2026年09月18日

【旭川発】ぶらり呑み鉄~初秋ふらの旅

初秋の風そよぐ某日、JRで富良野へ。旨い酒と景色、今年ラストイヤーとなる「富良野・美瑛ノロッコ号」を楽しんだ道中記をお届けします。


旭川 → 美瑛

今回は、「まず美瑛でランチ」という行程。
10:39 旭川発 美瑛行に乗車する。
あれ?タイトルアイコンがノロッコ号(富良野観光列車)だったよねと、お気づきの方もおられよう。
まあ、その件については追々説明致します。

 

乗り込む車両はH100形。
今や、JR北海道の主力ともいうべき一般形ディーゼル気動車だ。
おーっと、いきなりピントを外してしまった(早い話が撮影失敗)。
ので、車両の画像については、以前執筆した「旭川発【乗り鉄】札幌まで普通列車で行けるのか!?」で撮った画像で代替させていただく(大汗)。
で、ともかくは、それに乗って美瑛に向かう。

 

発車前だが、同行者1名と旅の無事を祈って乾杯。
思えば、呑み鉄ではいつも、旬のビールでというのが恒例かもしれない。

 

車窓から望む田園風景。
稲穂は黄金色に変わりつつあり、季節の移ろいを感じる瞬間だ。
楽しかった夏(特に何もなかったけど)も、もう終わりなのね。

とかなんとか言ってるうちに、美瑛まではあっという間。
11:13 美瑛駅到着。

いざ、さっそくランチだ

 

賑わう美瑛駅構内。
観光という点では、美瑛はほんとに元気だなと思う。

 

石造りの駅舎をあとにして、向かったのは美瑛まちなかにある中華のお店。
駅前通りとでも呼ぶのか、通行の多いあの道を役場側に1本入ったところに、立派な店舗が見える。

 

外見は寿司とか和食ふうに見えるが、中華メニューを主体にしているようだ。
それはそうと、旭川市民には、ちょっとノスタルジーを感じさせる名前(若い人は分かんないだろうなー)だ。

 

まずは、その後の道中の無事を願って乾杯。
プラカップだが(?)ともかくは、冷えたビールが旨い。
客席は明るく広く、団体対応を視野に入れた営業スタイルが見て取れる。
というか、見て取れているうちに(笑)外国語で店内は賑わいを増すお昼どき。

 

メニューに麻婆豆腐があれば、大概はそれを頼む同行者は、やっぱり麻婆(笑)。
ぴりっと辛さの効いた、本格店の味だったそうな。

 

筆者は中華飯を。
濃いめ(ちょっと甘め)の中華餡でメシが進む。ビールとも合い、なかなかに良い。
何ら根拠はないが、美瑛で中華。このインパクト楽しいぞ。

 

で、上が先程から両者の料理の向こう側にちらちら見えていた餃子。
ニラの香味が効いた、なかなかに味のあるヤツ。これまたビールが進む。
お試しの価値ありと思う。

カフェタイム

呑み鉄の途中ではあるが、ともに珈琲好きという二人。
特に食後は珈琲がほしい体質なので、どこか良さげなところはないかと、探す間もなく、すぐ近くに良さげなお店があるではないか。

すぐ後ろに鯉川の看板が見える

 
 

なんら奇をてらうこともなく、ひたすらに落ち着けるウッディーな店内。
束の間をゆっくりと過ごさせていただいた。

ちなみに上記2店の位置関係は、下のMAPで。
駅からほんの数分という距離。

 

●鯉川 TEL 0166-92-1069
●おきらく亭 TEL 0166-92-3741
ともに美瑛町栄町1丁目

美瑛 → 富良野

さて、タイトルアイコンで匂わせた「ノロッコ観光」はここから。
早い話が、旭川発「ノロッコ1号」の座席(全席指定)が取れなかった、という訳。
ラストイヤーのせいか、あるいは美瑛・富良野圏の人気が高いせいか、ともかく予約を入れようとした時点で残りわずかという状態。席数はあったが、二人並んで座れない。
が、多くの方が美瑛で降りるのか、美瑛からなら席がけっこう空いてる。
※今日現在は分かりません

という次第で、13:08発のノロッコ3号に乗車。

その人気はスター並み?

