2020年06月06日

【10月25日(日)まで開催中】井上靖記念館令和2年度第一回企画展「井上靖 蔵書展Ⅱ-戦国時代の史料」

2020年10月25日(日)まで旭川市で開催されるイベント【井上靖記念館令和2年度第一回企画展「井上靖 蔵書展Ⅱ-戦国時代の史料」】の紹介です。


イベント紹介

井上靖記念館では、これまでに70回以上の企画展を行なっています。
そのなかでも、井上靖の【人】と【作品】を様々な角度から紹介した企画は人気があり、特に平成24年に東京世田谷にあった井上靖邸から【書斎・応接間】を移築してからの「愛蔵品展」「蔵書展」は好評を博しています。

再現された応接間の書棚には3,000冊に及ぶ、歴史・文学・美術関係の井上靖の旧蔵書が収められています。

写真提供:井上靖記念館

 

前回の蔵書展では美術関係の書籍を紹介しましたが、2回目となる今回の【井上靖 蔵書展】では、井上靖が描いた歴史小説のなかから、【日本の戦国時代を舞台とする作品】を取り上げ、それらの作品の史料とした蔵書をピックアップ。作品ごとの年表や名場面の引用とともに展示します。

井上靖は歴史小説の分野で古代中国、西域を舞台にした作品と共に、日本の戦国時代を描いた小説、随筆にも大いに筆を振るいました。

写真提供:井上靖記念館

 

■井上靖による歴史小説抜粋■
『風林火山』『桶狭間』『淀どの日記』『戦国無頼』『風と雲と砦』『戦国城砦群』『信康自刃』『幽鬼』『本覚坊遺文』『真田影武者』など

■展示予定の郷土資料・日本史の史料抜粋■
『下諏訪町誌』『甲斐志料集成』『織田氏時代』『美濃明細記』『滋賀懸史』『大和郡山市史』 『豊臣氏時代』 『信濃史料叢書』 『濃飛両国通史』など

写真提供:井上靖記念館

 

展示総数は120点、書籍は85点に及ぶことから、井上靖が史実に忠実な描写に努めた姿を見ることができるでしょう。

10月25日(日)までのロングラン開催なので、いろいろと落ち着いた頃に行ってみて。

【井上靖記念館令和2年度第一回企画展「井上靖 蔵書展Ⅱ-戦国時代の史料」】基本情報

開催日:開催中~10月25日(日)
会場:井上靖記念館 展示室
住所:北海道旭川市春光5条7丁目5
時間:9:00~17:00(最終入場/~16:30)
料金:大人300円/高校生150円/中学生以下無料
駐車場:あり(20台/無料)
詳細:0166-51-1188(井上靖記念館)
イベント公式HP:

井上靖記念館

http://inoue.abs-tomonokai.jp/

北海道旭川市にある井上靖記念館のホームページです。井上靖記念館は作家 井上靖が旭川で生まれたことを記念して、1993(平成5)年に開館しました。この記念館には、自筆ノート、直筆原稿、文学作品、親交のあった芸術家の作品の他に、東京都世田谷区にあった井上靖邸の書斎・応接間を移転し、公開しています。


この記事のキュレーター

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