2021年06月17日

夏こそ旨い!【辛い味噌ラーメン】 おすすめ3杯

夏こそラーメン!しかも辛いやつ!!そりゃ汗もかくけれど、心頭を滅却すれば火もまた涼しデス。激辛は無理だけど程々辛いのはスキというお方に合いそうな辛味噌ラーメンをラインアップしました。 ※写真や情報は取材当時の内容につき最新のものとは異なる場合がありますのでご了承ください※緊急事態宣言中の不要不急の外出はお控えください。


らー麺 火ぷり家

 

豊岡指折りの人気店。それでも店内は広々として快適だ。
味噌ラーメンが人気とのウワサあり。

 

メニューを見れば、ラーメンのうち半分が味噌。そりゃ味噌好きが集まるのも納得。

商品名:辛いみそらー麺(900円)

 

で、我が目当ての辛い味噌ラーメン。小辛・中辛・大辛・激辛(50円増)と選べる中から、中辛をチョイス。
柔らかそうなチャーシューに味玉と、ちょっとまったりしてそうな設え。

 

おつゆはぴりっとした口当たり、そしてコクのあるおつゆ。辛さよりも、まずベースとなるスープの旨さがしっかりとしているとお見受けする。だから辛みが引き立つんだよね。
やっぱ、ラーメンはこうでなくちゃ。

 

この辛さは、さらり喉越しの良い麺ともよく合っている。ズズッと啜っても、咽ないのは中辛だからかな。そういやこの店、辛さで言えばさらに上がある。機会があればそれも試してみよう。

それはそうと、チャーシューの美味しさも見逃せない。とろっとしたチャーシューにコクあるおつゆがからんで実に良い。
こういうところもポイント高し。一杯をより美味しく楽しませてくれるからだ。
ともあれ、喉元やお腹に爽快は刺激を残しつつ、完食。

お店情報

店名:らー麺 火ぷり家
住所:旭川市東光3条7丁目
電話番号:0166-32-6833
営業時間:11:00~14:45/17:00~20:30
定休日:木曜
駐車場:あり

らーめん耀

 

耀=「よう」と読む。
輝く、光る、などの意味のようだが、看板のロゴもしっかりデザインされていて、表玄関は威風堂々とした趣きがあって良い。

商品名:辛みそらーめん(800円)

 

ふわりとゴマの風味がお出迎え。
器の中では、油の照りが辛いですよ~とささやく。そして何やらひとクセありそうな趣きに俄然、食欲がそそられるのだった。

ほら、下の画像。スープと辛い油やらが混沌となった、そんな質感に筆者は心を揺さぶられる。

 

いざ、おつゆを味見。おおっ、香辛料の塩梅が絶妙だ。これはこれで極めて特徴的。
辛さにもいろいろな表現があると思うが、同店のは強いて言えば爽快な辛さ。これが味噌のコクと相まってこのおつゆ、あと引くウマさ。

 

見た目よりさらりとしたおつゆ。だから細めのシコシコ麺にもよく絡むのか、食べ応えも軽快で清々しい。つまりは総じて食べやすいので、さらりと完食。

ちなみに、辛さは1辛~3辛という具合に増すことができる(要:追加料金)。

お店情報

店名:らーめん耀(よう)
住所:旭川市流通団地1条1丁目
電話番号:0166-49-5006
営業時間:11:00~21:00
定休日:火曜
駐車場:あり

中華そば 富いち

 

この店は以前、筆者の記事で醤油ラーメン2種を取り上げたが、他にも、どうにも気になる限定メニューがいろいろあって、再びの登場となった。次はあれも食べよう、これも食べたいと、筆者的には「また行きたい店」の存在感高し。

商品名:辛味噌(900円)

 

辛味噌は限定でなく定番メニューにあるので安心。
それにしても、どことなく趣きある見映え。他とはひと味違うかもと、自ずと期待感が高まる。こうした手技もまた、この店の素晴らしいところなのだった

 

おつゆをひと口。
えっ?いままで食べてきた辛味噌とはちょっと違うぞ。この辛さ、唐辛子を使った和風でもなく花椒を効かせた四川風でもなく、強いて言えばアジアンテイスト。ちょっと薬膳のようでもあり、ともかく筆者には初めての味わいなのだった。
使ってるスパイスは多分あれだなと想像のつく、特段珍しいものではないが、何しろそれを使ったことに感服するばかり。

 

ああ、引き込まれるなあ。ひと口ごと、この香り高いおつゆに感心しながら、さらに食欲が増進していくような感覚も。これもスパイスの効果かな。
などと考えているうち、病みつきの旨さに、気づけば完食。

お店情報

店名:中華そば 富いち
住所:旭川市新富2条1丁目14-15
電話番号:0166-76-6114
営業時間:11:00~21:00
定休日:火曜
駐車場:あり

まとめ ~辛さの余韻とともに

自称「大の醤油党」の筆者も、辛味噌ラーメンは刺激的に美味しい特別なラーメンとしてリスペクト。普段は何気なく食べているが、この記事をきっかけに、ちょっと気にしながら食べてみたら面白いの何の。

店主が創る「辛い」という発想やカタチは千差万別だ。辛味噌は数々あれど、特におつゆは似て非なりということを体感した次第。
これから辛いものが美味しい季節でもあるし、ラーメン好きの皆様とは是非、この美味しい刺激的体験の楽しさを共有したいものです。

筆者的にちょっとマイブームな予感(笑)。


この記事のキュレーター

美味しいもの、旨い酒を味わう時間が何より大事。
不惑の呑兵衛を目指すべく、きき酒師の資格を取得。

・SSI認定FBO公認 きき酒師
・日本酒WEBメディア SAKE TIMES ライター