SL冬の湿原号!乗ってみたかったんですよね〜。
でも、せっかく釧路に行くならタンチョウも見たいし釧路ラーメンも食べてみたい。
旭川からちょっと距離のある釧路だからこそ、楽しめるものも多いハズ。
そこにしかない魅力。やっぱり味わってみたいですよね。
2024年03月11日
釧路は夏だけではなく四季を通じて素敵な魅力にあふれています。SL冬の湿原号もその一つで、一度は乗ってみたいものですよね。今回はそんな釧路の魅力の一部を紹介させて頂きます!
SL冬の湿原号!乗ってみたかったんですよね〜。
でも、せっかく釧路に行くならタンチョウも見たいし釧路ラーメンも食べてみたい。
旭川からちょっと距離のある釧路だからこそ、楽しめるものも多いハズ。
そこにしかない魅力。やっぱり味わってみたいですよね。
旭川から釧路までのルートをザックリ解説致します。
釧路までは旭川から約250km。車でおおよそ4時間半の道のりです。
まずは旭川から国道39号線で層雲峡に向かいます。
層雲峡から国道239号線へ乗り換え三国峠を超えて行きます。
上士幌町で国道241号線に乗り換え足寄町まで進みます。
足寄から国道242号線に乗り換え本別町へ向かいます。
本別ICから阿寒ICまで無料高速が利用できます。
阿寒ICから国道240号線に乗り一路南へ。
最後に国道38号線に乗り換えれば、釧路に到着します。
もちろんですが、JRで釧路へ向かうことも可能です。
都市間バスも出ていますので、乗り換えナシならコチラが便利ですね。
Photo:らくださん同行者
そんなこんなでJR釧路駅に到着しました。
ホームに入ったSL冬の湿原号は出発するまでの少しの間、JRさんの好意であちこち見学させて頂けるんですよね。
Photo:らくださん同行者
上の写真のように機関車の内部にお客さんを招き入れて下さったり、JR職員の方々がいろいろと丁寧な対応をして下さいました。
私も実際に稼働している機関車の運転室を見せてもらった事が今までなかったので、見学だけでなく写真まで撮影させてもらえるなんて、ホント驚きでした。
Photo:らくださん
そんな感じなので機関車の周りはご覧の通りたくさんの人でドゥワッと賑わっています。
もはや撮り鉄なのか一般人なのかワカラナイくらいゴタゴタしていて「押すな押すな」くらいな勢いになっちゃってますね。
出発前からお祭りムード満開なのは楽しくて盛り上がりますよね。
Photo:らくださん
SL冬の湿原号の出発時刻は11時05分。そろそろ客車に乗り込みます。
我々が乗るのは1号車。SLもそうですが客車の雰囲気もすごく良いですね。
Photo:らくださん
コチラは1号車内部の様子です。
進行方向に向かって左側に釧路湿原が見えますので、左側の席はご覧の通り完全に窓の方を向いていて、右側の四人乗りBOX席は窓の外がよく見えるように通路から一段高い位置に席が置かれています。
また走行中も移動はできますので、窓の外を見たい場合はデッキに向かうこともできます。
Photo:らくださん JR北海道 釧網本線めぐり旅 パンフレット近影
上の写真はJR北海道発行の釧網本線めぐり旅パンフレットです。
パンフレットには時刻表やSL冬の湿原号の車両装備が記載されていますので大変参考になります。
Photo:らくださん同行者
3号車4号車は「ストーブカー」と呼ばれており、年配の方には懐かしいダルマストーブが設置されています。
この日も気の早いお客さんが出発前からスルメを焼かれていました(笑)
Photo:らくださん
汽車は出発するとのんびりとしたスピードで標茶駅に向かって進んで行きます。
車窓からは時折り写真のように釧路川が見えます。
最近は夏だけではなく冬もカヌーを楽しむ方が増えているそうで、この日もその姿を見る事ができました。
また、シカやタンチョウなどの野生動物も必ずではありませんが見る事ができます。
Photo:らくださん
SL冬の湿原号は釧路駅から標茶駅まで進み折り返し運転を行います。
ですので本来なら標茶駅が終着駅なんですが、そのひとつ手前の茅沼駅では天然記念物のタンチョウを見る事ができるというので、我々はコチラで下車することにしました。
