変わり甘酒っておいしい！旭川市内で購入できるお店3つ

甘酒は健康維持やお肌にも良く飲む点滴と言われています。旭川市内では甘酒を頂けるお店がいくつもありますね！甘酒は体にいいかもしれないけれど何となく飲みにくい、味わいが苦手、日本酒ぽい風味が…そんなひとがいるかもしれません。そこで今回はおいしく楽しくアレンジした甘酒をご紹介します。きっとおいしさに驚くはず♪

甘酒ってなぁに？

甘酒は、日本の伝統的な甘味飲料です。
米と米麹（こめとこめこうじ）もしくは酒粕（さけかす）が主な原材料。
「米麹甘酒」（米と麹で作る）と「酒粕甘酒」（酒粕と砂糖から作る）の2種類があります。

「飲む点滴」と呼ばれる甘酒は「米麹甘酒」。
米を蒸して発酵させた米麹を使い、米を（でんぷん）麹で分解して糖化します。
「酒粕甘酒」とは違い、アルコール分は０％なので子どもや妊婦さんでも安心して飲むことができます。

また、「美容に良い」と呼ばれる甘酒は、「酒粕甘酒」。
日本酒を製造する時に出る、「もろみ」を絞ったあとに残る粕である酒粕を使い、水やお湯で溶いてお砂糖を加えたもの。酒粕自体は約8％程度アルコールを含みます。それを水やお湯で溶くとアルコール度数1％未満の飲料に。そのため微量なアルコール分を含みますが、日本酒の香りやコクが残った風味が特徴です。

少量であれば運転に差し支えなく、飲酒運転にはなりません。

今回は米糀の甘酒と酒粕甘酒の両方をご紹介します。

宇治園抹茶入り甘酒／酒粕甘酒～高砂酒造

言わずと知れた旭川の酒蔵【高砂酒造】。
創業から120年を超える老舗です。

宮下通に面した直売所は明治末期に建てられた雰囲気そのままに、当時の資料を見学したり、入り口脇の鹿おどしではお酒の仕込みに使われる伏流水を味見することもでき、ちょっとした観光気分が味わえます。

裏手には広い駐車場がありますよ。

甘酒は一年を通して販売しています。
冬はあたたかな甘酒も頂けますが、冬が終わると冷たい甘酒のみの販売です。

大吟醸酒粕の味わいをしっかり楽しめる「プレーン」
十勝産牛乳で割った「牛乳入り」
ほろ苦い味わいの「宇治園抹茶入り」

3種類の甘酒がありました。

今回は宇治園抹茶入りの甘酒を頂いてみました。
甘さ控えめで抹茶の香りと甘酒の香りがとっても大人。
濃厚なのでゆっくりと口の中で味わっていただきました。

ソフトクリームもありますよ♪
甘酒の風味をしっかり感じる特徴のあるソフトクリーム。人気です！

＊Shop info＊
高砂酒造
・住所：旭川市宮下通17丁目右1号
・電話：0166‐23‐2251
・営業時間：9：00～17：30
・定休日：年末年始
・公式サイト：https://takasagoshuzo.com/

ほうじ茶ラテコージー／米糀甘酒～COOZY JUICE STAND

千代ヶ丘駅近くにある西神楽のお店「COOZY JUICE STAND」は、米糀を使った甘酒を頂けるお店です。
今はテイクアウトのみの販売をしています。

糀は自家製。
すっきりとした味わいは、これまでの糀の印象ががらりと変わること間違いなし◎
わたしは苦手だったのですが、こちらで頂いてからは大好きになりました。

駐車場はお店の横に5台ほど、スペースがあります。

新鮮な糀に、果物や野菜を使ったカラフルポップな甘酒がいっぱい！
メニューには期待できる効果やおすすめなど詳しく書かれているので、選ぶのが楽しいんです。

以前伺った時、初めてだったのでオススメを伺い、温かな「豆乳きなこコージー」を頂きました。
糀も豆乳も苦手だったのですが、あまりのおいしさに一気に頂いたほど。
香ばしく優しい味わいでした。

今回伺った日もGWの寒い日だったので、温かな甘酒に。
「ほうじ茶ラテコージー」にしました。

生甘酒は70度以上に加温することで生きている麹菌が死滅し酵素が失われてしまうのだとか。そのため65度での提供になります、と説明をしてくださいました。けれどとても飲みやすくちょうどいい温度。

ほうじ茶の味わいをしっかり感じられるほっとする香りに癒されました。
季節が進んだら、次こそは冷たい甘酒を頂きたいです。

ソフトクリームもありました。お子さんもおいしくいただけそう！

＊Shop info＊
糀COZY JUICE STAND
・住所：旭川市西神楽1線24号470‐9
・電話：0166-76-9825
・営業時間：10:00～18:00
・定休日：不定休
・公式サイト：https://coozy-juice.com/

旭川産ゆめぴりか甘酒×十勝清水町産あずき／米糀甘酒～JAあさひかわ＆JA十勝清水

近くにコンビニエンスストアのレジ前に並んでいた、甘酒を見つけました。
白い缶の甘酒はお見かけしたことがありましたが、ピンク色の缶が初めて。

JA十勝清水町とJAあさひかわのコラボ甘酒！思わず手に取り購入してみました。

お米とあずきだけでできた甘酒とのこと。
新聞記事も貼られていました。

これまでJAあさひかわで販売されていた甘酒に、JA十勝清水町が手掛ける小豆パウダーを加えた甘酒なのだとか。高校野球部仲間同士のコラボ企画が商品となった甘酒のようです。

淡いピンクの缶と同じ色合いのピンク色をした甘酒は、とろりとしたスイーツのよう。
小豆の風味と甘酒の味わいの両方をしっかり感じられました。

おいしい！！
見た目も華やかでカワイイ♡

とても好きになりました。

コンビニエンスストアで購入しましたが、JAあさひかわ農産物販売所の「あさがお」神楽店・永山店でも販売しているようです。

＊Shop info＊
・店名：JAあさひかわ農産直売所「あさがお」神楽店
・住所：旭川市神楽5条8丁目1-16
・電話：0166-63-5725
・営業時間：10：00～18：00(現在は10：00～16：00、お問い合わせください)
・定休日：第2火曜日

変わり甘酒、飲んでみませんか？

旭川にはおいしい甘酒がたくさんありました。
地元のおいしい味わいをせっかくだから試してみてはいかがでしょうか。

甘酒が苦手な方も、アレンジした甘酒ならきっとおいしく楽しめるはずです。