2021年10月29日

高倉健や佐藤浩市が主演した名作映画!旭川にもある映画のロケ地

景色が美しい北海道では、さまざまな映画の映画の撮影が行われています。今回は、映画のロケ地となったスポットを紹介します。


愛を積むひと

2015年に公開された佐藤浩市と樋口可南子が夫婦役を演じた映画「愛を積むひと」。

この映画にエキストラとして2日撮影に参加していました。ロケ場所は、東3条5丁目の上川総合振興局 旭川建設管理部事業室事業課の建物と旭川空港。旭川空港では、小林聡子役の北川景子さんの後ろを歩くシーンでしたが、北川景子さんの感想は美人でめちゃ顔が小さい!

photo:都良(TORA)

 

エキストラで参加しながらも、実はどうせ映っていないだろうと映画を観ていないのですが、神居6条8丁目にある「アラジン珈琲倶楽部」でも「愛を積むひと」のロケが行われました。

photo:都良(TORA)

 

レジの横に、この写真が飾られていたので店に人にお聞きしたら、警察に捕まった石塀作りを手伝う青年の徹(野村周平)の身柄を引き取り、諭す場面のシーンが、このお店の2階で撮影されたそうです。

佐藤浩市さんのファンの方は、お店に行って2階を見せてもらってはいかがでしょうか。

店名:アラジン珈琲倶楽部
住所:旭川市神居6条8丁目2-12
電話:0166-61-4542
営業時間:9:30~19:00
定休日:年末年始
駐車場:あり

駅 STATION

1981年公開の「駅STATION」は、主演が故高倉健さん、そして倍賞千恵子さん、いしだあけみさん、小林稔侍さん、田中邦衛さん、小林稔侍さん大滝秀治さんなど超豪華なキャスト。

photo:都良(TORA)

 

「駅STATION」のロケ地となったのが増毛町。増毛駅のすぐ近くにある「風待食堂」も映画に登場する建物で、映画の中で、逃亡犯の妹すず子(烏丸せつこ)が働いていた食堂の設定でした。

現在はそのまま増毛町観光案内所として利用されています。食堂の看板が付いてますが食事はできないのでご注意ください。

photo:都良(TORA)

 

日本最北の酒蔵として有名な「国稀酒造」の建物でもロケが行われました。先ほどご紹介した「風待食堂」もそうですが、まさに映画のロケセットのような佇まいですよね。このような歴史的な建物がたくさん残されている増毛町って、魅力ありますよね。

photo:都良(TORA)

 

ここは高倉健さんが演じる主人公三上英次、その雄冬の実家のシーンは、建物に入ってすぐにあるこの部屋で撮影されたそうです。

中には高倉健さんや倍賞千恵子さんの写真などがたくさん展示ていて、健さんのファンにはたまらないですよね。

名称:国稀酒造
所在地:増毛郡増毛町稲葉町1丁目17
電話:0164-53-1050
営業時間:9:00〜17:00
定休日:無休(年末年始を除く)
駐車場:あり

鉄道員(ぽっぽや)

「鉄道員(ぽっぽや)」は、第117回の直木賞を受賞した浅田次郎の短編小説を映画化した作品で、監督は「駅 STATION」や「あ・うん」などの作品で高倉健さんとタッグを組んだ降旗監督。

高倉健さんが演じる定年間際の孤独な鉄道員に訪れる小さな奇蹟が描かれています。

photo:都良(TORA)

 

映画の中で、、廃線が決まったローカル線の「幌舞駅」として使われた駅舎は、南富良野町に実在するJR根室本線の「幾寅駅」です。幾寅駅は無人駅で、駅舎の中には「鉄道員(ぽっぽや)」の写真などの資料が展示されています。

photo:都良(TORA)

 

「幌舞駅(幾寅駅」)」の周辺には、映画に使われた建物やロケセットが残されていて、映画のシーンの説明看板がかかられています。この写真は、駅に忘れた人形を取りにきた女の子(末広涼子さん)と乙松(高倉健さん)が出会うシーンで使われたトイレです。

名称:幾寅駅
所在地:南富良野町字幾寅

まとめ

今回は、「愛を積むひと」「駅STATION」「鉄道員(ぽっぽや)」のロケ地をご紹介しました。映画のシーンを思い出しながらロケ地巡りをしてみてはいかがでしょうか。


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フリーのWEBライター。