2019年10月28日

誰でもできる!髪の毛の寄付(ヘアードネーション)をしてみよう

もったいないが口癖の私。自分の髪の毛であっても、ただただ捨ててしまうのはもったいないと感じています。そんな時に知ったのは髪の毛の寄付。病気で髪の毛を必要としている人に寄付してみませんか?


もったいないが口癖の私。自分の髪の毛であっても、ただただ捨ててしまうのはもったいないと感じています。

「もったいないな~」と考えている間に、めんどくさがり病も発病して、気が付けば髪の毛も伸びっぱなし…(笑)そんな時に知ったのは髪の毛の寄付!

髪の毛の寄付・ヘアードネーション

なかなか聞きなれないヘアードネーション。

ひと言でいうと、医療用の人毛かつらを作るための寄付になります。

「ヘアドネーション」とは、癌や白血病、先天性の無毛症、不慮の事故などにより髪の毛を失った子供たちに、皆様に寄付していただいた髪の毛を使用して、完全オーダーメイドの人毛の医療用ウィッグを無償提供する活動です。

1つのかつらを作るために必要な髪の毛の量は20人から30人分の髪の毛。必要としている人に届けるためには多くの人の協力が必要となります。

日本でも複数の団体で髪の毛の寄付を受け付け、寄付活動を行なっています。

寄付するための条件

31cm以上の長さ
切り口を輪ゴムなどでまとめます

 

● 31cm以上の長さがあること
● 髪が完全に乾いていること
● 切り口を輪ゴムでしっかりまとめてあること
● 髪束は同一人物ごとにまとめること

基本的には31cm以上の長さ必要

多くの寄付を受け付けている団体では、31cm以上の髪の毛の長さがあればOK。

パーマや染髪、白髪でも通常のお手入れがされている髪の毛(引っ張ると千切れるとかじゃなければ)であれば、問題ないそうです。

15cmから髪の毛の寄付ができる団体もあります

ごく稀に15cm以上からの寄付を受け付けている団体もあります。

「31cm以上も伸ばせないわ!」って人も15cmからだと気軽に寄付できると思います。
※2019.10.21より、つな髪さんでの15cm以上31cm未満の髪の毛の寄付が一時休止になりました。

どこで髪を切ればいいの?

セルフカットでもOK!

”髪の毛の寄付”のイメージから特別なことが必要な感じがしますが、寄付するための条件さえ満たせば、髪の毛を切る場所はどこでもOKなんです!

寄付するための条件
● 31cm以上の長さがあること
● 髪が完全に乾いていること
● 切り口を輪ゴムでしっかりまとめてあること
● 髪束は同一人物ごとにまとめること
を満たせるなら、決められた美容室に行かなくてもセルフカットでもOKなんです!

せっかく伸ばした髪の毛が送る最中にカビてしまうと使えなくなっちゃうと聞いたので、髪の毛が濡れないようにすることには特に気を付けました。

● 髪の毛を完全に乾かすために前の日の晩に髪の毛を洗っておくこと
● 髪の毛を切る日は整髪料を使わないこと

賛同美容室でカット

各団体のサイト(下にまとめてあります)から、賛同サロンを検索して調べることができます。

旭川市内では東光・永山・忠和・西の地区に賛同サロンがあるようです。当然ですが、賛同サロンでのヘアドネーションカットにも料金が発生しますし、予約時には必ず「ドネーションカットをしたい」ことを伝えてくださいね。

通いなれた美容室でカット

私が寄付したのはこの方法。いつも通っている美容師さんに相談して髪の毛を持ち帰りさせてもらいました。

通いなれた美容室でカットする場合は、
お店の方に事前に
● ヘアードネーションしたいこと
● 髪の毛の持ち帰りが可能か
● いくつか束に分けて31cm以上の長さでカットが可能か

を確認してくださいね。

対応可能だった場合、予約当日にヘアードネーションの資料も用意しておくと、美容師さんも対応しやすいそうです。

ヘアードネーションを受け付けている団体

Hair Donation(ヘアドネーション)|ヘアドネーションならNPO法人HERO

https://hairdonation.hero.or.jp/

ヘアドネーションならHERO。病気と闘う子供たちにウィッグを贈ろう!髪を切るだけのボランティアNPO法人HERO「へアドネーション」サイトです。

Japan Hair Donation & Charity(ジャーダック,JHD&C)|ヘアドネーションを通じた社会貢献活動

https://www.jhdac.org/

JAPAN HAIR DONATION & CHARITY(通称:JHD&C,ジャーダック)は、寄付された髪だけで作ったメディカル・ウィッグを頭髪に悩みを抱える18歳以下の子どもたちに完全無償提供している日本で唯一のNPO法人です。

つな髪・髪の毛の寄付

https://www.organic-cotton-wig-assoc.jp/

ヘアドネーション(髪の寄付)によって小児がんや脱毛症のお子さんに無料で医療用ウィッグをプレゼントする活動です。 髪の長さ15cm以上あれば誰でも参加できる社会貢献活動です。

髪の毛の送り方

髪の毛を送るときは束ねたまま
アンケートの同封も忘れずに!

 

髪の毛の送り方はとっても簡単♪

封筒やレターパックなどに、髪の毛をゴムで留めたままの状態で入れるだけ。(送料は各自負担)

簡単なアンケートと、受領証等が必要な場合は、髪の毛と一緒に団体で決められた方法で封筒など用意します。「追跡サービス」つきで発送すれば到着を確実に把握できるので、レターパックが使いやすかったです。

ちなみに、髪の毛をはダイレクトに封筒に入れてOK!

雨などで髪の毛が濡れるのが心配な場合は、ビニール袋に入れる程度の梱包は大丈夫ですが、荷ほどきのしやすさから、ラップやティッシュは控えた方がいいようです。

他店やご自宅でカットした髪の毛を賛同サロンに持ち込み、発送代行だけを依頼することは、美容室の業務の妨げになるのでやめましょうね!

次の寄付のために伸ばしています

実は、髪の毛の寄付をしたのは2018年の5月の話。
31cm以上の長さを寄付するには3年近く伸ばし続ける必要があるので、すでに次の寄付のために髪の毛を伸ばしています。

興味のある方は、ぜひやってみてくださいね。


この記事のキュレーター

暮らしにまつわること全般が好きな二児の母。
計算と数字は苦手。