2019年06月18日

[連載] タイ在住日本人マダムの“気ままなタイ生活” VOL.35

海外旅行をする時は、海外旅行保険に加入してから! というお話です。


何があるかわからないタイは、海外旅行保険加入が義務化!

サワディーカー!

雨季(※①)に入り空気が少しきれいになったかな?と思うこの頃です。雨季に伴い、スコールの後は冠水して、街中大渋滞も毎年の光景です。

普段は車で10分のところに行くのに1時間かかったり、3時間かかったり、歩いた方が早いこともしばしば。
電車、地下鉄以外は時間の予測がまったくつかないので、つい出不精になってしまうのも毎年のことです。

出典:がねこ

 

 5月から外国人の入国時に、海外旅行保険を義務化する「改正国家観光政策法」が施行されました。
タイ国内での外国人の治療費や死亡時の遺体搬送代が3億バーツ(約10億円)にもなっており、法改正で国家負担を減らそうという狙いだそうです。

 実際には、海外旅行保険の証明を入国審査の時に見せるのか、入っていない場合はその場で現金で徴収されるのか、いまいちわかりませんが、とりあえず施行にはなりました。
詳細が分かり次第またお伝えします。

 衛生環境も違うし、海でアクティビティをしてケガをしたり、交通事故に巻き込まれたり、また犯罪に巻き込まれたりと、何があるかわからないタイなので海外旅行保険は必須ですよ!

 スワンナプーム空港では、指紋認証入国も試験的に始まったようです。
長蛇のイミグレーションが少しでも解消されるといいのですが…。

タイでも、ご飯よりスタバな若者が増加中!!

 タイのお茶といえば、とにかく甘いものが多いのですが、最近はノンシュガーも増えてきています。
都心部ではノンシュガーが当たり前になりつつあります。

砂糖や練乳を山盛り入れるタイコーヒー、タイティーを別書きにするお店も多くなり「ブラックコーヒー」と注文したのに、砂糖が入っていることもなくなりました。

スターバックスもあちこちにあります。
コーヒー一杯の値段でローカルご飯が食べられるタイですが、スターバックスはいつも混み合っています。

ご飯よりスタバな若い人が増えています。

タイご当地スタバカップ

出典:がねこ

 

外国人には便利なことがもう一つ。

タイ語だけではなく、英語が話せる従業員がとても多いです。
好みのドリンクを細かく注文できるのは嬉しいですよね。

アプリを使ってタクシーの予約・支払もOK!

タイのタクシー事情が変わり始めています。Grabタクシー(※2)が大活躍しています。
アプリをダウンロードして現在地と行き先を入力すると金額が表示され、ぼったくられることはほぼありません。

アプリ上でそのタクシーがどこにいるかもわかるので、待ち時間もノーストレスです。
流しのタクシーで、乗車拒否されるよりも確実に配車されるので、とても便利です。
タイならではなのは、バイクタクシーも予約できる点です。

副業で一般の人もGrab運転手に続々と登録しています。この前利用した時は、軍の制服を着た運転手さんでした。
旅行者の方も是非利用してみてください。
ただし、夜中の女性1人乗車などはおすすめできませんが…。

それではまた来月!
サワディーカー!

※1【雨季】スコールが降る雨季と言われているのは4月下旬から10月。

※2【Grabタクシー】タクシーなどを呼ぶことができるアプリで、東南アジアなどで圧倒的なシェアを誇っている。事前にインストールし、必要事項を登録すれば、乗車場所と行先指定、支払までアプリ内で完結する。


この記事のキュレーター

タイランド バンコク在住8年。趣味は旅。まだまだ知らないことを求めてあちこち旅をしようと思っています。
「ノリだけで人生なんとかなる」がモットー、座右の銘は「笑う門には福来たる!」