実在した！地獄に通じると言われる山の穴へ行ってみた…

地獄に通じる穴とは…。

『地獄に通じる穴があるらしい…』そんな話を知人から聞き、興味を惹かれた私。
その話を聞いたのは去年なんですが、雪が降り積もっていたためなかなか行けず…。

ようやく雪が溶けてきたので、まずは少し調べてみることに。

そもそもその穴とはなんなのか。
実は、アイヌの伝説にまつわるものらしいんです。

「昔、二人のエカシ(長老)が山でとある穴を見つけそこに迷い込んでしまった。命からがら抜け出してきた二人だったが、もう一度穴へ行ってしまったエカシはそれ以後戻ることはなく、行かなかったエカシは長生きした」

と、いう話。
戻ってこなかったというあたり、きっとその穴は本当に地獄へ通じていたんでしょう…。

それにしても、北海道は本当にアイヌにまつわる伝説や言い伝えが多いですよね。
作り物の話もありますが、なんだかそうゆう話ってついつい興味深く聞いちゃいますよね(*´Д｀)

そしてその地獄の穴、なんと今でも存在するという情報をネットで見つけたので実際に行って見てきました！

いざ地獄の穴へ出発！

地獄の穴があるとされている山は、旭川と比布の間にある突哨山(とっしょうざん)という名前らしい。

旭川から比布町へ抜ける比布トンネルを出てすぐ右へ曲がった所にあります。

するとこのような道に出るので、ここを真っすぐ進みます。
まだここが地獄の入口への道だなんて信じられません…。
ごくごく普通の田舎道です。

すると、〇と〇尋の神隠しに出てきそうな雰囲気の、この辺りの風景とは合わない橋が突如現れます。
「この橋を渡ったら違う世界に行ってしまうんじゃないか…」そうビクビクしながらも渡ると…。

右手に怪しげなストーンサークルのようなものを発見。
もうすぐ地獄への入口だという合図とでもいうのだろうか…。

いよいよお目見えした突哨山。
岩肌が目立ち、岩石落下防止のネットが全体に覆われています。
本当に落下防止用なのか、はたまた好奇心で地獄の入口へと足を踏み入れない様にするための措置なのか…。

さらに進むと岩壁をよく見ることができます。
ん？？

よく見ると穴が確認できます。
遠くから見たので奥がどうなっているのかは分かりませんが、これが地獄への入口なんでしょうか…。

同じような穴が他にも。
どこに通じているのか、近くに行くしか分かる術はありませんが…。

至る所が立ち入り禁止となっているため近寄ることができず。
まるで侵入を拒んでいるかのよう…。

不思議と周辺にはたくさんの衣類が落ちています。
穴へ侵入した人々が命からがら逃げてきた証なんでしょうか…。

いずれにせよ、立ち入り禁止になっている以上、穴へ近づくことができないので真相はわからず。

それにしてもこの周辺、自然豊かで天気が良いとすごく気持ちいい！
男山自然公園も近く、比布町へドライブに行った際はぜひ立ち寄ってみてほしい場所♪

これからの連休、特に予定がなかったり伝説系の話が好きな人にもおすすめですよ！

※ルールは守って見に行きましょう！