2022年10月01日

日本一のジェラートと日本一のサンゴ草がある網走へ行ってみよう

旭川から車で約3時間半ほどの距離にある網走市には、日本一のジェラート屋さんと日本一のサンゴ草群落地があります。オホーツク海沿岸の気候と風土が育んだ自然、そして地域の酪農業に密接な関係があるジェラートは、どちらも人々の努力が反映された素晴らしい魅力があります。今回はそんな網走を代表する魅力を2つご紹介致します。


リスの森 ジェラテリア Rimo

Photo:らくださん

 

網走市内にある「リスの森・ジェラテリア Rimo」さんは、地元網走産の牛乳にこだわったジェラートを提供して下さる本格派ジェラート屋さんです。

地元の方々にはもちろん、観光客からも愛される人気店で、広い駐車場が車でいっぱいになってしまうことも少なくないようです。

Photo:らくださん

 

レシピは150種類以上とも言われていて、季節や素材に合わせて最適なメニューを提供しています。

上の写真は今回訪問時のメニュー表ですが、時期によって変化があるようです。

今回は仲間同士複数人で訪問したので、みんなでそれぞれ別々のフレーバーを選んでシェアしてみたのですが、個人的にヒットしたのがピスタチオでしたね。あと和栗。頭の中でイメージする味とは違い、良い意味で印象を裏切られた感じの美味しさでした。

Photo:らくださん

 

リスの森のジェラティエリである高田聡さんは、2017年に世界最大のジェラートコンテスト「SHERBETH FESTIVAL」(イタリア・パレルモ)にてアジア人初の世界チャンピオンに輝き、2019年には国際ジェラートコンテスト「第60回MIGガストロノミーコンテスト」の優勝により、日本人唯一の二冠を達成するという素晴らしい功績を残されました。

もう日本一を通り越してアジア一ではないかと思われる内容ですね!

そんなリスの森さんが提供するジェラートが美味しくないワケがないんです!

Photo:らくださん

 

どの商品も「厳選」や「こだわり」といった言葉が当てはまるものばかりで、とても一度では味わいきれない豊富なメニューが人気の理由ではないでしょうか。

またリピートしたくなる魅力があり、楽しさにつながっています。

Photo:らくださん

 

遠くからでも足を運ぶ価値のある、とっても美味しくて有名なジェラート屋さんです。

私の友人も我慢しきれず旭川から車をトバしてここだけのために駆けつけたことがあるほどです(笑)

みなさんも是非立ち寄って頂ければと思います。

店舗情報

住所:網走市字呼人418番
電話番号:0152-48-3053
営業時間:
10:00 ~ 17:15(夏季最長)
10:00 ~ 16:00(冬季最短)
※商品が無くなり次第閉店
定休日:不定休(冬季は水曜日定休)
駐車場:あり

ジェラテリア Rimo【公式】

https://risunomori.com/

北海道網走にあるジェラテリア。北海道網走産の搾りたて牛乳を味を損ねないように低温殺菌にて100%使用、ここでしか味わえない濃厚で滑らかな口当たりが人気。イタリア国際大会で2度優勝した世界が認める極上ジェラートのお店

卯原内サンゴ草群落地

Photo:らくださん

 

網走市内にある能取湖畔の卯原内(うばらない)にはサンゴ草の群落地があり、その規模はまさに「日本一」です。

駐車場に車を停めると、そこから遠くに見える海岸線までサンゴ草が続いているのではないかと思えるほど広い面積に群生しています。

Photo:らくださん

 

能取湖のサンゴ草群落地はその規模の大きさからも有名で、訪れる多くの人々を魅了しています。

「サンゴ草」は学術名「アッケシ草」の通称で、海水を含む湿地帯等に自生する植物の一種です。

このサンゴ草は夏の間は緑色をしていますが、秋になると綺麗な赤色へと変化します。

そのため、赤いサンゴ草を見るには時期があり、能取湖では例年だと8月下旬頃から10月中旬頃がそのシーズンにあたり、一番の見頃としては9月下旬頃とされています。

Photo:らくださん

 

サンゴ草は、かつては日本国内のあちこちでも確認できたようですが、環境の変化等によりその数を減らし、今では環境省の絶滅危惧II類に指定されている希少な植物となっています。

中でも卯原内では地域をあげた本格的な保護活動はその努力が実り、日本一のサンゴ草群落地となりました。

Photo:らくださん

 

空の青と能取湖の青、そしてサンゴ草の赤のコントラストが本当に素晴らしいですよね。

美しいサンゴ草をこれからも長く見続けるためにも、ゴミのポイ捨てや群落地への侵入などはしないようにしましょう。

施設情報

名称:能取湖サンゴ草群落地
住所:北海道網走市卯原内60−3
電話番号:0152-47-2301(卯原内観光協会)
開園期間:8月上旬〜10月中旬
開園時間:終日
休園日:なし
駐車場:無料

まとめ

いかがでしたでしょうか?
網走市は旭川から少し離れた場所にありますが、ドライブなら日帰りも可能なエリアだと思いますので、是非気軽に足を運んでみて頂きたいと思います。


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