2021年03月12日

【自律神経をセルフケア】春の体調不良を足つぼで乗り越えよう

少しずつ暖かくなって、旭川も春らしい陽射しを感じるようになりました。 そんな季節の変わり目は、朝なかなか起きられなかったり、日中の眠気や、頭痛などの不調を感じることも。 元気で楽しく毎日を過ごせるよう、体調を整えるセルフケアを日常生活にとり入れてみませんか。


季節の変わり目に注意!

春は寒暖差や気圧の変動も大きく、たくさんのエネルギーが消費されるため、疲れを感じやすくなる季節です。
また、卒業や進学、就職や転勤などで、自分や家族の生活環境が大きく変わる季節でもあり、緊張や不安から自律神経のバランスが乱れることもあります。

自律神経のバランスが乱れると、気分がふさぎがちになったり、頭痛、肩こり、めまい、動悸、全身の倦怠感、不眠など、様々な症状があらわれます。
不調を感じたときは、意識して休息の時間を作り、心身の回復を心がけましょう。

自律神経をセルフケア

緊張や不安などでストレスを感じたときは、腹腔神経叢の反射区を揉みます。
腹腔神経叢は、消化器全体に分布している交換神経叢のひとつです。
神経叢というのは、様々な神経の神経線維が網目状に入り組んだ部分です。
腹腔神経叢はみぞおちの奥の神経が集まったところで、交感神経や様々な臓器を繋ぐ働きをしています。

みぞおち

写真AC

 

太陽神経叢

腹腔神経叢は、神経が太陽光のように広がっていることから、太陽神経叢と言われることもあります。
太陽神経叢は「第3チャクラ」「お腹の脳」「もう一つの脳」などと呼ばれ、自律神経や副交感神経との関わりもあります。
第3チャクラには、自分らしさや自信、自己実現、自己成長など、『自己主権』の意味合いがあります。
こころと感情のバランスをとることも大切ですね。

第3チャクラ

イラストAC

 

腹腔神経叢

腹腔神経叢の反射区の位置は、両足の裏の中央部。
胃、副腎、腎臓、心臓、脾臓、肝臓、胆のう の反射区と重複している、広い反射区です。
足裏中心の広い範囲にあるので、反射区だけでなく、足裏全体を揉みほぐすのがオススメです。
ボールや青竹踏みなどを使うと、簡単にほぐせます。

腹腔神経叢

PEONY若石足療

 

足を揉むときは指の腹や、指の関節などを使います。
力がない方や、より強く刺激したいという方は、足もみ棒などを使ってください。
足は該当する反射区だけを揉むのではなく、足全体を揉んで全身の血行を促進することを推奨しています。
出来るだけ、足全体を揉むように心がけてください。

足もみをする時の注意点

・食後一時間は避けてください。
・妊娠中・生理中・手術後・怪我をしているときは避けてください。
・肌を保護するため、クリームやオイルなどを使いましょう。
・足をもんだ後は、白湯または常温のお水を飲みましょう。

※効果・効能については個人差があります。
※毎日のセルフケアプラス、週に一度のプロによるチェックが最適です。
※ご質問、ご相談はお近くの若石プロのお店、または「国際若石メソッドスクール」へお問合せ下さい。
 (https://www.jakuseki.com/salon-pro.html)


この記事のキュレーター

足は第二の心臓です!
誰でも簡単に生活に取り入れられる『若石健康法』について書いています。
旭川在住。趣味は旅行、読書、映画鑑賞。

・国際若石メソッドスクール認定マスターズスクール講師
・NPO地球足もみ健康法普及協会賛助会員