 

ああ、このエンブレムも見納めか

 

ノロッコ満喫

 

ということで、ノロッコと別れの盃を。
余談だが、上のカップ酒、お分かりだろうか。なんと旭山動物園デザイン。
駅近くの「道の駅」売店で、美瑛由来の日本酒はないかしらと探してみた結果、手に入った日本酒がそれだった。
まあ、いいか(笑)。

 

当日は、絶好の行楽日和。
全開した窓からの風の何と気持ち良いこと。
こんな素敵な観光列車の廃止は、ひたすらに残念だ。

というノロッコファンの思いを乗せ、列車は富良野へ。
さて、乗り鉄筆者のちょっとマニアックな楽しみが下の画像、スマホで使える「スピードメーター」というアプリだ(画面はその一部を抜粋)。
GPSによって、端末が移動する速度が表示される、つまり今乗っている列車の時速が分かるというもの。また、高度などの地理情報も。

 

上は、ノロッコ号が通常走行している時のもの。
その時速は、概ね60キロから70キロだった中、ごくたまに80キロオーバーも。
函館本線を行く普通列車は概ね90キロ前後(筆者測定)というのに比べると、ノロッコ号はちょっとゆっくりめ。機関車(DE15)の性能か、はてまた富良野線の線路状況によるものか。

 

上は、「見どころ」で減速したときのもの。
ノロッコ号は、車窓からの絶景をゆっくりと楽しめるよう、沿線の一部の“見どころ”で速度を落として運転してくれるのだ。
20キロは、車よりもゆっくり。自転車移動くらいの感覚だろうか。

 

上、最初の見どころ「美瑛駅~美馬牛駅」美瑛町の美しい丘陵風景の中に「赤い屋根の家」が見えるというポイント。
ここを時速20キロで、のろのろと走ってくれる。
のだが、あれ?赤い屋根の家が・・・。
たくさんシャッターを切ったのだが、林に隠れてしまったりと写ってない。今回はだめだめな筆者である(笑)。

 

上は、その頃に社内で車掌さんが配布していた「ラストラン仕様の乗車証明書」。
裏目に記念スタンプが押印できるようになっている。

 
 

列車は美馬牛、上富良野の田園風景を抜け、ラベンダー畑駅(13:43着)に。
夏季、ノロッコ号のためだけに設営される臨時駅は、相変わらず盛況だ。

そして中富良野を経て、13:59に富良野駅到着。
美瑛から約50分。もっともっと楽しみたかったところだが。

Furano Marche

 

おっと、上はフラノマルシェでなく、富良野駅の中にあるそば屋さん。
意外というかなんというか、観光客でけっこう賑わっている。
うん、分かるような気も。観光地のこういう店、なぜかしら食べたくなるんだよね。
実は筆者もそう。こういうのは別腹さ(笑)。

しかし、ここでは呑めないので、ちょっと後ろ髪惹かれつつも、街へいざ。

 

フラノマルシェ1を物色した後に訪ねた、上がフラノマルシェ2の館内。
フード店と雑貨店が混在する、ノンジャンルな空間が面白い。

 

ちょい呑み気分で買い求めたのは、惣菜店のメンチカツ。
富良野由来のポークと玉ねぎたっぷりの、なかなかに旨いやつ。
フードコートでくつろぎながら、富良野を楽しむ。
※ドリンクは道すがらの店で購入

やっぱ、列車旅はいいですな。
車だと呑めないもの(そこか!?)

帰路

 

帰りは寄り道せず、一気に旭川へ。
富良野15:44発〜旭川17:01着。お馴染みH100型に乗車する。

 

帰りの無事を願って乾杯。
あ、また同じのを買ってるな。
実は、近頃コレがお気に入り。無糖に惹かれるお年頃(笑)。

助成金が使えます

今回の運賃(指定席含む)は
・旭川→美瑛 680円
・美瑛→富良野(ノロッコ号/指定含む)1,800円
・富良野→旭川 1,380円
 合計 3,860円となった。

旭川市では現在、JR富良野線、宗谷本線、石北本線を利用する方を対象に、きっぷ代を助成している(諸条件あり)。
切符代がなんと半額(指定料金は対象外)。
その制度を利用すれば、今回の出費は2,430円に。
数年前から実施されており、筆者も何度か利用させて頂いている、なんとも有難い話。

金額1,430円浮いたら、ちょい呑み1回分だぜ!! ということに気づいたのは・・・

 

・・・旭川に到着し、安着祝いということで入った居酒屋の中。
そうかぁ、今年もやってたのかぁ、旭川市太っ腹と後悔も、後の祭りなのである(笑)

助成は事前申請となっております。
皆様はどうぞ、用意周到にご活用くだされますよう。
※詳しくは旭川市都市振興部交通政策課


この記事のキュレーター

美味しいもの、旨い酒を味わう時間が何より大事。
不惑の呑兵衛を目指すべく、きき酒師の資格を取得。

・SSI認定FBO公認 きき酒師
・日本酒WEBメディア SAKE TIMES ライター