2021年02月19日
立春も過ぎて、旭川の厳しい寒さはあともう少し。冬は冷えと乾燥が気になりますが、これからは季節の変わり目で肌が敏感になりやすい時期です。普段のスキンケアに足もみをプラスして、体の内側から美肌を作りませんか。
冬は、暖房による乾燥。
春と秋は、季節の変わり目による肌トラブルと乾燥。
夏は、紫外線と冷房で乾燥。
こうして肌は一年中、乾燥と戦っています。
きちんとスキンケアをしていても、肌がかさつく、つっぱりを感じたり、かゆみが出たり。
食事や運動、睡眠などの生活習慣、年齢などにも肌の乾燥の原因があります。
洗顔のしすぎに注意し、強いクレンジング剤を使わなくても落ちるメイクを心がけましょう。
洗顔後は、自分の肌にあった基礎化粧品で保湿します。
バランスの取れた食事を心がけ、タンパク質、ビタミン、亜鉛を積極的に摂るようにしましょう。
睡眠不足はお肌の大敵です。質の良い睡眠で、肌のターンオーバーを促進しましょう。
肌の乾燥対策に期待できる反射区は、甲状腺と脳下垂体です。
甲状腺は鎖骨の上、喉仏の下にあり、蝶のような形をした内分泌器官で、新陳代謝の調節する甲状腺ホルモンを分泌しています。
「元気の源を作り出している臓器」と言われ、体温調節、基礎代謝の促進、こどもの成長や発育、自律神経の交換神経を活発にする働きがあります。
イラストAC
甲状腺ホルモンの最も重要な働きは、体温を維持すること。
甲状腺の機能が低下して、ホルモンが不足してくると、新陳代謝が低下して寒さに弱くなります。倦怠感や意欲の低下、無気力、食欲の減退、便秘、皮膚の乾燥、脱毛、むくみなどが起こります。
このような甲状腺機能低下症は、主に橋本病があり、機能が過剰になる「バセドウ病」とより患者数は多いと言われています。
PEONY若石足療
甲状腺の反射区は、第一趾と第二趾の間と拇指球の下側にあり、かぎ型になっています。
骨と骨の間のとても狭い隙間ですが、手指や足もみ棒を隙間に入れるように揉みます。
揉む方と反対の手で足の甲側をしっかり支え、挟むようにして力を加えます。
脳下垂体については、「頭痛改善」(https://asatan.com/articles/2365) でも書いていますが、内分泌腺の総司令部であり、ホルモンの供給基地である脳下垂体は、視床下部の下に下がっています。
大きさは大豆ほどですが、甲状腺や副甲状腺、副腎、生殖腺、リンパ腺などの内分泌器官に必要なホルモンを送り出し、その機能を正常に保つ働きかけを行っています。
様々なホルモンが下垂体から分泌されていますが、最も多く存在しているのが骨や筋肉の成長を促進する成長ホルモンです。
成長ホルモンは骨や筋肉の成長を促し、脂肪を分解したり、血液中のコレステロールを下げる働きがあります。
また、疲れや集中力の低下、気分の落ち込みといった精神面のコントロールにも関係しています。
PEONY若石足療
脳下垂体の反射区は、親指のちょうど真ん中で、触ると少し凹んでいるところになります。
一点押しで、少しだけ押し下げるように揉みます。
足は該当する反射区だけを揉むのではなく、足全体を揉んで全身の血行を促進することを推奨しています。
出来るだけ、足全体を揉むように心がけてください。
・食後一時間は避けてください。
・妊娠中・生理中・手術後・怪我をしているときは避けてください。
・肌を保護するため、クリームやオイルなどを使いましょう。
・足をもんだ後は、白湯または常温のお水を飲みましょう。
※効果・効能については個人差があります。
※毎日のセルフケアプラス、週に一度のプロによるチェックが最適です。
※ご質問、ご相談はお近くの若石プロのお店、または「国際若石メソッドスクール」へお問合せ下さい。
(https://www.jakuseki.com/salon-pro.html)
この記事のキュレーター
足は第二の心臓です!
誰でも簡単に生活に取り入れられる『若石健康法』について書いています。
旭川在住。趣味は旅行、読書、映画鑑賞。
・国際若石メソッドスクール認定マスターズスクール講師
・NPO地球足もみ健康法普及協会賛助会員
甲状腺