いやはや、凍れますね~(いきなり方言か)。
熱燗を楽しみたいなら、あとでこちらもご覧ください。
2021年01月10日
焼き鳥の聖地とも言うべきふらりーと。人気4店の特徴的なメニューを紹介しよう。興味津々、魅力もいっぱい。焼き鳥屋さんがもっと好きになること請け合いです。
いやはや、凍れますね~(いきなり方言か)。
熱燗を楽しみたいなら、あとでこちらもご覧ください。
【ふらりーと燗酒図鑑】4店の旨い焼燗 ※動画あり | asatan
https://asatan.com/articles/789昭和の酒場風情が人気のグルメスポットふらりーと。その中で、酒処としての風情をよりふくよかにしているのが、趣きある熱燗によるおもてなし。とりわけ呑兵衛を惹きつけるのが旨い「焼燗(やきかん)」だ。呑兵衛の筆者がずっと以前から通っている4軒の、心まで温めてくれた情緒ある焼燗を紹介したい。
こじんまりとした店内はアットホームなムードに満ち居心地は満点。
料理は美人女将が一人で切り盛りしているが、要領はとても良く、さすがベテランといった仕事ぶり。
さて、数あるメニューの中から、筆者もお気に入りを紹介したい。
そうそう。焼鳥の味つけ(塩かタレ)だが、ベティの場合はこちらから指定しない限り、大概はタレ味で出てくる。
それが店のおススメなのだから、それに任せておくのがべてぃの味わい方だと思う。
まずは豚串。
脂の加減が絶妙な豚肉(肩ロースかな)をこんがり焼き、おすすめのタレをからめる。
これが歯応えよく、また甘めなタレと相性が良く実に美味。
旭川の大衆居酒屋ではよくある豚串であるが、ふらりーとでは意外にこれを出していない店多し。
メニュー看板にあった鳥の牙(きば)がこれ。
その正体は親鳥の皮。焼鳥屋が出す「鶏皮」の多くはヒナ皮だ。これが柔らか食感なのに対し、親皮は厚くてばきばき。
歯応えも相当なものだが、これが酒のアテにはとても良いのだった。
切った皮の切り端はするどくとがり獣の牙を連想させるので、こんな名前になったとか。
メニューを見て「山賊」って何だべ、と思った方は多いと思う。
これが山賊(さんぞく)。
早い話が鶏モモを炙ったもの。こちらは塩で食べるのがおすすめのよう。ご覧のように細かく切って食べやすく供される。
惣菜屋なんかにもよくあるもも肉のローストなんかや若鳥が使われるが、これは親鳥。歯応え、風味とも独特で、ツマミとしてはかなり上級。
焼鳥類の他に、居酒屋っぽい料理も。
画像は揚げ納豆。ほかに、きつね(揚げ焼き)、冷奴なんかも。箸休めにいいね。
そうそう、忘れるところだった。
ベティの鶏モツはけっこうスゴイ。
画像だけじゃちょっと説得力に乏しいが、串1本のボリュームがなかなか。
モツ好き垂涎の串。これはオススメ。
店名:やき鳥 べてぃ
住所:5条通7丁目5.7小路ふらりーと内
電話:0166-22-5718
営業時間:17:00~22:00
定休日:日曜
駐車場:なし
続いては、5条本通り側、小路入口の顔ともいうべき店。
各種メディアにもしばしば顔を出し、新子焼きならココ!的な存在感を放つ。
が、串ものメニューも多彩で、老舗を預かる三代目店主のオリジナリティが発揮されている。
面白いのが、串のフルコース。
フルコースとは豚舌・鳥モツ・金柑・豚レバー・ヒナ皮・かしわ・砂肝をセットにした商品。
画像では7本が一緒に皿に載っているが、これはあくまでイメージ。実際には焼き上がったものから順に供される(それぞれ焼ける時間が違うから)。任せておけば、それぞれの串には店おすすめの味付けがされる。
これだと、何を食べようか迷ったときに重宝。
または食べたことのない焼鳥との出会いがあるかも。
これは大根ビール漬け。一度食べると病みつきの味で、これを好む常連多数。
ぎんねこ店主宅に代々伝わる漬物だとか。
人気メニューといえば、ぎんねこにはゴハンものもある。
チャップ丼だ。
ご飯の上に豚のチャップ焼きを載せたもの。ごはんとタレがよく合い食欲をそそる。
サイズは二つ。普通盛りとちょっと小さめ。お腹とご相談の上ご注文を。
店名:焼鳥専門 ぎんねこ
住所:5条通7丁目5.7小路ふらりーと内
電話番号:0166-22-4604
営業時間:13:00~22:00(L.O.21:30)
定休日:月曜
駐車場:なし
こちらは小路沿いでなく5条本通りに位置する店。
同店もふらりーとではお馴染みの新子焼きなどがあるが、ちょっと面白いここだけの串がある。
まずは牛サガリ。
焼肉屋でも人気のあれだ。串焼きにしてもかなりイケる。
焼き鳥屋さんとしては異色な感じもするが、肉好きには嬉しいメニューだ。
そして、ベーコン。
炭で炙った厚切りのベーコンはちょっとバーベキューっぽくて面白い。
このベーコン自体、塩味が強すぎず、なかなかジューシーで美味しい。おすすめだ。
店名:らんまん
住所:5条通7丁目5.7小路ふらりーと内
電話番号:0166-23-7712
営業時間:18:00~23:00
定休日:日曜
駐車場:なし
ふらりーとの老舗の中の老舗。
やわらかくジューシーな焼き鳥を目当てに常連客が引きも切らない。
鳥もつやレバー、チャップ焼き。おなじみの人気のメニューだが、実は、夏季限定となるがスペシャルメニューがある。
それはドジョウ。
東京の下町なんかにある専門店のような、ドジョウ料理が楽しめるのだ。
ドジョウは柳川で。
あつあつのホクホクをいただくのは堪らない。
北海道の人間にはあまり馴染みのない食べ物だが、お江戸ではよく知られ、夏バテに効くなんて親しまれている。
筆者もこれがお気に入りで、毎年、夏にこれを味わうのをとても楽しみにしている。
これはすずめ焼きというドジョウを腹から開いて串焼きにしたもの。かなり通好みな一品だ。
柳川と同じくこれも夏季限定。
どうぞ、次の夏にはお試しあれ。
ドジョウの入荷は、運送に使うこの青いバケツが合図。
入荷は毎年7月から8月辺りだ。
店名:やきとり よしや
住所:5条通7丁目5.7小路ふらりーと内
電話番号:0166-22-1616
営業時間:15:30〜21:30
定休日:日曜
駐車場:なし
気の惹く店はおありですか。
ひと言で焼き鳥屋といっても、各店それぞれに特徴と個性と魅力にあふれてる。
あなたも、お気に入りの店でじっくりと楽しんでみませんか。
この記事のキュレーター
同店がメニュー等に使っている画像を使わせていただきました