2020年12月11日
世界中コロナウイルスの影響があるなかで、いろいろと状況が変化しています。旭川で働く女性起業家・経営に携わる方が、何を考えどのように行動しているのか、女性ならではの視点はあるのか、asatanスタッフがインタビューをしてみました。
すべての子どもが輝いて暮らすことができる未来を願い、保育園や障害児支援を中心とした事業を行なっています。
ヘルパー事業で大人になってからの在宅生活もサポートしています。
地域型小規模保育園(0~2歳児 定員19名)
障害児通所支援施設(概ね3歳~18歳)4施設
・さぽーとnavi末広デイサービス
・さぽーとnaviこどもセンター
・さぽーとnavi東光デイサービス
・さぽーとnavi豊岡デイサービス
ヘルパー事業所
・さぽーとnaviソーシャルセンター
ありませんね。
いち経営者として、男女は関係ないと思って邁進してきました。
子どもたちの「笑顔」です。
経営理念でも笑顔を大切にしています。
【経営理念】
私たちは、『お客様を笑顔にする』『家族を笑顔にする』『自分が笑顔になる』をモットーに、福祉を実践するプロとして地域の発展に貢献し、幸せの輪を広げる活動を実践します。
子どもの笑顔からパワーをもらい、子どもたちにとって暮らしやすい地域を目指して日々奮闘しています。
コロナを不安に感じる利用者やご家族が増えています。
安心して通所できる衛生環境を整えて支援を継続していますが、例えば、外出先が休業になり支援ができない、不安なので通所を控えるなど、本来なら支援が必要な方に手が届いていない現状があります。
障がいがあっても必ずその子のペースで成長していきます。
適切な時期に発達支援を行うことで、将来の支援量は減らすことができ、本人の生きづらさの改善につながります。
実に口惜しいコロナ渦です。
私の出身地は網走です。旭川で仕事をして38年になります。
この土地にきて感じたのは、「人がやさしい街」という印象です。
半面「シャイ」なところがあり、手を貸すことに躊躇するような空気を感じることがあります。
福祉を生業にしていると、おせっかいと思われても行動を起こさなければならない時があります。
異端児的に。(実際に異端児ですが…笑)
生きづらさを抱えて暮らしている子どもが約1400人もいることを知ってもらえれば、きっと障がい者雇用など、何かの形で支える側になってくれるであろう希望の持てる街だと期待しています。
「福祉と教育との連携」は、全国でも上手く機能している稀有な地域として注目されています。
自慢してよいと思います!
コロナという大きな爆弾が落ち、社会の価値観は大きく変わりつつあります。
新たな100年に向けての価値観を築き未来を創り上げるのは、自分は若者だと思う人もふくめて若者世代です。
福祉業界では、20年以上前から価値観の転換にむけた施策の変更が段階的に行われてきました。
近年、政治が掲げるようになった「共生社会」「多様性の享受」は障害分野ではすでに当たり前の価値観として定着しつつあります。
これからは、障がい者も労働力として社会に貢献し、税金を払う側の者として共に生きていく地域にしていかなくてはならないと思っています。
新たな発想や価値観、行動力を応援していきますので、勇気をもって夢を形にしてください。
店名:さぽーとnavi
住所:北海道旭川市末広東3条3丁目3-12
電話番号:0166-55-5877
代表取締役 上杉美由紀さん
株式会社ゆう美堂は、ダスキンのフランチャイズ加盟店で、店名はダスキン近文といいます。
ダスキンといっても、マットやモップなどの交換商品は扱っておらず、お掃除役務の専門業者として、ダスキンメリーメイド・ダスキンサービスマスターという二つの事業に加盟しております。
メリーメイドでは一般家庭の家事代行サービス・おかたづけ・定期的な室内清掃・レンジフード・台所・浴室・トイレ等一般家庭の水回り、窓ガラス清掃などを承っております。
サービスマスターでは、事業所あるいは一般家庭の床ワックス施工・ジュータン清掃・エアコン清掃・洗濯槽クリーニング・壁、天井クリーニング・高所を含む窓ガラス清掃等、専門的な清掃を承っております。
経営者になる前は、男性の倍実績を上げないと認めてもらえないと感じたり、男性社会の中ではあまり強く自分の意見を主張しても取り合ってくれないなど、仕事がしにくいと感じたことは多かったと思います。
しかし、経営者になってからは女性だから大変だと感じたことはありません。
ただ、男性であろうが女性であろうが、スタッフひとりひとりの個性を尊重し活かしながら、仕事はやらされるものではなく、自らが能動的に取り組むものと体感して欲しいので、どのような仕組み作りが必要かは、常にアンテナを張り考えています。
他にも、普通に経営者として、大変なことはありますが……。
この仕事は自分の心の持ちようが仕事に現れ、心を込めてするお掃除は必ずお客様の心に響きます。
お客様の、心からの【ありがとう】と【喜びの笑顔】が何よりのやり甲斐です。
この地域(旭川)に住む人々の暮らしに、私たちのお掃除という仕事が浸透し、生活する人々がストレスや肉体的疲労から解放されること、その一助となることが、私たちの生き甲斐です。
