2022年07月03日
カレーの香りに誘われて、気の向くままに食べ歩くまちなかカレー探索。まさかここまで続くとは自身も驚き(笑)。さて第7回も、近頃出会った個性的な美味しさをご紹介。 ※情報は取材当時のものであり、料理の内容や価格は現在変更されている場合がありますのでご了承ください
さんろくの顔として有名な老舗。
そば屋なのにラーメンがあり、これがまた旨いと評判だ。ならばカレーもと期待をしても、残念ながら同店はカレーを出していないのだった。
さすがに、食堂じゃないっすからね。
しかし・・・
おおっ、何たる魅力的な告知。
「昔ながら」「そばやの」というキーワード。もう死にそうにウレシイ。
カラーライスが「ライスカレー」だったら死んでたかも(笑)
あらま。葉っぱのような洒落た皿。これが老舗のこだわりか。
のっけから面白い展開になったものだ。
セットのそばは小サイズ。冷たいのと温かいのが選択できる。
ちょっと考えて、カレーの口直し的に良いかと、筆者は冷たいそばをオーダー。
豚こま、イモ、ニンジンがころころと入った、カレーとしては極めてオーソドックス。
ジャガイモが入っているあたり、家庭的なカレーともいえる。
が、家庭のそれとは大きく違う。
口当たりはさらさらとしていて、かえしの効いた深い味わいは、さすがそば屋のカレー。期待通りの美味しさに大満足な筆者。
そして、なめらかな喉越し。これはいくらでも飲めますな(笑)
さらには新発見も。
セットの冷たいそばには蕎麦湯が供される。食後、カレーの余韻残るところに蕎麦湯って悪くない。
なかなか合いますな。
店名:はま長本店
住所:旭川市3条通6丁目
電話:0166-22-2731
営業時間:11:00~翌1:30
定休日:日曜
駐車場:なし
※お次は「期間限定」商品です。ご利用の際はご確認が必要です。
牛丼屋にしてカレーも自慢の店。いつも安定の美味しさで筆者もちょくちょく頂いている。
同店はこのシリーズで以前にも取り上げたが、旬な情報があるなら、何度でも紹介したいところ。
いかにも夏なメニュー、インパクトありますねえ。
このポスターに惹かれて、つい入店しちゃうお方も多いのでは(筆者もその一人)。
相手がカレーでも、必ず味噌汁をつける律義な松屋さん。
でも、同店の味噌汁は普段からとても美味しくて、先に言っちゃうけど、カレーとも意外に合う。
で、主役のカレーだが、ポスターにあるとおり海鮮ごろごろ。
スプーンひとすくいでご覧のとおり。
海鮮のほか夏野菜なんかも入っていて、夏カレーのお手本のよう。
カレーに、ルウカレー・スープカレーの2タイプがあるとするなら、これはスープタイプ。
ちなみに、ライス適量をスプーンに取り、それをスープにくぐらせて、というのが筆者のスープカレーの食べ方。
ライスを食べスープをすするも良し、もちろんスープをライスにかけたってかまわないし、そこはどうぞご自由に。
食べてみれば、カレーソースはハーブの香りがほんのりとしていて、なかなかに味わい深い。
辛いの?あまいの?という件については、スパイスが程よく効いているが特に辛い!ということはない。
多くの人の口に合わせた食べ応えとなっているようで、筆者も美味しく頂いた。
調和のとれた味わいといい、粒のそろった具材といい、さすがは大手、松屋さんの仕事は卒がないですね。
店名:松屋 買物公園通店
住所:旭川市2条通8丁目 平和ビル1F
電話:0166-21-3310
営業時間:8:00~23:00
定休日:不定
駐車場:なし
ざんぎ!なイメージだけじゃない。意外に、カレーも「売り」な小樽なると屋さん。
かつ、カレーのバリエーションは実に多彩なのである。が、まずは大人気らしいメニューをいただいてみましょうか。
ざんぎカレー(660円)
やはり推しは「ざんぎ」と来ましたか。
でも、筆者的にはカレーにざんぎ、あるいは、ざんぎにカレーって初めてである。
カレー風味のざんぎ、というのは食べたことがあるが、これとは訳が違う。
まずはカレーを。
おや、マイルドな口当たりと感じるも束の間、思いのほかスパイシー。
コク深い旨味があとを引く本格カレーとお見受けする。
こういうカレーはいいよね、食べ飽きしない。
ざんぎは6切れ。完成品3個相当だ。
コレ、半分に切ってくれて正解。フォークやスプーンで食事する場合、1個丸ごとならキツイよね(笑)。
それにしても、もともと同店のざんぎは小さくはないから、けっこうな食べ応えとなる。
なるほどね。だからざんぎに合うんだな、このカレー。
なると屋さんのざんぎは、むちっとしたモモに味つけやや濃い目。たとえ辛くても味わい淡麗なカレーだと、果たして相性が良いかどうか。
そこらへん、なかなかに工夫が効いていると感心。
ちなみに、メニューにカレーは12アイテム。
ほかに鶏カツ、鶏メンチカツ、ハンバーグ、エビフライ、カキフライなど、トッピング系が多数。
普通の(トッピングがない)やつがいいというお方は、チキンカレーを。
ポークカレーやトンカツはない。そこはさすが鶏の店。
店名:小樽なると屋 旭川8条通店
住所:旭川市8条通8丁目
電話番号:0166-76-1301
営業時間:11:00~21:00
定休日:不定休
駐車場:あり
夏だからというのもあってか、カレーに食欲を感じる筆者であります。
たまにはカレーでもと思ったアナタ、気になるものがあったでしょうか。
中心市街地(まちなか)にお出かけの際、今回の情報がお役に立てたら幸いです。
この記事のキュレーター
カレーライス&そばセット(880円)