2022年05月16日

定食も丼も【ゴハンが進む】生姜焼き3選

日本人って生姜焼きが好きですよね。ゴハンを出す店には大概あるのが証拠。その数はハンバーグより多いんじゃないか、とか考えなら食べ歩いた筆者の生姜焼きレポートです。あなたの好みは定食?それとも丼? ※情報は取材当時のものであり内容が変更されている場合がありますのでご了承ください


さとう家

 

家族連れや仕事中のサラリーマンで賑わう東光の人気店。
メニューに食べ応えある定食がズラリと並ぶ中、生姜焼きも期待通りのラインナップ。

生姜焼き定食(850円)

 

大きめにカットされた肩ロースが皿を覆う圧巻の盛り付け。
あるいは、店主の律義さを伺わせる肉のレイアウト。この場合はやはり左側のから食べるよね。

 

甘辛なタレが肉の旨味を引き立て、まさに後を引く美味しさだ。
脂がいい感じで入り混じった肉は食感も痛快に、食べる毎に食欲が高まるのが分かる。
こういうのを、肉を食すシアワセ、と言うのだろうか。

 

ついでに紹介しておくと、定食を頼むたび、いつも感心するのがこの付け合わせ。
納豆と半分のコロッケ。
いかにも家庭的な副菜が、ゴハン食べてます感をいっそうふくよかにしてくれるのだった。

お店情報

店名:さとう家
住所:旭川市東光12条1丁目
電話番号:0166-37-8737
営業時間:11:00~21:00
定休日:月曜
駐車場:あり

味彩かたかた

 

地域では、刺身や天ぷらも揃う和食どころとして長年に渡り親しまれている店。旧店名は味彩小城。
店舗横には広々とした駐車場が隣接し、そちらからの専用の玄関があって便利。

生姜焼御膳(1,100円)

 

さすが和食の店として売るだけあって、メニューも「定食」じゃなく「御膳」だ。
御膳というからには四角い塗り物の器で出てくるのかなと思いきや、盛り付けにはレモンがあったりする洋食チックで、その点、とてもカジュアルである。

 

意表を突いたのはピーマン。生姜焼きには玉ねぎかな、というのが筆者の思い込みであるが、こうして見るとバーベキュー的ムードもあり、悪くないかも。

 

生姜と醤油が香るちょっと和風っぽいタレが肉によく馴染んでいる。
肉はぷるぷると柔らかく、がぼっと頬張っても口の中に納まりが良い(食べやすいって言えばいいのに)。
また白米との相性もよく、ゴハンとしての完成度は申し分ない。

 

うん、ピーマンも悪くないかも。少量だが、さすがピーマン。
ほろ苦さが口直しというか箸休め的に存在感あり。
ピーマンが好きでよかった。

お店情報

店名:味彩かたかた
住所:旭川市大町2条4丁目
電話番号:0166-51-3300
営業時間:11:00~14:30 / 17:00~22:00
定休日:火曜
駐車場:あり

伝説のすた丼屋

ところはイオン旭川駅前フードコート。
館内は撮影禁止なので店舗画像が割愛させて頂く。

生姜丼(858円)

 

「秘伝の生姜醤油ダレ、食欲そそる一杯」の文字に惹かれ注文。

前掲2店は定食スタイルであったが、次は丼スタイルの登場だ。
生姜焼きが好きな方は、どっちがお好みだろうか。

・・・あれ? メニューの写真には卵がのっていたはずなのに、ない。

 

なるほど。卵がほしいなら自分でやりなさいということか。
でも、写真どおり卵はスタッフがのせてくれたら有難い。
筆者、卵を割るのがヘタなので(笑)

 

とかなんとか言いながら、手をかけて黄身のみ頂いた(全卵だと肉やゴハンが水っぽくなるのが苦手)。
卵を割るのは苦手と言いながら、食べるためにはマメな筆者である(笑)

 

おかげさまで、黄身のからむこってりとした生姜焼きを堪能。
食べ良く切った肉は柔らかく頬張りやすい。丼だもの、ちまちま食べるより、がばっと行きたいもんね。

「秘伝の生姜醤油ダレ」は塩味がストレートに感じられ、どちらかといえばちょっとしょっぱめ。であるがその分、丼にたっぷりと詰められたメシがぐんぐん進む。
キャッチコピーに偽りなし。

お店情報

店名:伝説のすた丼屋 イオンモール旭川駅前店
住所:旭川市宮下通7丁目イオンモール旭川駅前1Fフードコート内
電話番号:0166-76-4990
営業時間:9:00~20:30
定休日:不定休
駐車場:あり

満腹後記

いかがでしたか。
作り手の発想でカタチや味わいも様々。それが生姜焼きです。

皆さんもきっと、自分のお気に入りがあるかと思います。そんな方こそ、たまには足をのばしていつもと違う店で、いつものと違う味を楽しんでみてはいかがでしょう。
新しいお気に入りが見つかるかもしれません。


この記事のキュレーター

美味しいもの、旨い酒を味わう時間が何より大事。
不惑の呑兵衛を目指すべく、きき酒師の資格を取得。

・SSI認定FBO公認 きき酒師
・日本酒WEBメディア SAKE TIMES ライター