Photo:らくださん
茅沼駅で降りたおかげでホームを出発するSL冬の湿原号を見る事ができました。
こういった体験も良い思い出になりますね。
Photo:らくださん
さて、この茅沼駅はタンチョウが飛来する駅として有名で、ネットなんかで調べていると結構ワサワサ居るような書き方をされていましたが、我々が行った当日はチラホラ居る程度でした。
それでも結構近くに見る事ができたので、ちょっと感激でしたね。
Photo:らくださん
ホームの反対側で立ち入る事ができませんが、おそらく餌箱が用意されているので近づいてくるのでしょう。
茅沼駅の滞在時間は45分くらいなので、持参したお昼ご飯をとりながらのんびりとタンチョウを観察しました。
Photo:らくださん
折り返しは12時55分発釧路行きの快速列車を利用しました。
往復SL冬の湿原号に乗車される人もいますが、我々はタンチョウを見たかった事もありコチラに乗って釧路へ向かいました。
Photo:らくださん
さすが快速列車だけあって、ササッと釧路駅まで戻れましたね。
この列車で戻ってくるお客さんも多いようで、意外と混雑していました。
Photo:らくださん
ちょうどお昼の時間帯に移動するSL冬の湿原号。
駅弁なんかを買って車内で食べるのも楽しいですし、先に食事を済ませてから列車に乗るのも悪くありません。
釧路駅に戻ってから余韻に浸りながらみんなでワイワイ食事をするのも楽しいかも知れませんね。
JR釧路駅構内には美味しそうな商品を並べているお店がいくつかありました。
我々は釧路駅で軽食を購入して先に書いた通りタンチョウを見ながら茅沼駅で食事をとりました。
コチラで購入したものの一部を紹介させて頂きます。
Photo:らくださん
レフボンさんは全道にチェーン展開しているパン屋さんなので、知っている方も多いと思います。
JR釧路駅構内にもお店があり、イートインスペースも用意されています。
Photo:らくださん
Photo:らくださん
さすがレフボンさんだけあって品揃えは大変豊富です。
いや、どれにしようかホント迷っちゃいますよね。
Photo:らくださん
そんな中でも気になったのはコチラ限定販売の「SLパン」です。
チョコがベースの可愛いパンで、レフボンJR釧路駅店オリジナルの商品になります。
Photo:らくださん
限定オリジナル商品っていうワードにとても弱いので、つい買ってしまいました。
チョコレートがしっかり使われていてとても美味し可愛いかったです♪
住所:北海道
釧路市北大通14丁目 JR釧路駅構内
電話:0154-21-9020
営業時間:07:00~19:30
定休日:不定休
Photo:らくださん
レフボンさんの向かいにあるのが「おにぎり屋 ばんばん」さんです。
釧路のソウルフード「カレーチキン」が販売されています。
Photo:らくださん
もう文字通りのカレー味のチキン。間違いありません。
スパイシーな感じとカレーの香りが絶妙です。
Photo:らくださん
そう言えば釧路はザンギ発祥の地と聞いた事があります。
おつまみにちょうど良いザンギも注文しちゃいました。
住所:北海道
釧路市北大通14丁目 JR釧路駅構内
電話:0154-22-0770
営業時間:07:30~19:00
定休日:不定休
Photo:らくださん
旭川を出発する前、以前釧路に数年住んでいたことがあるというスズキ君に「釧路ラーメン食べれるとこってドコ?」って訊いたところ、「いろいろありますけど、オレは広東が好きっスね」と紹介されたので、やってきました中華料理「広東(カントン)」さん。
住宅地にあるアットホームな雰囲気のお店です。
Photo:らくださん
メニュー表はこんな感じです。
結構バリエーション豊富なメニューで、ランチも充実している雰囲気でした。
Photo:らくださん
今回はお腹も空いていたので、ラーメンと天津飯のセットメニューをオーダーしました。
セットには餃子も付いてきます。
Photo:らくださん
おぅ!これが本場の釧路ラーメンかぁ!
