2024年03月15日
お彼岸に『ぼたもち』を食べますか?スーパーで買って食べてもおいしいですが、専門店で買ったらもっとおいしいですよ!濃いめに淹れたお茶と一緒にぼたもちを食べませんか。
2024年の春のお彼岸は、3月17日(日)から23日(土)までの7日間。
そもそも、お彼岸って何?って思ったことありませんか?
春のお彼岸と秋のお彼岸に、お墓参りやお供えをしてご先祖様の供養をする日。
もともとは仏教の教えに由来していて、煩悩や迷いの多い此岸(現世)から悟りの世界である彼岸(あの世)へと至ること、またそのための修行を指す言葉を『彼岸』と言うそうです。
難しい言葉を使っていますが、ご先祖様に春は『ぼたもち』、秋は『おはぎ』をお供えして感謝・供養をする日です。
牡丹の花が咲く春に食べるのが『ぼたもち』、萩の花が咲く秋に食べるのが『おはぎ』と言うそうです。
北海道に住んでいると『ぼたもち』とあまり言うことがなく『おはぎ』ということが多いですね。
お店で売っているのも『おはぎ』として売られている方が多いと思います。
呼び方に地域性がありますが『ぼたもち(おはぎ)』を買って、ご先祖様にお供えをしてから濃い目のお茶と一緒におやつ時間を楽しみませんか。
北海道民なら誰もが知っているであろう帯広に本店がある『六花亭』。
今回は神楽岡店で購入。
あんこは粒あんで味は結構甘めですが、なかのもち米に少し塩気があるから、くどすぎずちょうどいい塩梅に!
ふわっと優しくあんこで包んでいるからもち米はつぶつぶ感がしっかりと残ってました。
1個のサイズが大きめなので、小腹もしっかり満たせて◎
店名:六花亭 神楽岡店
住所:旭川市神楽岡8条2丁目1-15
電話:0166-66-6666
営業時間:9:30~17:30
喫茶室営業時間/11:30~16:30(LO16:00)
定休日:なし
駐車場:あり
出典:はるすけ
創業70年以上にもなる老舗『餅菓子専門 おぎ乃』。
市内のスーパーなどでも商品を販売しているので目にしたことがあるのではないでしょうか。
粒あんの粒の皮が柔らかくてあんこがおいしい!
なかのもち米には、ほんのりあんこの風味がついてるだけなので甘すぎない絶妙のバランス。
ちょっと小ぶりのサイズなので1個と言わず2個3個と食べたくなってしまいます。
店名:おぎ乃
住所:旭川市亀吉2条1丁目4-16
電話:0166-22-0468
営業時間:9:30~18:30
定休日:日曜日
駐車場:あり
出典:はるすけ
昭和三十年代から続く老舗の菓子店『にちりん』。
わたしのなかでは、大福を食べるなら真っ先に思い出すお店です。
粒あんなのに、つぶが際立って主張してこないなめらかな食感のあんこ。
なかのもち米は粒がしっかりしているので、もちもち感があってあんことの相性も◎
北海道産の材料のみを使用し保存料も使用していないため買ってきた日に食べるのがおすすめ!
店名:にちりん
住所:旭川市8条通7丁目右10
電話:0166-22-2094
営業時間:9:00~16:00
定休日:土曜日・日曜日
駐車場:あり
春に食べるぼたもちは、本当はこしあんを使ったもの。
外側のあんこは、ぼたもちはこしあん、おはぎは粒あんと言われているそうです。
秋に収穫したばかりの小豆は皮が柔らかくそのまま皮も潰して食べられるため、秋のおはぎには粒あんが使われるのだとか。
今回はすっかり勘違いをしてしまい、すべてのお店で粒あんの物を買ってしまいましたが、結果すべてが美味しかったので良しとしていただければと思います(汗)
お彼岸にぼたもちやおはぎが食べられるようになったのは、古来から赤という色には災難が降りかからないようにする魔除けの効果があり、赤い小豆は五穀豊穣を象徴する米と組み合わせて祭事に用いられていたことからという説もあるそうですよ。
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出典:はるすけ