2021年02月18日
この日(2月14日)の記念講演会は、誰でも参加できました。 会員の方でも普段では聞けないくらいの盛り沢山のお話でした。 事務局の福地さんの「講師紹介」で始まりました。 講師は、・「あさひかわサケの会」代表・「大雪と石狩の自然を守る会」代表などをされていて、 「野生のサケとはなにか」から、活動40年くらいのお話を1時間くらいに集約しての お話でした。 サケの不思議に向かい合った時間でした。
神楽公民館の2階、第一学習室で開催でした。
気になっていたサケの不思議に向かいたくて出かけましたよ。
撮影 ハマちゃん
撮影 ハマちゃん
撮影 ハマちゃん
初めての参加だったので、ほんの少し早めに受け付けをしました。
先日の比布町「栄園橋」での「人口産卵床モニタリング」でお世話になった方達が受付をしていましたよ。
撮影 ハマちゃん
60人くらい入る教室ですがコロナ対策のためソーシャルディスタンスをとり、40人くらいの席が用意されていましたが、時間には満席になりました。
マスク・手指消毒・換気をきっちりと実行し始まりました。
撮影 ハマちゃん
石狩川上流部の上川盆地は、昔数十万尾を超えるサケが遡上する北海道を代表する野生のサケの産卵場だった聞き驚きました。
サケには野生魚・放流魚・養殖魚・天然魚・自然産卵魚と、こんなに種類があるんですよ。
皆さん知っていましたか?
講師の寺島さんのお話は、初めて参加の私にも分かり易く、市民の皆さんとともに進めてきたお話は、「サケの不思議」にますます入り込んでしまいましたよ。
撮影 ハマちゃん
用水路などの改良によりサケが遡上してこれなくなったことは、何となく知っていましたが、産卵床などを探す調査やカムイチェプノミ準備をしながらの川ケ沿いのクリーンウォーク(ゴミ拾い)などの活動には感動しました。
沢山の川をもつ旭川での産卵床を探す作業は大変な作業と思いました。
『資料』は、優れモノでした。
気になる方は、お電話などでお問い合わせくださいね。
撮影 ハマちゃん
サケの産卵床には、川の中の湧水と、混ざっていることが必須の条件なんですよ。
アイヌ語の地名がそのことを知る手がかりとなっていたことにも、先人の知恵の素晴らしいことを知らされるひとつですね。
人口産卵床のひとつは、この橋の麓のどこかに春を待つサケの赤ちゃんがいますよ。
春が待ち遠しいですね。
1983年からの市民の手によるサケを呼び戻そう、「サケの回復運動」が開始された結果、2003年、正式な回帰が確認されました。サケが帰ってきましたよ。♪
1984年から、市民の手により途切れることなく続けてきた放流活動の結果によるものなんですよ。
素晴らしいですね。
サケは私たちにとってとても大事な食食べ物ですが、同時に川を通じて様々な生き物たちと結びつき、流域に多様で豊かな生態系をつくる重要な役割を果たしています。
また、「ほっちゃれを何らかの形で山にもどし、地球の物質循環にも一役かうことなども聞き、改めて何も無駄になる部分はないのだと思いましたよ。
※ほっちゃれ・・・川に戻り産卵を終えたサケやマスのこと。
撮影 ハマちゃん
資料の一つ
気になっていた「セイヨウオオマルハナバチ」のことが少しわかり、すっきりしましたよ。(笑)
すごい!このネットワーク!
講師の寺島先生のネットワークですよ。
大雪山連峰のお花などを守りたい方、気になる方は、ぜひお電話などでお問い合わせくださいね。
【あさひかわサケの会】
お問い合わせや入会希望の方は「あさひかわサケの会」へ
連絡先 寺島(☎0166-65-1940 E-Mail:tera2112@potato.ne.jp
福地(☎090-1303-9141)
撮影 ハマちゃん
撮影 ハマちゃん
撮影 ハマちゃん
忠和地区センターでは、入ってすぐの左側に水槽が置かれていて、どなたでも見ることができますよ。
気になる方は、一度ご覧になってみてはいかがですか?
かわいいですよ。(2月15日現在)
【忠和地区センター】
住所:旭川市忠和5条5丁目2
電話:0166-63-3854
開館:9:00~17:00
駐車場あり
画像提供:「あさひかわサケの会」会員Kさん
水温は、8℃で一定した水槽で飼育しているそうですよ。
まだ「稚魚」とは言えない様子です。(まだ自分でえさを取らないので後期の仔魚といいます。)
2月9日前後の姿ですよ。(あさひかわサケの会会員Kさん宅)
この記事のキュレーター
撮影 ハマちゃん