2025年07月30日

本当にあった!旭川で体験した身の毛もよだつ怖い話や不思議な話

皆さんは恐怖体験の経験ってありますか?この時期になると心霊の話題になることもありますよね…。今回は事前に皆さんから募集した、旭川や近郊で実際に体験した怖い話をご紹介していきます…。


絶対に振り返ってはいけない…。

これは旭川市の隣町、鷹栖町にある『見返りの木』という場所に行った時の話。
見返りの木は、その名の通り振り返ってしまうとよくない事が起きるとされる有名なスポットなんです。

なんでも過去に村でよくないことが起こり、そこを去る村人たちが無念の思いで振り返ったんだとか…。

そんな話を聞いて興味がでた私は行ってみる事にしたんです。
もちろん一人では怖かったので、友人を誘ったのですが誰も付いてきてくれず結局一人で行くことに。

付近に到着したのはまだ明るい秋の14時過ぎだったのですが、周辺には人気がなく、枯葉だけが風で巻き上がっている雰囲気。

この時点ですでに怖かったのですが、せっかく来たので見返りの木まで車で行ってみることに。

しかし見返りの木がもう少しで見える、そんな時でした。
『ブォー!!!』と急に突風が吹き出し、大量の枯葉が巻き上がり始めたんです。

まるでここに来るなと言わんばかりの雰囲気で、あまりの怖さに一気にバックして引き返してしまいました。
その後は法定速度をギリギリで守りつつ急いでその場を立ち去りました。

あまりの怖さにしばらく後ろを気にしてしまいました…。

【ペンネーム:くん】

※写真はイメージです

 

撮った写真を見返してみると首から上が…。

旭川近郊で撮った1枚の写真が、今も忘れられません。

友人がライトアップが綺麗なスポットで撮ってくれた1枚。
そこには頭が消え、袖には顔のようなものが浮かぶ私が写っていました。
袖に写る顔はまるで何か苦し気に叫んでいるような表情にも見えます。

その後、写真に動揺して友人と話し込んでしまったことから帰りが遅くなった夜道。
山道で車を運転していたところ、道路の真ん中で頭と胴体が分断された猫か狐のような動物の死骸を目撃しました。

今現在まで特に健康状態に異変はなく元気に暮らしていますが、
もし、あの写真に気づかず、予定通りに帰っていたら――
あの動物のように、私が事故に巻き込まれていたのかもしれない。
そう思うと、今も背筋が凍ります。

【ペンネーム:カオナシ】

※実際の写真です

 

絶対に顔をみてはいけない地蔵

学生時代に体験した話です。

旭川近郊の山道でゆるいカーブにさしかかった時、路肩にお地蔵様がいる道があるんです。
普段見慣れている風景なので特に気にもしていなかったけど、学校でそのお地蔵様の顔が布でぐるぐる巻きにされているんだと噂になりました。

誰も顔を見たことがなくて、その顔を見た時には必ず事故を起こすというような話でした。
ゆるいカーブのところでよそ見をすれば事故を起こすだろうと思いながら冗談半分で聞いていて、家に帰って母にその話をしたんです。

「そういえば気にしていなかったけど、あの道にお地蔵様いるねぇ」と言って学校終わりに興味本位でドライブがてら見に行きました。
運転席には母、助手席には私、後部座席に弟が乗っていました。
家から車で20分ほどのその場所にさしかかった時、母はスピードを緩めてゆっくり車を走らせて「ほんとに顔ぐるぐる巻きになってるね」なんて笑いながら言った時、車内で流れていたCDの音楽が突然「○ヹ×△☆♭○♯⒥△☆※!!!!!」

慌てて私は音楽を止めました。
それまでなごやかだった車内の空気が一変、誰も言葉を発しなくなり、そのまま5分くらい走らせた後に再度カーオーディオの電源を入れ直すと、先ほどまで流れていた音楽が何事もなかったかのように流れ出しました。

それからその道を通る時には誰もお地蔵様のことを言わなくなり、私が免許を取得後もなるべくその道を通ることはなくなりました。
あれはいったい何だったのでしょう。

【ペンネーム:てし】

※写真はイメージです

 

