2020年04月15日
フリーランスでWEBライターをしている自分ですが、新型コロナウイルスの影響で、取材の仕事がすべて中止になるなど仕事が激減。飲食店のみなさんも大変でしょうが、こちらもかなり深刻な状況です。しかし、まあ愚痴や文句を言ってもしかたないので、お金のかからない方法で旭川を楽しんでみました。
「旭川大雪観光文化検定」は、旭川市と周辺の大雪圏の歴史や文化、観光や食に関する知識を問う検定で旭川商工会議所が主催で行われています。
毎年11月3日の文化の日に試験が実施され、合格者には「合格証書」「認定証カード」「バッジ」が発行されます。
また、旭川や小樽の様々な施設の入館料が割引になったり、無料になったりの特典もあります。
「旭川大雪観光文化検定」には1級と2級がありますが、どちらも「旭川市博物館」の常設展の入館料が無料になります。
ちなみに通常は大人350円、高校生が230円、中学生以下は無料です。
ひょっとすると「旭川市博物館」がどこにあるか知らないという人もいるかもしれませんが、神楽の大雪クリスタルホールの中にあります。
受付の横には懐かしい昭和の生活道具が展示されているコーナーがあります。
懐かしいといっても、自分の記憶にあるのは黒電話と赤電話、ラジカセぐらいですけど。このコーナーは誰でも無料で見ることができます。
常設展示室は、受付がある1階と階段を降りた地下1階の2つのフロアにあります。展示室に入ってすぐ左には、アイヌの住居であった「チセ」が再現されています。
新型コロナウイルスの影響で5月29日に延期になりましたが、白老町には「民族共生象徴空間 ウポポイ」がオープンします。旭川からも多くの方が見学に行かれると思いますが、その前に「旭川市博物館」でアイヌの歴史と文化を予習するのもいいのではないでしょうか。
地下の展示室には、アイヌ関連の展示の他に旭川周辺に住む動物や野鳥のはく製が展示されています。
実は、この展示バードウォッチングをする人にとてもおすすめ。
はく製とは言え野鳥の姿を、目の目で見ることができます。
双眼鏡ごしでは、なかなか見わけのつかない「ハシブトガラ」「シジュウカラ」「ゴジュウカラ」も近くでみれば違いがバッチリ!でも、すぐに忘れちゃいますけどね。
また、展示室の中央部、地下1階から地上1階への吹き抜け部分には大きな木の模型があって、ここにも野鳥のはく製が展示されています。
以前は、双眼鏡が置かれていたと思いますが、今回は置いてなかったですね。眼鏡をかけてるとは言え、あまり視力の良くない自分には見つけるのが大変です。
それでも、目が慣れてくると何羽は見つけることができました。写真の中央に写っている「アカゲラ」分かりますよね。子供さんと行くときは、双眼鏡を持って行くと楽しく探せると思います。
施設:旭川市博物館
住所:旭川市神楽3条7丁目1
電話:0166-69-2004
営業時間:9:00~17:00
定休日:10月から5月の毎月第2・第4月曜日 年末年始
駐車場:あり
「旭川市博物館」が入っている大雪クリスタルホールには、「ミュージアムショップ」やレストランも入っています。ミュージックショップでは、あさっぴーグッズや地元作家さんの工芸品、福祉事務所でつくられた製品など、他ではなかなか手に入らないような商品も並んでいるので、お土産探しにもおすすめですよ。
この記事のキュレーター