2020年12月24日

素通りできない!旭川5・7小路【ふらりーと】の焼き鳥が美味しいお店

グルメな市民や観光客に人気の小路「ふらりーと」。昭和の雰囲気そのままの小路には、居酒屋やラーメン店などさまざまなお店が軒を並べていますが焼き鳥店も4店あり、かつては焼き鳥小路と呼ばれていたこともあるグルメスポットです。今回は、その中から3店の焼き鳥店をご紹介します。


【ふらりーと】とは

 

「ふらりーと」は、5条通7丁目にある小路の愛称で、市民からの公募によって名づけられました。戦前に、中央市場としてスタートしましたが、現在は小路の両側に、居酒屋や焼き鳥店、ラーメン店といった飲食店の他、酒店、青果店、ヘヤーサロンなど16のお店が軒を並べています。

焼鳥専門 ぎんねこ

 

「焼鳥専門 ぎんねこ」は、昭和25年創業の旭川を代表する焼鳥専門店。

午後1時から営業しているので昼呑みを楽しむ呑兵衛の聖地でもあります。そんな自分も開店直後にお邪魔しました。

 

「焼鳥専門 ぎんねこ」のおすすめは、メニュー表にも大きく書かれている通り、「新子焼き」と「ちゃっぷ焼き」、そして豚レバー、金柑、かしわ、鳥モツ、砂肝、豚舌、ヒナ皮の7種類の焼き鳥が楽しめる「串のフルコース」。

もちろんすべて注文させて頂きました!

 

「ちゃっぷ焼き」は、豚の肩ロースを炭火で焼いて焼き鳥のタレをからめたもの。これをご飯に乗せた「ちゃっぷ丼」というお食事メニューもあります。肉はもちろん、添えられた玉ねぎも甘くて超美味!

 

「焼鳥専門 ぎんねこ」といえば新子焼き!新子焼とは、若鶏の半身を豪快に炭火で焼いた料理で、旭川の焼き鳥店では古くから親しまれていたご当地グルメです。

「焼鳥専門 ぎんねこ」では、写真撮影のため半身のまま出してくれますが、撮影が終わると食べやすく切り分けてくれます。

お店でテイクアウトできる他、冷凍になったものが道の駅やインターネットで購入できるので、自宅でもお店で頂く新子焼きと同じ味が楽しめますよ。

店名:焼鳥専門 ぎんねこ
住所:旭川市5条通7丁5・7小路ふらりーと
電話:0166-22-4604
営業時間:13:00~22:00
定休日:月曜日
駐車場:なし

やき鳥べてい

 

「焼鳥専門 ぎんねこ」のすぐ横にあるのが美人ママさんが一人で切り盛りする「やき鳥べてい」。

カウンター7席、小上がりに4人のテーブル2つとこじんまりとした店内には、店内の通り「ベティちゃん」のグッズがたくさん飾られています。

 

「やき鳥べてい」にも新子焼きがありますが、ひな皮より脂が少ない親鳥の皮を焼きた「鳥の牙」や、親鳥のもも肉を焼いた「山賊」など、独特の食感を持つ焼き鳥も楽しめます。

 

「やき鳥べてい」に行くと、いつも注文するのが「鳥もつ」と熱燗。

大きくふっくらとしたモツが香ばしい炭火とタレの香りをまとって、この1皿だけで最高のご馳走です!これに暑い夏でも、直接火にかけて温めた「焼き燗」を味わうのが楽しみなんです。

店名:やき鳥べてい
住所:旭川市5条通7丁目5・7小路ふらりーと
電話:0166-22-5718
営業時間:17:00~22:00
定休日:不定休
駐車場:なし

焼鳥どじょう よしや

 

「焼鳥どじょう よしや」は、昭和2年に創業、昭和21年に現在のふらりーとにお店を開いた自分の知る限りでは旭川で最も歴史のある焼き鳥店(間違っていたらごめんなさい)

お店があるのは「やき鳥べてい」のさらに左隣。14時から営業しているので、こちらも昼呑みが楽しめます。

 

「焼鳥どじょう よしや」では普通の焼き鳥の他に、夏はどじょうの柳川鍋、冬にはうずらが味わえます。

カウンター席もありお店の雰囲気は一人呑みにもぴったりですが、焼き鳥は1皿に4本なので、数人で行ってシェアするものおすすめです。

 

日本酒が好きな人なら、ぜひ熱燗を頼んでみてください。土瓶で温めた日本酒がコップに注がれるのですが、これが表面張力ギリギリの名人芸!これが見たくて、ついついお代わりしちゃいますよ。

店名:焼鳥どじょう よしや
住所:旭川市5条通7丁目5・7小路ふらりーと
電話:0166-22-1616
営業時間:15:30〜21:30
定休日:日曜日
駐車場:なし

まとめ

今回はふらりーとから「焼鳥専門 ぎんねこ」「やき鳥べてい」「 焼鳥どじょう よしや」の焼き鳥店をご紹介しました。並んでお店があり昼呑みもできるので、ぜひ「はしご酒」を楽しんでみてはいかがでしょうか。


この記事のキュレーター

フリーのWEBライター。