2021年11月09日

ロッテ育成1位の田中楓基選手。一軍マウンドに上がる時の将来像とは

千葉ロッテマリーンズ(以下:ロッテ)に育成ドラフト1位で指名された旭川実業高校3年生の田中楓基(ふうき)選手。高校を卒業し、1軍のマウンドを目指す田中選手に今後の意気込みを聞いてみました。


千葉ロッテマリーンズの印象と子どもの頃に行きたかった球団

出典:asatan

 

ーー千葉ロッテマリーンズからの育成ドラフト1位指名おめでとうございます!
指名された時のお気持ちとロッテの印象を教えてください。

田中選手:指名をいただいて素直に嬉しくて安心しました。
ロッテには若い選手で、良いピッチャーがどんどん入っているイメージがあります。
現在もペナントレースで良い順位についているので、自分もチームの力になれるように頑張りたいです。(取材時ロッテの順位は2位)

ーー指名されたら12球団どこでも行くと別のメディアで答えてましたが、子どもの頃はどこの球団に行きたかったのでしょうか?

田中選手:実はプロ野球を目指したのは高校生になってからで、小さい頃は行きたい球団とかはありませんでした。
小学1年生の頃から野球をやっていたのですが、当時から野球が面白くて大好きで続けてきました。

育成選手として学びたいこと

出典:asatan

 

ーープロ野球には、育成→支配下→2軍→1軍とステップアップしていく側面があり、まずは育成選手として始められますが、どんなことを学びたいですか?

田中選手:育成の選手ということで、支配下と育成では何か違いがあるから自分は育成の指名だと思っています。まずは何の差があるのかというのをしっかり自分の中で見つけて、埋めていき支配下登録を目指したいです。

ーーロッテの先輩選手で特に学ばせてもらいたい選手は誰ですか?またどんなことを学びたいですか?

田中選手:色々と学ばせていただきたい選手は、石川歩選手(投手)です。
長い間活躍されている選手なので、長く活躍する秘訣を教えていただきたいです。

野球部の岡本監督と後輩から見る田中選手

ーーコメントを聞いて自分の立ち位置を認識しつつ、自分をどのようにステップアップさせるのかという考え方が高校生とは思えないくらい大人びていると感じました。
実業高校の野球部のみなさんも日々、考えながら練習されていると思いますが、田中選手はその中でも飛び抜けているのでしょうか?

岡本監督:考え方のレベルは高く、とても大人の一面を見ることが多いです。
ですが、いつも大人びているかと言えばそうではなく、他の部員といる時は高校生らしい一面を見せているので両面を持ち合わせている選手ですね。

ーーちなみに田中選手の学業の方はいかがでしょうか?

岡本監督:実は野球だけでなく勉強も頑張っておりまして、成績優秀な生徒です。

ーー野球部の後輩である大網 新汰選手(2年生)にとって、田中選手ってどんな先輩ですか?

大網選手:とても紳士的な方です!
自分は目立つ方ではないのですが、自分や他の後輩選手にも的確なアドバイスとか実業高校野球部としての礼儀作法なんかも教えてくださり、すごく頼り甲斐のある先輩です。

ロッテの1軍マウンドに上がる時にはどんな選手になっていたいか

出典:asatan

 

ーーロッテの1軍のマウンドに上がる際には、こんな選手になっていたいと思い描く将来像ってありますか?

田中選手:あまり思い描いてはいないのですが、一軍で投げられる時にはしっかり周りの人たちから応援されるような選手になっていたいです。

ーーこれまで地元旭川の人たちからたくさん応援されてきたと思います。
最後に旭川の人たちに向けコメントをお願いいたします。

田中選手:小さい頃から旭川で育ってきているので、旭川の代表となれるようにしっかりがんばっていきます。
これからも応援をよろしくお願いいたします!!


この記事のキュレーター

asatan公式アカウントです。
旭川とその周辺地域に関連するイベント、グルメ、観光、くらしに役立つ情報などなど、ドシドシご紹介しますのでお楽しみに!