掛けても掛けても…。

葬儀場で働いてる人から聞いた話です。

仕事柄不可思議な出来事に遭遇することが多く、誰もいない部屋から突然ラップ音やドアのノック音がするのは当たり前だそうです。

最近あった出来事は、ハンガーラックに喪服をかけていたのに気付いたら喪服が床に落ちていて、何度も何度もラックに戻すけどいつの間にか床に落ちていたそうです。

ドサッと落ちる音もしないから多分床に置いてるんじゃないかな、と冷静に話していました。

【ペンネーム:さみあ】

※写真はイメージです

 

あるはずのないフランス人形

旭川市内の中学校に通っていた時の話です。
私の代では中2の時に宿泊研修で学校に泊まる行事がありました。
もちろん肝試しもするんですけど、昔から出るって噂だったので昼間にお坊さんをよんでお経を唱えたりして本格的でした。

いざ肝試し本番で2人1組になって校内1周するんですけど、昼間にお坊さんを呼んでいた教室では線香のにおいがして階段の踊り場にはフランス人形が座っていました。
さすがに懐中電灯1個は怖かったと友だちと言いながら、みんなが待つ体育館に戻ってあーだこーだ話していると、他の子と話がかみ合わないことに気付きました。

階段の踊り場に何もなかった子や、ピエロがいた子、教室では線香のにおいがしなかった子やお経が流れていた子など。
全員全く違うことを体験していたんです。

先生がわざわざ生徒に合わせて変える手間を考えるとありえないし、私たちが体験したのはなんだったんだろうって未だに謎です。

【ペンネーム:きざおか】

※写真はイメージです

 

夏の訪問者

知人の30代女性が梅雨が明けた頃から、同じ夢を毎晩見るようになったそうなんです。
連日の猛暑に寝苦しい夜が続いていたある夏のことです。

夢の中では、赤ちゃんを出産したばかりの幸せいっぱいの姉が、首のない赤ちゃんをあやしていました。
不吉な夢だと思い、最初は暑さのせいかと気にしていませんでしたか゛、同じ夢が1週間も続くとさすがに気になり、ある日そっと姉に話してみることにしました。

「ちょっと変な夢を見ててね。お姉ちゃんが怪我をした赤ちゃんを抱いてる夢なの。何となく気をつけてほしいなって…」
すると笑っていた姉の表情が変わり、「どんな赤ちゃんだったの?」と真剣な顔で尋ねてきました。

「…首のない赤ちゃんだった」と答えると、姉はしばらく黙ったあと、静かに話し始めました。

「実はね、誰にも言ってなかったんだけど、前に一度赤ちゃんを流産してるの。その子が、妹ちゃんが生まれたのを見届けに来たのかもしれないね」と、姉は少し笑っていました。

その日を境に、夢はぴたりと見なくなりました。

妹の誕生を見届けに来たという“静かな訪問”だったのかもしれません。

夏の夜にだけ開く扉があるのだとしたら——あの夢は、そんな扉を通ってやってきた、小さな命からのさよならだったのかもしれません。

【ペンネーム:hama】

※写真はイメージです

 

モナリザの呪い…

私が通っていた旭川市内の小学校には「モナリザの呪い」という噂話がありました。

各階にある教室の広さほどの何をしてもいい部屋「プレイルーム」。
毎日中休みや昼休みで遊ぶ生徒で賑わっています。
とあるプレイルームには絵画の印刷が壁に飾られており、その中には「モナリザ」も飾られていました。

ほかの絵画よりもちょっと色褪せているモナリザ…。
「モナリザの呪い」とは、過去にそのモナリザが好きで毎日見ていた人が呪われて死に至ってしまったんだとか。
死に至ったかは謎ですが、尾鰭がついてそこからモナリザと目を合わせるいう話が広まったんでしょうね。

学校を卒業してから20年以上経っていますが、今もその話は言い伝えられているそうです。
ちなみにモナリザの目を見ないように遊ぶのはなかなか大変でした笑

ほかにも21時を過ぎると窓が勝手に開け閉めされたり、上の階から走る音が聞こえることがあったそうです。(確認しても誰もいない)
夜の学校あるあるかもしれませんね。

【ペンネーム:きみず】

 

この記事のキュレーター

asatan公式アカウントです。
旭川とその周辺地域に関連するイベント、グルメ、観光、くらしに役立つ情報などなど、ドシドシご紹介しますのでお楽しみに!