2023年07月05日
旭川市内にはたくさんのおいしいソフトクリーム屋さんがあって、市内のフリーペーパーも特集記事を企画するほど!ソフトクリームと同じくらいおいしくて各地の特産品や趣向を凝らした商品が「カップアイス」です。多少溶けてもこぼす心配なし!小さなお子さんやゆっくり食べたい人もカップアイスなら安心。素材と特産品にこだわったカップアイスをご紹介します。
旭川が誇る創業百余年の酒蔵「高砂酒造」。
外観が素敵で見るたびに歴史を感じて感慨深くなるとともに、おいしいお酒を思えばわくわくもします。
直売店にはお酒のほかにもおいしくたのしいものがたくさんあります。
まだ行ったことのない旭川市民の方、お酒の好きな方もそうでない方にもおすすめの場所です。
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入口には、酒造りに使われている仕込み水が、「鹿威し」から水受けへ流れています。
すぐ横に紙コップが設置してあるので、水を試飲できます。
また、直売所の裏手には「水汲み場」があり、4リットル以内の容器を5本以内であれば持ち帰ることもできます。
直売所入口の水受けに、「国士無双」のアイスがあると知り、お店へ入ってみました。
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魅力的なお酒を横目に、直売所の奥へ進むと、冷凍庫が。
どのようなアイスなのか説明書きがありました。
うずらの卵でアイスを作っているのは、日本で唯一「室蘭うずら園」さんだけのこと。
室蘭産のうずらの卵と興部町にあるノースプレインファームの牛乳、そして高砂酒造の酒粕を使っているアイスのようです。
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直売所の中にある休憩スポットですぐにいただきました。
フタを開けると酒粕のいい香りが強く漂いました。
味わいにも酒粕がきいていますが、濃厚なうずらの卵とやさしい牛乳の味わいもしっかり伝わってきます。
癖になりそう!
またすぐに買いに行こうと思っています。
高砂酒造 直売所
住所:旭川市宮下通17丁目右1号
電話:0166-22-7480
営業時間:9:00~17:30
定休日:年末年始
駐車場:あり
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旭川から車で約2時間30分ほど。
安平町は、本格的チーズ工場発祥の地。
「早来町」と、「追分町」が合併して誕生した町で、人口8,000人弱の町です。
訪れたのは5月の中旬でしたが、安平町から滝川市へ向かう道のりは、どこを見ても一面が菜の花畑。
カップアイスを見つけた「道の駅 あびらD51ステーション」の目の前も菜の花畑が広がっていました。
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「道の駅 あびらD51ステーション」は、道の駅の中にD51が展示されていて自由に見学ができます。
国内最後のSL定期運行が行なわれた町として全国の鉄道ファンが訪れるのだとか。
道の駅の中は、パン屋さん、カフェ、お土産ショップ、野菜やお米の販売など、食の楽しみもいっぱい。
2019年にオープンした新しい道の駅とあって、スタイリッシュなつくりです。
平日であっても混雑している人気のスポットですね!
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その菜の花を使ったカップアイスを見つけました。
写真がピンボケですが、ご当地アイスクリームのようです。
安平町産の菜の花とはちみつを使ったナチュラルな口当たりのアイスとのこと。
早速買ってみました。
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ほんのり黄色みがかったアイスは、はちみつの味が伝わるもののさっぱりとした味わい。
どちらかというと、シャーベットに近い食感です。
後味も爽やかでおいしい!
はちみつが使われているので、「1歳未満の乳児には与えないでください」と、注意書きもありました。
ゆっくりとアイスを頂きながら、壮大な歴史を持つD51を眺めてきました。
道の駅 あびらD51ステーション
住所:安平町追分柏が丘49-1
電話:0145-29-7751
営業時間:9:00~18:00
定休日:年末年始・ほか不定休
駐車場:有り
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旭川から車で約3時間。
オホーツク海に面した興部町は、人口約4,000人に対して牛が約12,000頭もいる酪農王国です。
新鮮な牛乳を使った乳製品のほか、ホタテをはじめサケ、マス、毛ガニなどの海産物も特産品です。
今回は道の駅おこっぺへ、行ってみました。
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道の駅ではもちろんソフトクリームの販売があり、日替わりで使われる牛乳が変わるのだとか。
いつか食べ比べてみたいですね。
カップアイスもありました。
・ミルク:生乳の風味とコクを生かした、くどさのない懐かしい味のアイス
・バニラ:生乳とバニラの上品な香りをミックスしたスタンダードアイス
・夕張メロン:夕張産メロンと興部産のミルクを絶妙にミックスさせたメロン風味豊かなアイス
・ハスカップ:ハスカップの甘酸っぱさがすっきりとしたアイス
・抹茶:抹茶の上品な風味をそのまま仕上げたアイス
・ココア:ココアの香ばしい味となめらかな舌触りのアイス
・チコリ:焙煎したチコリ根のコーヒーを使ったノンカフェインのアイス
7種類ものフレーバーがありました。
おこっぺ牛乳そのものの味わいを食べたかったので、「ミルク」にしました。
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素朴でおいしい、牛乳そのものの味です。
くせがなく、さっぱりした味わいで、牛乳独特の臭みがないので、牛乳が苦手な方でもきっとおいしく食べられますよ。
初めは、スプーンが刺さらないほど堅かったのですが、溶けるのはあっという間!
余計なものが入っていない純粋なアイスクリームだからこそなのだそうです。
道の駅おこっぺ
住所:興部町興部1322-21
電話: 0158-82-2385
営業時間:9:00~17:00
定休日:水曜日
駐車場:有り
固いままに、または、柔らかくなってからと、食感も自分で調節でき、ゆっくり食べてもこぼれる心配のないカップアイス。
これからのドライブの季節、お出かけ先でご当地アイスを食べてみませんか。
この記事のキュレーター
♡旭川市内で暮らすライター。
♡保育士経験を活かしたコラム、障害児育児、北海道観光、道内温泉、旭川のグルメ、アウトドアの記事を執筆中。
♡寄稿媒体:UHB北海道文化放送局「SASARU」・たびらい北海道・いい眠りPress・温泉風呂録、など
♡高校生と中学生のママ。趣味はカメラとアウトドア。トラ猫飼ってます。
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