2021年08月20日
2021年9月18日(土)より旭川美術館で開催される『放浪の天才画家 山下清展』のご紹介です。
2021年9月18日(土)~11月23日(火・祝)までの期間、日本のゴッホと称された放浪の天才画家 山下清展が開催されます。
展示される作品は少年時代の作品をはじめ、放浪をはじめた戦時中から戦後の作品、放浪日記、晩年の作品まで貼絵、ペン画、油彩、水彩画など約130点!
作品とともに本人のコメントなどを紹介し、山下清が何を考え、何を感じながら作品を生み出したのか、芸術家としてのみならず一人の人間としての人物像を感じることができます。
山下清《長岡の花火》貼絵 1950年 ©Kiyoshi Yamashita 2021
出典:旭川美術館
本作は、山下清の代表作といわれる作品で本展の見どころのひとつです。
非常に細かくちぎった色紙を、びっしりと貼っていって制作していることがわかります。
見ると数え切れないほどたくさんの花火を見物している人物が細かく表現されています。
また打ち上げ花火は「こより」による線でできており、紙をちぎるだけでは表現できない部分の工夫を見て取れます。
自分の手でちぎった色紙を駆使して、花火の美しさを見事に表現した作品を、実際に間近で見ることができる展覧会をぜひお楽しみください。
期間:2021年9月18日(土)~11月23日(火・祝日)
時間:9:30~17:00(最終入場16:30)
観覧料:一般1,000円・団体800円/高大生800円・団体600円/中学生以下無料※団体料金は10人以上※障害者手帳をお持ちの方などは無料。
休館日:月曜日(9月20日、11月1日を除く)9月21日(火)
会場:北海道立旭川美術館
住所:北海道旭川市常磐公園内
お問い合わせ:0166-25-2577
主催:北海道立旭川美術館・山下清展旭川市民実行委員会
この記事のキュレーター
出典:旭川美術館