2026年03月14日
2月は旭川冬まつりの開催に合わせて、旭山動物園では2/7~9までの3日間「雪あかりの動物園」が行われました。
冬夜の寒さの中でこそ生き生きと活動する動物たちの姿を見てもらおうと、2013年から始めたこのイベントでは、職員手作りのアイスキャンドルが園内を照らし、温かな雰囲気を演出してきました。
今年の雪あかり、皆さんにも楽しんでいただけたでしょうか。
さて、旭山動物園は今年の7/1㈬に開園59周年を迎えます。そして来年は節目の60周年、人でいうと還暦です。このおおよそ60年、旭山動物園では、市民に親しまれる日本最北の動物園を目指し、これまでさまざまな動物たちを飼育・展示しながら、変わらずに「命」を伝え続けてきました。かつては、マルミミゾウやミナミシロサイなど大型動物のほか、ローランドゴリラを飼育していた時期もありました。そのローランドゴリラは、1994年エキノコックス症の感染により、オスの個体が死亡したことで、約1年間、閉園を余儀なくされるなど、旭山動物園にとって苦難の時代もありました。そのような時代を乗り越え、現在では国内外から多くの皆さんに来園いただけるようになりましたが、旭山動物園はこれからも、地元に根ざし、長く親しまれる動物園であり続けたいと感じています。
旭山動物園の施設も時代とともに変わっていますが、1967年の開園時から残っている施設も存在します。それは「旧総合動物舎」です。かつては、マルミミゾウやカバ、アミメキリンなど大型動物のほか、トラやライオンなど猛獣たちも飼育展示しており、旭山動物園の中心的な存在といえる施設でした。現在は、展示施設として利用せず、一部動物たちのバックヤード的役割を果たしていますが、施設の老朽化に伴い、数年以内には取り壊す予定となっています。寂しい気持ちもありますが、これも時代の流れといえるのかもしれません。
そしてもう一つ、開園以来変わらずに存在するのが、園内数か所に点在する「タコの水道」です。動物園なのになぜタコ?とも思いますが、このタコ水道たちは、雨の日も晴れの日も雪降る寒さの日も、旭山動物園と旭山の動物たちをずっと見守り続けてきました。「伝えるのは、命」。このテーマとともに、旭山動物園の動物たちも施設も、そしてタコ水道も、次の時代に向かって、これからもゆっくりと歴史を刻んでいってほしいと願っています。
動物図書館では、担当職員による絵本の読み聞かせを行っています。毎回動物のお話がたくさん聞けますよ。読み聞かせ終了後には、飼育員による、絵本に登場した動物に関しての解説もあります。
※5月から3月までの毎月第2土曜日、夏期は11:00、冬期は11:30から。
同園が企画・監修する商品を旭山動物園オフィシャルグッズとして販売しています。一部商品を除き、園内限定販売となっています。また、企業が販売する商品を「旭山動物園応援商品」として認定し、売上の一部を寄附していただくことで、旭山動物園を応援していただくという制度があります。たくさんの商品があります!ぜひHPをご覧ください。
動物園では他にもイベントいろいろ!園内イベントの詳細は決まり次第、同園HPに掲載
【詳細】旭山動物園(東旭川町倉沼 TEL36・1104)
この記事のキュレーター
タコの水道