春のお便り！カタクリと野の花の美しい場所4つ

神楽岡公園

上川神社のある神楽岡公園は、カタクリの咲いている場所があります。
プラタナス通りに面した林の中に、カタクリ・エゾエンゴサク・ニリンソウ・エンレイソウなどが群生しています。

散策路を歩いていると、道端に固まって咲いていますよ♪
愛らしいピンクのカタクリは、お日さまから目をそらすように下を向いて咲いています。
下からカメラを構えると、空が映って、ピンクとブルーのコントラストがきれいでした。

周囲を見渡すと、エゾエンゴサクとカタクリがいっぱい。
エゾエンゴサクは紫・ブルー・ピンク色と3カラーのお花もあります。
中にはグラデーションになっているお花もありました。

神楽岡公園ではエゾリスに会えることも！
上川神社の入り口、横、神楽岡公園のグランドの近く、そしてプラタナス通り沿いのキタコブシの木に…リスに会えるスポットがたくさんあります。
会えたらきっといいことがあるはず。

突哨山

旭川市と比布町にまたがる突哨山。 NPO法人「もりねっと」のホームページでは毎年カタクリの開花情報をブログで教えてくれます。 突哨山カタクリ速報ブログ　http://mori-net2.blogspot.com/
もりねっと　http://www.morinet-h.org/katakuri/ すでに今年も4月12日にカタクリの開花が確認されているようです。例年よりもずいぶん早いですね！ 福寿草・エゾエンゴサク・ナニワズなど、春ならではの花も続々と咲いているようですね。

雪がまだ残る中に、可憐なカタクリの姿がとてもかわいらしいです。

カタクリは初めは花びらが反り返って上向きに、花が終わりに近づくとこのように下向きになりなり垂れ下がります。あたたかくなったりお日さまに当たると、また上向きになることもあります。

そんなお花の様子も観察してみましょう。

突哨山からは美しい大雪山系の山々を見ることもできます。
信じられないほど高い位置に見える山に、息を呑む瞬間でした。

ここでしか見られない「ピップイチゲ」や珍しい白いカタクリなども。
見つけると、またまたいいことがあるかもしれません。

キトウシ森林公園

東川町にあるキトウシ森林公園。
おすすめは、キトウシ高原温泉ホテルへ向かう道を上ったところにあるゴーカートのコース。
一面にカタクリが咲いています。

美しい眺めに毎年多くの人が訪れます。

美しいカタクリの咲く風景は視線を移すたびに、違った美しさがあり、写真を撮るのも迷ってしまうほど。しゃがんだり、接近したり、下から空を入れ込んでみたりと写真を撮影するのが楽しいんです。

カタクリのほかに、エゾエンゴサク(左側のブルーのお花)や、勿忘草、フクジュソウなどのお花もいっぱい。また、野鳥もたくさんいるので、バードウォッチングやバードリーディングも楽しめます。

木の葉っぱが生い茂っていない春は、野鳥観察のチャンス♪
ぜひおでかけしてみては？

もう少し季節が進めば、東川町の街並を背景にした桜が見られます。
桜の低い枝で、桜の花を間近で見られるので、小さなお子さんもたくさんいました。(昨年)

もう少し季節が進んだら、忠別川の恵みを感じる緑東大橋へ！

カタクリや桜が終わった6月の中頃、緑東大橋から大正橋までの川沿いを散策したことがありました。

忠別川の自然を大切に守る団体の方々が、自然を残しながらも市民が散策しやすいように背の高い雑草をカットし維持してくれています。

川の街旭川ならではの、川の恵みをいっぱいに受けた周囲の自然の景色や植物が美しく、楽しい時間に。

カンボクの木の花は真っ白。すっと伸びるのはクレソン。
勿忘草。クサノオウ…

美しく可憐な花が完璧な形で咲いています。
思わず見とれてしまいました。

きれいな湧き水も流れていました。
サラサラとした音と、冷たくて透明な水が涼やかで美しかったです。
この散策路は北彩都まで続いていました。

もしも機会があれば、ぜひ旭川の川沿いの魅力も再発見してみませんか。

春は旭川と周辺の自然に触れよう

ちょっと都会で自然がいっぱいの旭川。
春は花が咲き誇る待ち遠しい季節ですね。
桜の前に咲く、カタクリやエゾエンゴサクに会いに、足を運んでみませんか。