今回自転車で走るルートは下の地図のようになります。
旭川駅を出発して、旭山動物園を経由し、上南部水神宮を経て嶺雲橋を超え、チョボチナイゲートから東川町に向かい、旭川駅に戻る格好になります。
2023年10月19日
東川町には1年のうち1ヶ月間程しか通れない幻の道があります。今やライダーの聖地のような場所になっていますが、よくよく見てみると旭川から案外近い場所にあったりするんですよね。ひょっとして自転車でもいけちゃうんじゃないかな?という素朴なギモンから、なんとなくチャリで向かってみることにしました。
今回自転車で走るルートは下の地図のようになります。
旭川駅を出発して、旭山動物園を経由し、上南部水神宮を経て嶺雲橋を超え、チョボチナイゲートから東川町に向かい、旭川駅に戻る格好になります。
Google map 上では約80km弱。表示時間では5時間程度となります。
途中で休憩したり遊んだりしますから、6時間くらいみた方が良いのでしょうか。
それでも朝8時に出発して午後2時には戻れる計算ですから、ホントにそんな感じで進めるか、実際に走ってみることにしました。
旭川駅を出発して、最初に向かうのが旭山動物園です。
実際には入園したりしませんが、ランドマーク的な意味で目的地としています。
ここまででおおよそ12km、時間にして40分くらいでしょうか。小休止を済ませたら、正面の動物園正門へは向かわず写真の橋を渡って左方向、21世紀の森方面に進みます。
Photo:らくださん
市街地は実質上このあたりまでで、この先は交通量も少なくなり、コンビニなどもなくなりますので行動食や水分などの補充には要注意ですね。
Photo:らくださん
旭山動物園からペーパン川に沿って21世紀の森方面へ向かいます。
途中、上の写真のような砂利道をわざと選んだり大雪山が綺麗に見える場所を探したりと、寄り道をしながら進んだので結構時間がかかりましたが、旭山動物園から約1時間ほどで上南部水神宮に到着しました。
Photo:らくださん
寄り道せずに真面目に進めば、旭山動物園からは14kmくらい舗装路を走るコースなので、ここへはもっと早く着くと思うんですが‥楽しそうな場所を見つけるとついつい遊んでしまうのは私の悲しい習性ですね(笑)
ここで大休止をとって上南部神宮の水で清める事にします。
Photo:らくださん
今の時期は水量が豊富なのか、結構な量が出ていました。
コップに少し頂くつもりが、一瞬でドゥワッとあふれてしまい‥(笑)
Photo:らくださん
そんなワケで、コーヒーなんかを飲もうかとコンロでお湯を沸かします。
お湯が沸くまでの間の待ち時間も、結構楽しいものですよね。
Photo:らくださん
自転車である程度以上の距離を走る時は行動食などで補給をとる必要があり、コーヒーも砂糖ミルク入りで頂きました。
ここから先は本格的な山道になりますので、十分な休憩と補給を行い英気を養います。
Photo:らくださん
さて、十分休憩をとって、いよいよ山岳路に向かいます。
瑞穂ゲートを抜けて上の写真の位置、東川北7線ゲートを超えると、道道1116号線の中でも1年の間で1ヶ月程しか開通しない幻の道として有名な区間に入ります。
Photo:らくださん
上南部水神宮を出発して山道をひたすら登ることおおよそ1時間。ようやく嶺雲橋に到着しました。
距離的には13kmほどですが、さすがに上り坂が続くとキビシイですね(笑)
それだけに、ここからの景観が一層素晴らしく感じます。
Photo:らくださん
いやぁ、さすがにこの時期しか通れない「幻の道」として有名な場所だけに、嶺雲橋は物凄い人が居て驚きました。
ちょっとした観光スポットになっている雰囲気がありますね。
自動車で来られる方も多かったのですが、ライダーさんからもかなり人気なようで、みなさん思い思いの場所で写真を撮られていました。
Photo:らくださん
特に橋のチョボチナイゲート側(南側)は駐車量も多く、それに比例して歩行者の数も多くなっていましたので、自転車で移動している私もぶつかったりしないように気を遣いながら通過しました。
Photo:らくださん
嶺雲橋からチョボチナイゲートまでは6km程ですが、道路幅も狭くアップダウンもキツいので距離感以上に体力を使います。
なんだかんだで嶺雲橋から30分くらいかかり、ようやくゲートまで降りてきた時には、ちょっとホッとした気分になりました。
Photo:らくださん
チョボチナイゲートから忠別湖のほとりを東川の町方面へ向かっていると、綺麗なダムが見えてきます。忠別ダムですね。
そのダムの脇に立っているのが忠別ダム管理支所さんです。
Photo:らくださん
通りがかりだったのですが、気になったのでちょっと立ち寄ってみました。
ダムの上は通路になっていて、休憩がてら景色を見ているドライバーさんもおられました。
Photo:らくださん
管理事務所ではダムカードが配布されていました。
せっかくなので記念に一枚頂いて、再出発します♪
忠別ダム管理支所を過ぎると13kmほどで東川の町へ到着します。
基本的にすごく緩やかな下り坂が続く感じになりますので、メンタル的にも体力的にもだいぶ助かりますね。
東川の町にさえ着いてしまえば美味しいレストランやオシャレなカフェなどもありますので、落ち着いて体を休める事ができます。
あるいは飲み物や食べ物を買えるコンビニなどもありますので、公園で一休みするのも良いかも知れません。
さて、東川の町まで来ると、旭川駅までの残り14kmは平坦路のみです。
道路さえ混まなければ1時間弱で到着します。
東川の町を抜け、旭正を超え環状線が近づいてくると、あぁ帰ってきたなぁと感じます。
ですが、最後まで気を抜かずに安全走行を心がけて進みます。
旭川駅から嶺雲橋を超えチョボチナイゲートまで、自転車でも日帰りで十分行く事ができました。
自転車に慣れた人なら旭川駅前にある旭川観光物産情報センターさんのレンタサイクルでも行けちゃうんじゃないかな?と思えるくらいでした。
私はクロスバイクで走りましたが、本格的なロードバイクの方ならもっと早く快適に走れたのではないでしょうか。
旭川以外の地区から訪れる方、あるいは自転車初心者の方にとって少しでも参考になれば幸いです。
尚、今年のチョボチナイゲート開通期間は10月12日で終了しました。
次回の開通は来年秋頃ということになってしまいますが、それまでしばらくの間計画などを練りながら楽しみを膨らませておきましょう。
この記事のキュレーター
Photo:らくださん Google map より