2021年04月09日

ちょっと足を伸ばして帯広を訪れてみませんか? 気ままに帯広ドライブ

最近すっかり暖かくなり、春の陽気に包まれるようになってきました。 雪道でのドライブはちょっと怖かったりしますが、そろそろ道路も乾いてきて、ドライブがしやすい季節になってきたと思います。 帯広へは旭川から片道だいたい3時間くらい。 春の気ままなドライブを楽しんでみませんか?


JR帯広駅

 

帯広の現地情報を得ようとする時、まず立寄って頂きたいのがJR帯広駅です。
帯広駅2階には観光インフォメーションセンターがあり、様々な情報を得る事ができます。
また物産展も併設されていて、お土産等の買い物も楽しむ事ができます。

帯広駅2階の物産コーナー

 

今の時代だとスマホを片手にネットで情報を得ることもできますが、こういったアナログ発信の情報を得れるのは現地ならではだと思います。
より多くのことに気付ける良さがあるので、是非立寄って頂きたいと思います。

物産コーナーには帯広名物「豚丼」関連の商品もたくさんありました

 

NHKドラマ「なつぞら」コーナー

 

物産コーナーの奥には2019年に放送された十勝を舞台にしたNHKの朝の連続テレビ小説「なつぞら」の特設コーナーが設けてありました。
珍しい資料などの展示もありますので、ファンの方もそうでない方も一見の価値アリです。

カレーショップ インデアン

インパクトがある外観 写真は芽室店

 

帯広といえば一番最初に紹介したいのがカレーショップ「インデアン」です。
帯広市民のソウルフード。それがインデアンのカレーなんです。

ルーがかかっちゃってわかりにくいですがカツカレーです

 

とにかく気軽に立ち寄れて、価格もすごくリーズナブル。
ルーの種類は「インデアンルー」、「ベーシックルー」、「野菜ルー」の3種類あり、好みのテイストを選ぶ事ができます。
また辛さの調整も可能で、大人から子供まで美味しく食べれる「普通」からマニア好みの「極辛」まで五段階の辛さを選べます。
もちろんカツやハンバーグなど色々なトッピングも選べますので、自分好みのオンリーワンカレーをオーダーできてしまうんです。

店内メニュー

 

お持ち帰りルーメニュー

 

安くて美味しくてボリューム満点。
帯広近郊だけでも10店舗も展開しているので、お腹が減ったらサッと入れてしまう気軽さが魅力だと言えるでしょう。
そして、旭川市民としてちょっとありがたく感じるのが「お持ち帰りルー」の存在です。
ドライブで帯広を訪れてから旭川に帰ると、もう疲れて晩御飯を作る気力も残っていなかったりします。
そこで、帯広を離れる前にインデアンさんのカレールーを購入して自宅に持ち帰ると、温めなおせばスグに帯広の味をまた楽しめてしまう、というワケです。
現地で食べても良し、持ち帰って食べても良し、それこそがインデアンさんの魅力と言えるでしょう。

〜みちくさ〜 その①  幸福駅

 

幸福駅は旧国鉄広尾線に実際にあった鉄道駅ですが、広尾線廃線に伴い廃駅になりました。
しかし、その縁起の良い駅名から、令和になった今でも足を運ぶ人々が後を絶えません。
駅舎には向かいにある売店で販売されているピンク色の「幸福ゆき」切符がたくさん貼られていて、訪れた人たちの願いが込められていました。

 

帯広市中心街からは少し離れていますが、今は高速道路も伸びていますので気軽に立ち寄ることができるようになっています。
道草を食うのはドライブの醍醐味ですので、ちょっと足を運んでみてはいかがでしょうか?