共に働くスタッフたちが、それぞれに自分の立場における仕事の課題を解決することによって、自らが生み出す力を少しずつ備え、成長していく様子を見ること、これが何とも言えない喜びです。
コロナ前の情報の取り方、情報の発信方法は、人と会う・セミナー等に参加するなどが中心でしたが、コロナ後は、IT関係が苦手な私でも必要に迫られ、リモート会議・SNSを活用した情報提供が当たり前になりました。
コロナ後の方が、以前よりも時間を有効に使えるようになりました。
コロナ禍によって、本当に必要なものは何なのか、本当に大切なことは何なのか、無駄なことに時間やお金を使ってはいなかったのか、などを自分に問い、原点に立ち返ることができました。
良い仕事をすれば応援してくれる人が出てくるのも、旭川人の人情味の厚いところ。
人から人にどんどん拡がっていく、旭川の人は、どこかでみんな繋がっているんですね。
また、旭川の人と人との距離感は、ひと言でいうと“スープの冷めない距離”。
人に立ち入りすぎず、かといって関係ないわけでもない、私はそんな旭川の人の距離感がとても心地よく感じます。
何よりも、地元ですから、旧友が近くにいること。
高校時代の友人とは今でも時々会っていて、私の心の支えとなっています。
人はひとりひとり異なった個性を持っており、その違いを活かしていくことがとても大事なことです。
たとえ、他人と意見が違っていても、無理に迎合したり、他人を批判したりする必要はありません。
あなたの持っている意見が社会の為になることであるなら、自分の信念に従って、自分の選んだ分野で、思い切り色々なことにチャレンジしてみてください。
挑戦の先は、成功か学びしかない
失敗とは何もしなかったこと
行動しないこと。
そして、あきらめること
大嶋 啓介
店名:ダスキン近文
住所:北海道旭川市末広東2条7丁目6-13
電話:0166-74-4420
営業時間:9:00~18:00
定休日:土曜日、日曜・祝日
駐車場:あり
支配人 廣川真由美さん
全国に6店舗展開している『CABIN』ブランドのビジネスホテルを運営しています。
旭川は地下1階に天然温泉大浴場・リラクゼーションがあり、1階には居酒屋、14階はダイニングバー・カラオケ・レストランがあります。
大変な事は特に無いと感じています。
むしろ、女性である事で良かった点の方が多いと思います。
近年は女性のお客様(ビジネス需要)やファミリー利用も多いので、女性ならではの発想を生かせる職場だと思います。
1番はお客様が宿泊し、「また泊まりに来るよ」と言っていただいた時ですが、自分が理想を持って事業を進められ、スタッフも同じ目標を持ってチームワークを作り上げ、モチベーションが上がり、結果お客様満足度に繋がった時やりがいを強く感じます。
大きく変わったと感じます。
特に旭川はビジネス需要が多く、昨年まではインバウンド需要もあった事からホテルを含め、観光事業が大きな打撃を受ける事となりました。
接客時マスクを付ける事も今まででは考えられない光景です。
宴会での盛り付けも大皿から個人盛りへ、朝食ではお客様にマスク、ビニール手袋着用のお願いなどいろいろな制限の中でお客様が「安心・安全」に宿泊できる仕組みを作っていかなくてはならないと考えます。
私は旭川が地元で、16年ぶりに3年前旭川で勤務する事となりました。
久しぶりに戻ってきて、街の中心が閑散としていると感じました。
若い頃はデパートもあり、36街も賑わっていた頃でしたので余計そう感じたかもしれません。
しかし、何十年ぶりに会う同級生や知り合いにいろいろ助けられ「地元は優しいな」と思う事が多々あり、今の仕事を通じてもっと旭川の良いところを発信していきたいと感じています。
昨年「パワースポットマップ」をホテルオリジナルで作成し、旭川近郊や銀座通り商店街、街中の飲食店紹介ツールを作成しお客様へ配布しています。
今このようなコロナ禍の状況だからこそ、市内や近場の方に旭川の魅力を再発見してほしいと思います。
自分もこの年齢になり、地元を離れていたからかもしれませんが、旭川に戻る機会があり本当に良かったと今思っています。
旭川はビジネスの拠点でもあり、特に道北地方の利用が多くまだまだこれから発展する要素がある街だと思っています。
今はコロナ禍で厳しい状況ですが、この後観光が持ち直し街中も活発に動きだすと信じて、今自分達が出来る事を頑張っていきましょう。
次にこの街を変えていくのは、今の若い世代の方たちです。
私たちも出来ることは協力していくので旭川を皆で元気な街にしていきましょう。
店名:プレミアホテル-CABIN-旭川
住所:北海道旭川市1条通7丁目
電話番号:0166-73-7430
営業時間:ランチ11:30~14:00(L.O13:30)/宴会17:00~21:00
定休日:なし
駐車場:あり(有料)※ランチは税込み2,000円以上利用で90分無料
※宴会につきましては、ホテルまでお問い合わせくださいませ。
この記事のキュレーター
代表取締役 廣岡輝恵さん