2026年04月09日
メニューにパスタやオムライスがあってもつい食べたくなる、そんなカレーをピックアップ。昭和育ちにはカフェというより喫茶店と呼びたい、そんなお店も登場です。
国道40号選沿い、ロータリーのほど近く。古風な店構えから、メニューは和風テイスト?とイメージしがちだが、どうしてどうして、フードメニューは至って今風だ。
Photo:KOTA
数あるフードメニューから、上がカレー界隈。
ほか、キーマカレーとたまねぎカレーのあいがけもある。
それにしても、どれも気を惹くなかなかのラインナップ。
中でも興味がわいた『たまねぎカレー』。上がその現物だ。
メニューでも紹介されていたが、このカレーは材料が特別誂え。
玉ねぎは札幌産の『札幌黄』という。「幻のタマネギ」と呼ばれる明治時代からある伝統野菜で、加熱すると糖度が上がり甘みを発揮する、煮込み料理に最適な品種。生産量が少ない希少だとか。※さっき調べた(笑)
ルウの中に見え隠れする玉ねぎ。
いかにも『たまねぎカレー』なテクスチャーに、ふっと腑に落ちる筆者。
メニューには「さらさら」とあったが、けっこう「とろり」な口当たり。
で、テイストは中辛ということだが、なかなかにスパイシー。悪戯に辛いっ!!というものでなく、数種のスパイスがじわっと効いてくる、そんな深みのある刺激だ。
だけど、美味しいんだな。例の玉ねぎの旨みが十分に生きている。
甘みはもとより、玉ねぎ独特のフレッシュな酸味や、ほんのりとした苦味が美味しさを作り出している。これが札幌黄ってことでしょうか。
さらには、あと味に爽快な余韻あり。
福吉カフェの創意を堪能させていただいた。
店名:福吉カフェ
住所:旭川市常盤通2丁目1970-1
電話番号:0166-85-6014
営業時間:10:00~21:30
定休日:不定休
駐車場:あり
市内のカフェ、いや、喫茶店の中では指折りの、超が付くほどの老舗。
昭和の頃から、喫茶店の定番フードといえばナポリタン、ピラフ、そしてカレーだ。
その三種の神器が昔のまま揃うのがここ、ブラジルだ。
筆者もここに通ってうん十年。カレーは何杯いただいただろうか。
ブラジルのカレーは『ポークカレー』(850円)一択。辛さの選択はない。
先に言っておくと、テイストは辛口。
例えば高校生が、生まれて初めて喫茶店なんぞに足を踏み入れ、カレーを食す。
そして、自宅の食べやすいカレーしか知らずに育ったものだから、そのスパイシーなテイストに衝撃を受ける(といってもそんなに辛くないんだけどね)。
それが昭和の喫茶店のカレーだ。エモいのである。
ルウはなめらかにとろりと舌に馴染む口当たり。
頬張るたび、ピリッとスパイシーな香りがクセになる。
不意を突いて、細切り肉がむちっと小さな弾力を返してくる。そうか、ポークカレーだものね。
ルウはなかなかの濃いめ仕立て。食べ進むうち、じわじわと辛味が口にしみてくる。
そこに冷たいサラダがいい仕事。甘酸っぱいドレッシングが、口に残った辛さをリセットしてるという、何とも心地よい箸休め(使ってるのはスプーンだけど)。
そう。飾りじゃないのよサラダは〜(中森明菜か)。
店名:ブラジル
住所:旭川市3条通8丁目
電話番号:0166-26-3517
営業時間:9:00~19:00
定休日:日曜・祝日
駐車場:なし
買物公園は5条通り。その角にある「フードテラス」内にあるカフェ。
同店のカレーは、カレーとしては挽肉のカレー(見た目はキーマふう)一択だが、食べ方が2通り。
サラダごはんって何だ?
何だ?とか言いながら、ちゃっかりオーダーの筆者(笑)。
サラダごはんは同店の人気メニューのひとつ、その名の通り、ちょっとヘルシーな感じに魅力を感じる。
というか、日頃ちょっと不摂生な筆者には、緑色の野菜があまりに美味しく身に染みる。
ちなみに、サラダごはんはトマト、ブロッコリー、いんげん、カリフラワー、オクラという、いかにもビタミンたっぷりな構成。これに甘酸っぱいドレッシング。
サラダの説明はさておき、肝心のキーマであるが、挽肉の旨みに溶け込んだトマトがきゅっと香る、フレッシュな仕上がり。だからサラダごはんとも相性がよく、食べるほどに食欲が増す思い。
温泉卵がとろりと絡めば、まったり感が、う〜ん良い塩梅。
さらに、これと交互に食べる野菜が、実に良い相棒となる。ブロッコリーなどの素朴な風味と食感が、カレーの香りを新鮮にしてくれる。
うん、サラダごはんで食べるカレー、これは良い。
カレーとともに食べるサラダごはんもアリ、とも言うな(笑)。
店名:BOOKMARK CAFE
住所:旭川市5条通7丁目フードテラス内
電話番号:090-6444-2909
営業時間:11:00~17:30(当面の間、平日は14:30まで)
定休日:月曜
駐車場:なし
いかがでしたか。
2話に渡ってお届けした、まちなかカフェで出会う、お店それぞれのオリジナルカレー。
筆者自身、カフェで楽しむカレーは、専門店とはまた違ったゆるやかな空気感とでも言おうか、
気楽な気分で味わえるものであったような気がします。
まちなかにお出かけの際に、ちょっと立ち寄ってみませんか。
この記事のキュレーター
Photo:KOTA