けていれてます。
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どうでしょう!
フレームだけでもなかなかの密度!
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シリンダー部分は元々グレーなんですが、メカ感を出すためにゴールドに塗装してみました!
なかなか良い♪
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パイプもシルバーに塗装したのでメカメカしくてかっこよくないですか??
ちなみに無塗装のものがこちら。
充分カッコいいですが、色を塗るとより重厚感がでますよね!
まあこれは好みの問題です!
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では外装の塗装に入ります。
無塗装の状態だとプラスチック独特の艶感があり、どうしてもおもちゃ感が出てしまいますよね。
塗装してしまえばかなり質感は上がるんですが、今回は重厚感を出すために、あえて白いパーツを一旦黒く塗っちゃいます!
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あーまっくろ!!
そしてこの上に白を重ねていきます。
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1回目。
まだポツポツと黒が不自然に見えているのでもう一度白を。
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ちょっと分かりにくいんですが、白に深みが出てかなりおもちゃ感が減少しました。
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これだと分かりやすいかも!
エッジの効いた部分に若干黒が見えてリアルな雰囲気に。
自己満というかこれも好みですね笑
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リアル感を出すため水に漬けて貼る水転写式デカールと、パーツの溝に塗料を流してメリハリと立体感を出す『スミイレ』を行ないます。
このスミイレ作業をするだけでかなり質感が向上します。
そして外装を組み立て!
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一旦完成!
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でも分かりますか??
特にブルーの部分。
光沢塗料を使用したのでテカテカしていておもちゃ感が出ている!
さらにこの上に艶消し塗料を吹いて兵器感を出していきます!
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本当に完成!
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質感も上がってなかなかいい仕上がり!
満足感と達成感がすごいです笑
しっかり全塗装しているのでおもちゃ感はかなり減っていると思います。
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うんカッコいいよバルバトス。
写真撮影時、かっこよすぎて何枚も撮っちゃいました笑
ブランク1年ですが素人には十分の仕上がりです!
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これは1年以上前に作成した『MG 1/100 RX-78-2 ガンダムVer.3.0』。
分かりにくいんですが目のLEDが光ったりと人気のキット。
しかし、作る際に普通のデカールを使用したため、胸部の白い部分などシール感が出ちゃってます。
反省点…。
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こちらは『MG 1/100 RX-93 vガンダム Ver.Ka』。
かなりの良キットで人気の商品。
めちゃくちゃイケメンです。
肩にメタルパーツを埋め込んだりなかなか頑張った一機笑
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後ろのバーニアと呼ばれる部分には、別売りのメタルパーツを使用しよりリアルに!
こうゆう部分もプラモデルの楽しさ♪
こだわったらキリがないので沼には注意ですが笑
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これは『MG 1/100 MS-06S シャア・アズナブル専用 ザクII Ver.2.0』。
いわゆるシャアザク。
通常通り作ると…。
こうゆう感じのカラーリングなんですが、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』というアニメに出てくる、濃いカラーリングのシャアザクにしたくて、色を調合し塗装したんです。
そこもまた楽しい部分!
塗装すると自分好みの色にできるのでオリジナル感もでますよね♪
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この2体が並ぶとさらにかっこいい!
作ったあとはディスプレイして飾るも良し、ガシガシ動かして遊ぶも良し。
あ、塗装しちゃうと塗膜が剥がれるので注意です笑
こんな時期だからこそ、つくったことがない人もガンプラだけでなくいろいろな種類のプラモデルがあるので、好きなものに挑戦してみるのも楽しいですよ♪
マニアックな塗料なんかも販売しているので、こだわった塗装がしたい人におすすめ!
店名:タケウチモデル 本店
住所:北海道旭川市近文町18丁目2782-6
電話:0166-46-9501
営業時間:10:00~20:30
定休日:水曜日
駐車場:あり
プラモ関係の塗料はもちろん、2階にはラジコン用サーキットがあったりと楽しみ方いろいろ♪
店名:ホビーショップてづか
住所:北海道旭川市豊岡11条2丁目1-7
電話:0166-33-9126
営業時間:11:00~20:00/土曜日、日曜・祝日10:00~
定休日:火曜日
駐車場:あり
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