十勝豚丼いっぴん 本店

 

帯広の名物料理として代表格的な存在が豚丼かと思います。
そんな数ある帯広の豚丼屋さんから、今回は「いっぴん」さんを紹介させて頂きます。

 

いっぴんさんの豚丼の特徴は、なんと言っても炭火で焼かれた豚肉の美味しさにあると思います。
写真でもお分かりになると思いますが、少し焦げがあるくらい表面はサッと炙られていて、タレの染み込んだ肉の内側はとってもジューシーな仕上がりになっています。
またこのタレが美味しくて、甘すぎず辛すぎない絶妙な味付けになっていて、ご飯の最後の一粒まで美味しく食べることができます。

お品書き

 

メニューとしても非常にシンプルで、極端な話ですが豚丼以外のメニューはありません。
また小さな子供さんと一緒に行かれた場合などは、スタッフさんにお願いすると肉を小さめにカットして頂けます。

十勝豚丼 いっぴん

http://www.butadon-ippin.com/index.html

たくさんの方々においしく安心して食べてほしいから、こだわりを持って北海道十勝の「本物の豚丼」を“十勝豚丼いっぴん”がお届けします。

クランベリー 本店

クランベリー本店さん

 

帯広といえばスイーツの街としても有名ですね。
全国的に有名なお菓子メーカーさんもたくさんあるなかで、今回は「クランベリー」さんを紹介したいと思います。

お洒落な店内には様々なお菓子がいっぱい♪

 

ケーキもいろんな種類があります♪

 

お店の中はとても綺麗で、焼き菓子やケーキ類など、さまざまなスイーツがたくさん並んでいます。

その中でもクランベリーさんの名物といえば「スイートポテト」がとても有名です。

スイートポテトは文字通りサツマイモが丸ごと一本使われているので、とても大きくボリューム感があります。
また、サツマイモの大きさがそれぞれ違っている為、重さに合わせた「計り売り」になっているのも特徴の一つです。
1本単位の販売で切り売りはされていませんが、お店で大きさを選ぶのも楽しさの一つと言えます。

名物 スイートポテト

 
 

甘さは控えめでしっとりしていて、サツマイモ本来の味が活かされています。
シンプルで自然な食感が絶妙な美味しさを引き出しています。

クランベリーさんは帯広近郊に5店舗あります。
今回は本店さんをご紹介致しましたが、ドライブで立ち寄りやすい場所を選べるのもクランベリーさんの良さではないかと思います。

クランベリー(北海道十勝帯広の洋菓子) | トップページ

https://www.cranberry.jp/

北海道十勝帯広の洋菓子店「クランベリー」。名物スイートポテトなどを取り扱っております。帯広に来たら是非ご賞味下さい。

〜みちくさ〜 その②  タウシュベツ川橋梁展望台

 

もはや帯広でもなんでもない場所の紹介になりますが(笑)、タウシュベツ川橋梁展望台は旭川から三国峠を通って帯広へ抜ける場合、国道273号線の沿にありますので、こちらルートを選ばれた際のドライブの休憩を兼ねたちょうど良い「お立ち寄りスポット」としてご紹介させて頂きます。

タウシュベツ川橋梁は第1回北海道遺産に選定された「旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群」の1つで、旧国鉄時代に士幌線の一部として建設されましたが、糠平ダムの完成に伴いダム湖に水没する理由から線路が別の場所に移設され、それ以来使われなくなりました。
それからは糠平湖の水位の変動により水没したり姿を表したりする「幻の橋」として有名になりました。
毎年6月頃から水没が始まり、10月頃には完全に水没してしまいます。
そして、冬に入ると徐々に水位が下がり、1月頃から再び姿を現します。
そういった兼ね合いからコンクリートの劣化が激しく、そう遠くない未来に完全に崩壊してしまうのではないかとも噂されています。
湖の対岸にある橋そのものに近付くのは色々な意味で結構困難なので、この展望台から眺めるのが良いのではないかと思います。

ただし、国道から展望台まで約500mほど歩かないといけないので注意が必要になります。

最後に

いかがでしたでしょうか?
帯広の魅力はまだまだ他にもたくさんありますが、今回はそのほんの一部だけを紹介させて頂きました。
暖かい季節になり、道路も走りやすくなりましたので、ドライブで是非足を運んでみてはいかがでしょうか?


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