2020年09月20日

【旭川近郊・高原温泉】熊と隣り合わせな紅葉スポットご存知ですか?

旭川近郊には数多くの紅葉スポットがあります。 今回ご紹介する名所【大雪高原温泉沼めぐりコース】は、旭岳や黒岳に比べて 過酷な場所です。 ただ過酷な場所だけあって紅葉の景色は素晴らしいです。


大雪高原温泉沼めぐりコースはヒグマと隣り合わせの秘境

出典:いえろー

 

大雪高原温泉沼めぐりコースの場所は、旭川から車で約1時間30分。
層雲峡のさらに山奥に紅葉の秘境があります。

紅葉期は訪れる人が多いため、近くにあるレイクサイトに車を駐車してシャトルバスに乗り換えて行きます。

下の画像は、紅葉の時期をズラして行った時の写真です。
こんな細い林道を車で行く場所なので、鹿とか熊とか色々と出そうですね。

出典:いえろー

 

コロナ禍における乗車規制

新型コロナウイルスの感染拡大の防止のため、今年はシャトルバスの乗車人数を240名と制限されています。
予約はできないので、行かれる方は早めの時間に行った方がいいです。

マスクの着用は必須なので忘れないようご注意ください。

シャトルバスについては上川町から情報が発信されているので、行く前にぜひご覧下さい。
参考:上川町-紅葉期の交通規制

大雪高原温泉沼めぐりコースに入る前にヒグマに関するレクチャーがあります

出典:いえろー

 

冒頭でお伝えした旭岳や黒岳に比べてヘビーな場所というは、ヒグマの生息地のすぐそばだからです。
普通の登山道とは違い、入山届には熊よけの鈴と熊よけスプレーを持っているか??
といった質問項目があるような場所です。。

初めていったときは、知らずに熊よけスプレーを持たずに行っても入山することはできましたが、熊よけの鈴は持って行った方が良さそうです。

コース内では食事をする場所が指定され、入山時間も決められているくらい徹底しているので、お話はしっかり聞きましょう。

ヒグマに関するレクチャーを受けたら、いよいよ入山です♪

出典:いえろー

 

大雪高原温泉沼めぐりコースの見どころ

沼めぐりコースの沼は全部で11カ所。
毎年行く時期によって紅葉が盛んな場所、これからの場所とマチマチですが
訪れた方のほとんどが足を止めて写真を撮っている場所を3カ所ご紹介します。

滝見沼

出典:いえろー

 

コースの最初の方で訪れる沼です。

ここの場所は木々に囲まれているので風が穏やか。
運が良ければ水面に反射した紅葉と一緒に写真を撮るのがオススメです。

見る場所が狭いので、写真を撮ったりする際は譲り合ってくださいね。

エゾ沼

出典:いえろー

 

コースの中盤すぎたあたりにある沼。
到着したときに目にする景色は「まるで誰かが色をつけたんじゃないか?」
と思ってしまうくらい見事な場所です。

高原沼

出典:いえろー

 

高原沼は高台から紅葉を見下ろせる場所。
大きな岩場があるので、一息休憩される人が多いです♪

おわりに

出典:いえろー

 

コース内は一本道で監視員さんもいるので、遭難のリスクは低いほうですが、登山の準備は必須です。
温かい服に、飲み物や食料の準備はしっかりなさってください。

沼巡りコースとだけあって、登山道は泥になっていることが多いので、汚れてもいい靴で行くのがベストです。
(個人的に今年は長靴で行こうかと考えています。)

紹介した箇所はほんの一部です。
残り8カ所はぜひご自身の足で見に行ってみてください。

短い紅葉の期間をみなさん楽しみましょう!!

※記事内の写真はすべて2019年以前に撮影した写真です。

観光スポット情報

観光名称:大雪高原温泉沼めぐり登山コース
住所:北海道上川郡上川町層雲峡
入山時間:7:00~15:00
マイカー規制期間:令和2年9月18日~9月27日
駐車場:あり(規制期間中はレイクサイトに駐車)
紅葉期の交通規制についてはコチラ
参考:上川町-紅葉期の交通規制

この記事のキュレーター

登山と筋トレが趣味です。
アウトドア好きに見られがちですが、実際は読書をしていたりとインドアな活動の方が多いです(笑)