2019年10月25日

旭川市内で【天然水】を汲める2ヶ所で、飲み比べをしてみた【酒造の仕込み水】

全道のおいしいものが集まる旭川。忘れがちですが、お水も最高においしいんですよ。


「天然水」を気軽に汲める場所、知っていますか?

 

ところで、旭川の水道水って、おいしすぎません?

そう言っても、地元の人は「普通じゃない?」なんて答えますが、観光で遊びに来る他県の友だちは、毎回旭川の水道水に感動していますよ。特に冬!キンッキンに冷えていて、おいしいですよねぇ~。

ですが!せっかく自然に囲まれた旭川にいるんですから、【天然水】を飲みたいもの。それはもう格別のおいしさなんですもん。

といっても、「天然水ってどこで飲めるんだい」「山奥まで汲みにいかなきゃいけないんじゃないの?」って思いますよね。旭川に住んでいても「1度も水を汲みに行ったことがない!」という人も多いと思います。水を汲む→遠い、重たい、大変…というイメージですしね…。

ちがーーーーう!!!!!違うんです。旭川市内にも、気軽にペットボトル1本だけ持って水を汲めちゃうような場所があるんですよ。まじで、そこらへんで【天然水】って汲めるんですよ。

そこで今回は、実際に仕事中に水を汲みまくっている私、えすたん(20代・女子)が旭川駅から車ですぐ行けちゃう、市内の人気水汲み場2ヶ所に行き、飲み比べをしてきました!

髙砂明治酒造

2019年10月に撮りましたが、めちゃくちゃ工事してました…

出典:asatan

 

古き良き建造物が修繕されている様子。レアな時に行きました!

出典:asatan

 

明治42年から続く、旭川を代表する酒造のひとつ、【高砂酒造】株式会社。【国士無双】などの日本酒が有名ですよね。

工場と併設された売店には、数々の名酒はもちろん、さまざまな企業とコラボしたスイーツなどが販売されています。

向かいには会社があるんですよ~

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水汲み場があるのは、この売店の真裏、屋外です!ここでは日本酒に使っている、大雪山伏流水の【仕込み水】を汲めるんです♪

売店に入る必要もなく、隣の駐車場に車を停めてすぐに行けます。

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利用時間が記載されています!

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蛇口は2つあります♪

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ここはかなり来やすい場所にあるので、正直いつも誰か汲んでいます!スペースも小さく、蛇口は2つしかないので、混雑防止のため長居はNGです×。

そして蛇口に触れることもぜったいにNG×!!!実際にお酒をつくっている工場の水圧が変わってしまうんですって。責任重大すぎますよ…気を付けてくださいね。

人気な場所というだけあって、ルールもしっかり決まっています!!!汲める水の量はペットボトル5本までです。大量にタンクを持っている人をよ~く見かけますが、ルール違反です…。白い目で見られます…。それと、本格的に降雪がある期間は閉まっているので注意です!今年(2019年)は12月中旬ぐらいまでを予定しているそうです。

ルール一覧です!

出典:asatan

 

水筒を持って行って、汲んでみました~!

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言わずもがなですが、にごりのない真っ新な、まろやかな味わいで、いつも驚きます…。蛇口ですが、水は常に出ているのでキンッキンに冷えていますよ。旭川駅から車で5分の場所で、こんなに鮮度の高い水を味わえるなんて「本当に贅沢な街だなぁ…」と思いながら、夏は毎日のように利用しています。

すぐ後ろには電車が走っていて、気持ちいいです~

出典:asatan

 

ちなみに!ペットボトルや水筒を持って来るのを忘れた…けど飲んでみたい…ってときも、大丈夫です、飲めるんです!!!

