2024年10月18日
秋は色々と紐付けが多いですよね。読書・スポーツ・食欲・芸術……。2024年で閉店してしまうお店もあるので、今回は【読書の秋】をテーマに、旭川市内の書店を3つご紹介!
出典:サク
旭川で大正3年に創業した、老舗の本屋『旭川冨貴堂』。
その『末広店』が、2024年11月24日をもって、閉店するのだそうです。
26年という長い間、地域に愛され続けた場所なこともあり……。
お知らせにショックを受けた方も、いらっしゃるのではないでしょうか?
ちなみに私も、保育園児の時から現在に至るまで、ず〜っと利用させてもらいました。
(正直に言うと、すっごく悲しい……)
2024年も【読書の秋】が到来。
この機会に『冨貴堂 末広店』で、本を買ってみてはいかがでしょう!
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1階では主に、本と文具を販売しています。
もちろん書籍は、豊富なジャンルを取り揃え!
特に今が旬の本などは、平積みされていたりと、とても目を引きますよ。
試し読みができるのも、書店だからこその醍醐味です。
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2階は、ゲームやレンタルを取り扱っています。
昔は2階にもレジがあり、店員さんもいたのですが……。
今では1階のレジで、全ての商品を担当する形に。
(11月1日の“レンタル商品中古セール”で、ここにあるDVDなどが、もしかすると売り出されるかも?)
11月16日に予定されている“店内在庫処分セール”や“キッチンカーイベント”と併せて、最後の最後まで『冨貴堂 末広店』を、楽しみ尽くしましょう!
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店内でピックアップされていた短編集「北のおくりもの 北海道アンソロジー」。
店員さんの手書きPOPって、購買意欲がそそられますよね。
『ラッキーピエロ』とか「あずましい」とか、道民おなじみのワードも盛りだくさんですよ。
それはそうと、この『冨貴堂』のブックカバー、家にたくさんあるなぁ……。
今度からは、『冨貴堂 豊岡店』と『こども冨貴堂』を、利用させていただきます!
お店:冨貴堂 末広店
住所:北海道旭川市末広4条3丁目2-17
電話:0166-59-2800
営業時間:10:00〜21:00
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『古書の旭文堂書店』は、旭橋の近くに店舗を構える、超老舗の古本屋です。
「場所だけは知っている」なんて方も、多いのではないでしょうか?
創業は昭和42年で、50年以上の歴史を持つ、旭川市を代表する古書店。
入口付近には『1冊110円(税込)コーナー』があり、散歩ついでにふらっと寄るのにも良いんですよ。
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店内に入ると、本棚に本、床にも本……。
ジャンルで言うと、最近の書籍というよりは、昭和のものが多い印象です。
マニアックな専門書?っぽいものも多数あり、見応えのある店内は、とても居心地がよろしい!
私の好きな本の中に、『ビブリア古書堂の事件手帖』という、ライトミステリー小説があってですね……。
読んで以来、このようなThe・古書店の雰囲気が、たまらなく好きになってしまいました。
来てみると、なんとなく分かると思いますよ。
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「浅田次郎」の「鉄道員」と、「宮沢賢治」の「童話集 銀河鉄道の夜」。
「浅田次郎」の短編は、読みやすいのでおすすめですよ。
言わずと知れた「銀河鉄道の夜」は、秋の夜長にこそ、読みたい名作!
(読んだことあるのに、買うという……笑)
近くに『常磐公園』もあるので、外で読書というのも、秋ならではでしょうか。
お店:古書の旭文堂書店
住所:北海道旭川市常盤通3丁目1971-12
電話:0166-22-5987
営業時間:11:00〜18:00
定休日:水曜日
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8条通りをずっと行くと、見えてくるのが『古書さんぽ』。
マンションの1階にある古本屋です。
周辺は閑静な住宅街なので、見つけるのはちょっと難しい!
旭川には古書店が少ないので、ここもおすすめスポットですよ。
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店主の方が言うには、「できて10年くらい」のお店。
先ほどの『旭文堂』と同じく、マニアック本がたくさんあります。
「文藝春秋デラックス」とか、聞いたことがない……。
見る人が見れば、宝の山なのかな?
ただ、私の好きな本もありましたし、本好きの方には絶対楽しいはず!
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時代小説やミステリーは、コーナーで区切られています。
「池波正太郎」のエッセイが好きで……。
「散歩のとき何か食べたくなって」と「男のリズム」を購入しました。
昭和の時代の話で、環境も今とは全く違うのに、読み入ってしまう文章力!
センスの詰まったエッセイです。
『ブックオフ』などのチェーン店も、よく利用するのですが……。
それとはまた違った魅力のある、こだわり抜いた“秘密基地”感が、とても素敵な空間ですよ。
お店:古書さんぽ
住所:北海道旭川市8条通24丁目353 カネマルマンション 1F
電話:0166-76-4128
営業時間:13:00〜17:00
定休日:月・木
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