2020年11月26日

旭山動物園のおすすめスポット3つ

旭川を代表する観光スポット、旭山動物園。でも、「広すぎて一体どこを見学したらいいのかわからない…」なんていう声もちらほら聞こえてきます。先日、動物園を訪れた時に個人的に「おもしろい」と思ったスポットを3つご紹介します!


旭山動物園の東門から入場

 
秋も深まった、10月のある日、子どもと、友人親子と一緒に旭山動物園を訪れました。この日の気温は13℃。冬ほどは寒くはないけれど、ジャンパーや手袋などの防寒対策が必要な気温です。 この日は、山の一番高い場所にある東門から入場しました。入場後は、旭川の町を一望できます。この日はあいにくの雨模様。天気の良い日は、もっと眺めが良いのでしょうね。

この日はあいにくの雨模様ですが、旭川の町を見渡せて眺めが良いです。少し紅葉が残っています。

 

北海道産動物舎

 
東門と西門の中間くらいにある、「北海道産動物舎」では、北海道に住む動物たちが展示されています。 そこで見たフクロウがとてもかわいらしくて、しばらく足を止めて観察してしまいました。パッと見た時は、どこにフクロウがいるのか分からないほど、止まり木と同じような色をしています。 数羽が同じ方向を向いて、目をつぶって寝ている姿は、本当にかわいい!

とても小さなフクロウ。コノハズク。

 
フェンスの前には、こんな川柳が。「夜行性 昼は樹に化け かくれんぼ」。 「なるほど!」込み入った説明がなくても、この一句を読めば、このフクロウの特性をよく理解できます。 次の看板にあるように、北海道はフクロウ王国なのだとか。日本では12種類のフクロウがいるのですが、北海道には10種類の存在が確認されているのだそうです。 おもわず、「へぇ~」とうなずいてしまいますよね。
 
 

ぺんぎん館

 
冬になると、雪の上を散歩する姿を楽しめるペンギンたちがいるのが、ぺんぎん館。ぺんぎん館では、4種類のペンギン、キングペンギン、ジェンツーペンギン、フンボルトペンギン、イワトビペンギンを飼育しています。 正直、ペンギンの特徴と名前が一致しませんが、とにかく見ていて飽きません。幼稚園児の息子は、ぺんぎん館の前に設置されている台の上から、ずっとペンギンを見ていました。 小さなペンギンが、自分の姿に重なったのか、「赤ちゃんペンギン、かわいい~」と言っています。
 
ペンギン館の中には、水中トンネルがあり、そこをくぐり抜けられるようになっています。トンネル内からは、水中で上手に泳ぐペンギンの姿が見られます。 陸では、よちよち歩きのペンギンも、水中では縦横無尽に泳ぎまわります。この日は以前訪れた時よりも、たくさんのペンギンを見られて、とても見ごたえがありました。

旭山動物園号ひろば

 
東門から西門近くへ坂道を下っていく途中に、「旭山動物園号ひろば」と書かれた建物があります。ここはかつて札幌・旭川間を走っていたJR北海道の臨時特急「旭山動物園号」の世界観を再現した施設です。 実際に車両内で使われたハグハグチェアや、記念撮影ができるコーナー、子どもが靴を脱いで遊べるキッズコーナーなどがあります。
 
建物の中心には、旭山動物園号の鉄道模型やジオラマがあり、この鉄道模型は、決まった時刻になると、実際に走り出します。 ジオラマは、旭川駅や旭川の町が、細かなところまで表現されていて、子どもだけではなく大人でも楽しめます。
 
内装は、実際の列車のデザインをてがけた絵本作家・あべ弘士さんが、旭山動物園号ひろばのために描きおろしたそうです。 白を基調とした壁や柱に、あべさんのポップで明るいイラストが映え、楽しい雰囲気がただよっています。 子どもたちは、動く鉄道模型を楽しそうに追いかけて、模型の周りを何度も回っていました。カラフルな座席に座って、記念撮影をする家族連れやカップルの姿もありました。 外での動物鑑賞に疲れたら、旭山動物園号ひろばの椅子に座って休むのも良いかもしれません。

旭山動物園
住所:旭川市東旭川町倉沼(ご利用案内・地図)
電話: 0166-36-1104
冬期間営業日・時間:2020年11月11日(水曜日)~2021年4月7日(水曜日) 10:30~15:30(最終入園/15:00)
公式サイト:https://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/asahiyamazoo/index.html

訪れるたびに動物の違う表情を見られる旭山動物園を楽しんで

今回ご紹介した以外にもまだまだたくさんの見どころがある旭山動物園。
行くたびに新しい発見があって、動物や自然の奥深さを感じます。
旭川に住んでいる方もそうでない方も、旭山動物園の魅力に触れに足を運んでみてください。
冬期間中の今は、とても寒いので、寒さ対策はしっかりして行ってくださいね。


この記事のキュレーター

主婦ライター。
中学・高校時代は、旭川で過ごしました。
2018年から3年半、旭川で生活。現在は、札幌在住。
タロット占いが、身近な存在になっている今日この頃。