売店の入り口を入るとすぐに、

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こんな趣きのあるスペースがあるんです!!!ここではチョロチョロ流れている水を、隣に置いてある小さな紙コップを使ってひと口から味わえるんです。うれしいですよね。

紙コップは横に置いてあります。

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売店の外観はこんな感じです。

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ここまで来たら、売店もぜひ利用してみてくださいね。右奥にあるのは、無料で利用できる休憩スペースです。

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休憩スペースではくつろいでおしゃべりするグループがたくさんいました♪

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入り口から売店に入らず、そのまままっすぐ進むといろんな展示物を見学できるようになっています。

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展示スペースです。

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利用時間:9:00~17:00 利用量:4L以内のペットボトル5本まで
店名:髙砂明治酒造 住所:旭川市宮下通17丁目 電話:0166-22-7480 営業時間:9:00~17:30 定休日:年末年始 駐車場:あり

男山酒造り資料館

出典:asatan

 

こちらも敷地内ですが隣には会社があります。

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350年の歴史を持ち、40年以上にわたってモンドセレクション金賞を受賞し続けている日本酒【男山】を生産する【男山】株式会社。

国道39号沿いにある本社には、酒造り文化を伝える資料舘があるのですが、なんと入館無料なんです。歴史や文化を学べる展示を見ることができ、さらには試飲や日本酒の購入もできますよ。

敷地は壮大!!!自然いっぱいです。

出典:asatan

 

水車も…

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出典:asatan

 

水の音でなんだか穏やかな気持ちになりますね…♪

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【水汲み場】があるのは、この資料館すぐ横。髙砂酒造と同様、大雪山伏流水の【仕込み水】を無料で汲むことができます♪

まずここでは、大きな岩からチョロチョロ流れている水を、ひしゃくで汲めるんです。でもここで飲んでいる人は、正直あまり見たことがありません…!紙コップが置いていないので、皆さん最初に蛇口に向かっていますね。その蛇口はここからちょっと先。

こちらが蛇口のある水汲み場です。

出典:asatan

 

利用時間は9:00~17:00です。

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ルールが記載されています。

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男山の水は、『延命長寿の水』なんて呼ばれているんです。それくらい身体にいいってことなんですよね…♪スペースも大きく蛇口は3つあり、汲める量はひとり20リットルまで。それ以上汲む場合は並びなおすことが条件になっているので、ご注意を!

そしてここ、すごいのが、冬でもず~っと開放しているんですって!!!寒くて水を汲むのちょっと大変ですけど、1年通して汲めるのはすごいですよね。

蛇口は奥から手前に持って来るようにして動かします。

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(水筒の色がはげてる…)

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蛇口の前には、こんなふうに座って休憩できるスペースがあるんですよ。

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なので、ここに座っていただきました♪のどかだなぁ…。

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日差しも気持ちいいです。

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肝心のお味ですが、透き通っていて、キレがありますね。ただの水なのに、なぜかスカッとする味わいです。これが日本酒になるのか…と思うと、ものすごくおいしいだろうな~って思います。

まろやかさを求めるなら髙砂、クリアな味わいなら男山、という印象でした。カルピスを作るなら髙砂、コーヒーを作るなら男山、スープを作るなら髙砂、煮物を作るなら男山…いやいや、絶対どっちでもおいしいだろ!ってなりますね。これはめちゃくちゃ個人的な感想です。

せっかくここまで来たら、入場無料の資料館もぜひ見学してください。

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入るとすぐに、売店と日本酒の試飲スペースがあります。

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2階、3階には工場見学ができる大窓もあります。

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昔の酒造りに使われた道具も展示されています。

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全館、ほのかにあま~い香りがする気がするんですよね…。

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ぜひ遊びにいってみてくださいね。

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利用時間:9:00~17:00 利用量:20Lまで
店名:男山酒造り資料館 住所:旭川市永山2条7丁目1-33 電話:0166-47-7080(酒造り資料舘) 営業時間:9:00~17:00 定休日:年末年始 駐車場:あり

おわりに

いかがでしたか?

どちらも旭川駅から車ですぐに行けちゃう距離にあります。この機会にぜひ天然水のおいしさを知ってくださいね。お料理に使うのも最高ですよ♪


この記事のキュレーター

asatan公式アカウントです。
旭川とその周辺地域に関連するイベント、グルメ、観光、くらしに役立つ情報などなど、ドシドシご紹介しますのでお楽しみに!