スープはシンプルでさっぱりしていて、麺は細めで凄く食べやすい感じ。
するすると食べれるのでお腹がドンドン温まっていく感じなんですよね。
セットなので小サイズだと思ったんですが、結構なボリュームがありました。
Photo:らくださん
天津飯の方はあんかけのあんが甘めのタイプ。
ごはんとの相性もちょうど良く、ラーメン・天津飯・ラーメンの無限ループに突入します。
Photo:らくださん
そしてこの餃子。焦げ目はカリッとしていて皮はモチモチ。具もしっかりしているので食べ応え十分。
あー!車を運転していなければ絶対ビール案件ですよコレは!
お店の雰囲気はとてもアットホームな感じ。
食事の方もとても優しい感じで美味しく頂きました♪
住所:北海道
釧路市星が浦北2丁目3−11
電話:0154-53-2109
営業時間:月曜日火曜日11:00~15:00 16:30〜21:00 水曜日11:00~15:00 金曜日土曜日日曜日11:00~15:00 16:30〜21:00
定休日:木曜日
駐車場:あり
Photo:らくださん
さて、一夜明けて旭川への帰路、少し離れますが同じ釧路市内の施設「国際阿寒ツルセンター」さんへやってきました。
釧路市内から車で20分くらい。「道の駅 阿寒丹頂の里」さんの道路を挟んだ向かい側にあります。
Photo:らくださん
入館料は、大人(高校生以上)480円 小人(小中学生)250円。
入館チケットを持っていると、隣にある分館のタンチョウ観察センターさんにも入れます。
Photo:らくださん
施設内部にはタンチョウの生活や習性などを知る事ができる展示コーナーがあり、様々なパネルや映像などを見れるんですよね。
Photo:らくださん
一時期は絶滅が心配されたタンチョウですが、近年少しずつ数を増やしているようです。
その昔、江戸時代以前くらいまでは本当に数が多くて、本州や関東まで渡り鳥として移動していたというから驚きですよね。
Photo:らくださん
屋外に出ると、タンチョウが結構たくさん居ました。
写真は分館側の屋外施設ですが、本当にすぐそばで見る事ができます。
Photo:らくださん
昨日JR茅沼駅でも見ましたが、少し距離がありシッカリ見れなかったのでコチラの施設に立ち寄りましたが、タンチョウの息遣いが聞こえそうな距離感で、良い体験ができました。
Photo:らくださん
思っていたより大きな体のタンチョウは、飛び立つと結構迫力があります。
羽ばたき方に特徴があり、ついつい見惚れてしまうんですよね。
タンチョウに興味があり、別の場所で見る事ができなかった人は、ぜひ立ち寄って頂きたいと思います。
住所:北海道
釧路市阿寒町上阿寒23線40
電話:0154-66-4011
営業時間:09:00~17:00
定休日:年中無休
駐車場:あり
Photo:らくださん
そしてちょっとだけ追加情報です。
タンチョウを見るベストスポットとして有名なのが、コチラの「音羽橋」です。
早朝、日の出の頃に来ると多くのタンチョウが集まっている姿を捉える事ができるそうです。
今回訪れたのが夕方だった為、タンチョウは遠くにいる姿しか見る事ができませんでしたが、興味のある方は防寒対策をして早朝に訪れてみて下さいね。
住所:北海道 阿寒郡鶴居村鶴居村雪裡原野北7線東
いかがでしたでしょうか?
稚内へ行くのとほぼ同じ距離にある釧路ですが、心理的には遠いイメージがありますよね。
でも、釧路には他にはない魅力がたくさんあります。
SLにタンチョウ。ちょっと贅沢な気分が味わえる冬の釧路へ足を運んでみませんか?
Photo:らくださん 朝焼けの幣舞橋(ぬさまいばし)
この記事のキュレーター
出典:Googlemapより引用