魅惑の洋食【メンチカツ】おすすめ３品

味の鈴乃屋

この店構えを見ただけでお腹が空いてくるってヒト多数（筆者推定値）。なのでゴハン時になるとお店は大賑わい。お昼などは出前の電話もひっきりなしだ。

バラエティ豊富なメニューが自慢の店だもの、期待を裏切ることなくメンチカツがメニューに並ぶ。

でーんと盛られたメンチカツ。その面積、皿の上で占有率高し（笑）
料理は箸で食べる、いかにもまちの食堂スタイル。だからか、メンチカツにはあらかじめ包丁でカットされているので、とても食べやすい。

といっても、その一切れがけっこう大きい。
そして、アツアツのハフハフ。こうした料理によくある外側サクサク中はもっちりを見事に体現してくれて筆者はウレシイ。弾力ある「メンチ感」も申し分なし。
家庭的なソースをたっぷりかければ、ゴハンも進む。むほっと咽そうになるのをこらえつつ、止むことのない食欲に満足する筆者なのだった。

そうそう、もうひとつ言わせて。

時々、定食の味噌汁をぞんざいに扱う店に出くわすが、とても残念だ。
その点、同店の味噌汁は実に申し分ない。具だくさんでとても好感が持てる。

店名：味の鈴乃屋
住所：旭川市春光2条9丁目
電話番号：0166-54-4321
営業時間：11:00〜21:00
定休日：不定休
駐車場：あり

洋食屋 くぅふく倉庫

橋が出来たりと周囲の環境が激変する中で、ふと思えば、もうけっこう長いよねと噂もされる人気の洋食屋さん。料理はボリュームたっぷりでお手頃。

カツソースかデミソースをお選び下さいとのことなので、筆者は後者をチョイス。
両方とも楽しみたいなぁ、という望みはわがままでしょうか（笑）

ごろんとしたメンチカツ。お皿の上で行儀よく鎮座していると思いきや・・・

ナイフを入れたら、とろりとあふれるチーズの香り。内に秘めた熱い思いが噴出したかのような、この旨そうな様はどうだ。
ああ、この画像を見返しただけで空腹を覚える（くぅふくだけに？）筆者である。

外側サクッと中はジューシー。
いや、違うな。ジューシーなメンチにとろりチーズが溶け込んでクリーミー。強いて言えばそんな表現もあり。
これが口の中に広がりつつ、鼻から抜けるデミグラスの香り。至福である。

そして、食後はデザートとコーヒーも。実にお手頃。

店名：洋食屋 くぅふく倉庫
住所：旭川市神楽２条８丁目
電話番号：0166-63-1017
営業時間：11：00～14：30/17：30～21：30
定休日：木曜
駐車場：あり

七福弁当 鈴木商店

お次は有名お惣菜店から。そこのアナタ、七福と聞いただけで「海苔メンチ」と思ったでしょ？あまりにお馴染みだもんね。
だけど、違うんだなぁ・・・（筆者自慢気に高笑い）。同店では、衣のついてない海苔メンチに対して、衣をまとったメンチカツも存在するのだ！

ということで買ってきましたよ。

やっぱり捨てがたい海苔メンチ。結局、買ってるし（笑）
向こうの細長いのが名付けてプレミアムメンチカツだ。２種類あるメンチ、注文を間違えないよう、海苔メンチとはまるで違う名前にしてるのでしょうか。

で、チンして盛り付けて頂いてみた。

メンチはしっとり柔らかな食べ応え。
さらっとした揚げ上がりもさすが七福。これならたくさん食べても胸焼けの心配がなさそう、って程に食べやすい。

七福ファンのあなた、たまにはいかが。オススメです。

店名：七福弁当 鈴木商店
住所：旭川市７条通７丁目七福ビル１F
電話番号：0166-22-3307
営業時間：8:00～19:00
定休日：日曜
駐車場：なし

蛇　足

今日はハンバーグ、生姜焼きもいいなと、何かお肉料理にしようと思っていたアナタ。頭の中は俄然、メンチカツになったことでしょう（笑）

最後に、おせっかいな入れ知恵をひとつ。
今回の記事を機に、なにげに調べてみたら、メンチの語源、いわゆるひき肉を意味して我々が使ってる「ミンチ」って単語はどうやら日本語（和製英語）みたい。
英語でひき肉はminced meat（英） ground meat（米）。文明開化の頃、外人が言った「ミンス」を「メンチ」と聞き間違えた、あるいは、いつのまにかメンチと訛ったらしい。

従って、メンチカツを英語で表現するなら、Menchi Cutlet じゃなく、Minced meat Cutlet あるいは Ground merat cutlet が正しい。

外国の方にフライドポテトと言っても通じない（正しくはFrench fries）ように、日本育ちの洋食はいろいろと難儀ですな（笑）

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