2020年06月11日

旭川でアウトドアを満喫! カヌーツーリングに出かけよう!

旅行スタイルにもいろいろありますが、今回はカヌーを使った川旅をご紹介致します。ラフティングのような急流を行くのではなく、ゆっくり遊びながら、時にはキャンプをしながら、あくまでのんびり川を下って行きます。アウトドアで大自然を満喫するにはちょうどいい旅行スタイル。それがカヌーツーリングです。さあ、早速出かけてみましょう。


カヌーツーリングとは?

これは冗談のようで本当によく誤解される話なんでが、カヌーツーリングはカヌーを使った旅行を指すものでして、決して『カヌーで釣りを楽しむこと』ではありません(笑)
カヌーの上から釣りを楽しむことももちろん可能なんですけど、そのことをカヌーツーリングと呼ぶワケではありませんのでご注意ください。

さて、そんなカヌーツーリングですが、実は北海道はカヌーイスト達にとって憧れの聖地。
その代表格といえばやはり道東の釧路川ということになりますが、旭川周辺にも石狩川や天塩川がありますし、比較的小さな川でも十分楽しむ事はできます。
もちろん川以外でも湖や海でもカヌーは楽しめます。

目的に合った遊び場所を選んでみるのも楽しみの一つではないかと思います。

カヌーの種類

カヌーの種類には、ものすごく大雑把に分けると二種類あります。
ボートに近い形の『カヌー』と、オリンピック競技などにも使われる形の『カヤック』です。

この二種類を総称してカヌーと言いますが、種類によって楽しみ方が若干変わってきます。
いわゆるカナディアンカヌーは大柄で荷物をたくさん載せることができますが、反面大柄なために小回りが効かないと言うデメリットがあります。
カヤックは比較的小柄でどこにでもスイスイ進んでいくことができますが、あまり大量の荷物を積む事はできません。
それでも自転車旅行をするよりも荷物の量は増やせれますので、キャンプを楽しむ程度の荷物は積み込む事ができます。

これはカナディアンと呼ばれるタイプのカヌー 荷物をたくさん積むことができます

 

さて、このカヌーですが、さらに言うと折りたためるものと折りたためないものがあります。
折りたためないものはその大きさのままなので、丈夫ですが持ち運びが簡単ではありません。
たまに自動車の屋根の上にカヌーをのせているのを見かけますが、遊び場までの移動としては一般的な方法だと思います。
折りたためるタイプのものは文字通り折りたたんでしまえるので、バスや飛行機あるいは鉄道での移動も可能になります。
ただ、折りたためるとはいえ結構な荷物の大きさになりますし、組み立てや解体に時間がかかるのもネックになってくるかと思います。

こちらは折りたたみ式のカヤック 水の上を行く自転車のような楽しさがあります

 

このように色々なタイプのカヌーがあるワケですが、札幌のアウトドアショップ『秀岳荘』や、東川町の道の駅隣にあるアウトドアショップ『モンベル大雪ひがしかわ店』などで実物を見ることが出来ますので、興味のある方は覗いてみてはいかがでしょうか。

川を下る楽しさ

川を下る楽しさのひとつに、普段とはちょっと違った視線から見る景色があると思います。
移動するスピードもゆっくりなのが景色を見る意味では魅力のひとつでしょう。
下の写真は以前カヌーで花見をしに行った時のものですが、もちろん混雑することもなくのんびり見ることができました。

川から桜を眺めると、密が避けることができます

 

おにぎりを召し上がっております

 

また、他の乗り物と違って、Uターンできないところも川下りの面白いところだと思います。
「あー、さっき通り過ぎたところ、もう一回戻って見てみたいなぁ。」と思っても戻る事はできません。
本当に文字通り一方通行の遊びですので、だからこそ一瞬一瞬を大切に思うことができるのだと思えます。

そんな感じで非日常的な体験ができるので、気分転換するにはもってこいの遊びだと言えるでしょう。

安全に楽しむために

カヌーツーリングを安全に楽しむためには、もちろんぶっつけ本番で川に漕ぎ出すという事は避けなければならないでしょう。
ダムや滝のような障害物はもちろんですが、川の流れが極端な場所や危険な場所は調べておく必要があります。
天候や季節によっても流れる水の量も変わりますので、チェックしておくべきでしょう。
山登りなどもそうですが、自然を相手にする遊びですので、自己責任において危険を回避しなければなりません。
下調べをする事である程度の危険は回避できますので、出発前には必ず調べてから川へ向かうようにしましょう。

キャンプ道具やたくさんの荷物を積んで川へ漕ぎ出す瞬間は、なんとも言えない楽しさがあります

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
カヌーツーリングという、ちょっとだけマニアックな遊びではありますが、自然豊かな環境ではすごく楽しく遊ぶ事ができます。
操作方法もそれほど難しいものではありません。
少し慣れは必要ですが、誰でも簡単に遊ぶことができます。
最初は短い距離から、慣れてくれば何日もかけて海までの冒険も不可能ではありません。
きっと『いつもと違う時間』を感じることができると思います。
まずは興味を持って頂ければうれしく思います。

オマケ

とはいえ、カヌーツーリングなんていきなり出来ないよ、というのもわかります。
全くやったことがないのに突然始めるのは難しいですからね。
そこで、エントリープランとして朱鞠内湖のキャンプ場で貸しボートに乗ってみることをオススメします。
朱鞠内湖は周辺が素晴らしい自然に囲まれていて、キャンプ場の施設も大変整っており、初心者でも安心して遊びに行くことができる場所だと言えるでしょう。
まずはここでレイクカヌーならぬレイクボートで体を慣らしてから、本格的にカヌー遊びを始めていくのも悪くないと思います。
もちろんキャンプ場ですのでキャンプもできます。
レンタルも充実しているので、ほとんど手ブラでも問題ないほどです。
是非一度お立ち寄り頂ければと思います。

キャンプ | 北海道 朱鞠内湖 公式ウェブサイト|Lake Shumarinai

https://www.shumarinai.jp/accommodation/camping/

そこには、限られた人しかいけない。幻の魚が棲む[北海道・朱鞠内湖]公式ウェブサイト


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